見出し画像

指先が器用だとやる気がでる!

こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、巧緻性について書きます。

小学受験はで、
手先の器用さを問われる巧緻性(こうちせい)のテストがあります。

なぜこのようなテストが行われるのでしょうか?

❤︎巧緻性とは

"巧緻"とは、
精巧で緻密なことです。

そして"巧緻性"とは、
一般的に指先の器用さのことです。

❤︎指先は、第2の脳

人がほかの高等哺乳類と決定的に違うのは、
10本の指を自在に操ることができるということです。

指先にはたくさんの神経が集まり、
脳に直結しています。

そのため、
指先は,、
"脳のアンテナ"
"第2の脳"
と呼ばれます。

その指先の働きをよくすれば、
脳を活性化させることができます。

そのために、
指先へのさまざまな刺激を与えること、
巧緻性を鍛えていくことが重要です。

❤︎巧緻性が高いことの効果

巧緻性の成績が上位だった子どもは、
漢字練習
計算練習
リコーダー
習字
裁縫
工作
この6つの学習について好きの程度が高い傾向にあると言われます。

これは、
手指の巧緻性が、
手指を使う学習・
繰り返しを要する学習への好き・
嫌いに影響し、
種々の学習への取り組み方と関連しているといくことです。

❤︎繰り返しが好き、基本的学力を身につく

手先が器用な子ほど
裁縫や工作を好むのは自然といえますが、

それに加えて、
漢字練習や計算練習の繰り返しの学習に対しても
苦にならない傾向にあります。

したがって、
漢字力、計算力といった基礎的な学力を
身につけやすいということになります。

❤︎集中力が育つ

また、
工作をはじめとした巧緻性を養う学習は、
子どもに集中力を養います。

指先で部品をつまんだり、
紙を丁寧に折ったり。

このような動作には、
目の前の対象物を見極め、
自分の指先に意識をやることが要求されます。

これらを繰り返すうちに集中力が育つことになります。

❤︎脳によい指先の運動とは

両手を同時に使う
指をすばやく動かす
ふだん使わない指を動かす
イメージ通りに指を動かす
このような運動です。

❤︎巧緻性を育てるには

小さき子どもには、
日常生活の動きの中で指先を鍛えましょう。
箸やスプーンをもったり、
ボタンをかけてり、ジッパーの上げ下げ、ペットボトルのフタを閉めたり……
また、お手伝いもしてもらいましょう。

また、
あやとり
折り紙
書道
ピアノ
そろばん
字を丁寧に書く….

❤︎灘校では、折り紙の授業がある

灘校では、
数学の図形の問題を、
作図をせずに、
折り紙で解くという授業があります。
当然、
指先の巧緻性も必要になりますね。

❤︎まとめ。指先が器用だとやる気がでる!

指先は"第2の脳"
指先が器用になると、
自分でいろいろなものが作れるようりなります。
そして、
自分で作ったものが一つできたら、
もっと作りたい気持ちになります。

どんどん自分の指先で作っていきます。

この、指先の巧緻性を鍛えることが、
やる気、集中力、忍耐力をアップさせます。

私の塾では、
そろばんを指導しています。
そろばんのお稽古をしている子どもの指の動き、集中力をすごいですよ。

何よりも、
自分の指を使って作れる、できることが
子どもにとって楽しいのだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?