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"遊ぶ子"と"忙しい子"の心の育ちに大きな差

こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
 
今回は、遊ぶ子どもと忙しい子どもについて書きます。
 
❤︎遊びの必要性
 
遊びの衝動は、
人間が生まれつき持っている本能の衝動です。
 
そして、
この"遊びの必要性"を人は直感的に知っているようです。
 
例えば、
遊びは、ストレスを和らげますね。
 
❤︎"積み木"のあなどれない効果
 
ただ"積み木"で遊んでいるだけでも、
幼児の言語の発達が向上するという研究結果があります。
 
❤︎遊びが感情を整える
 
遊びという単純な行動が、
感情を整えるときに役立つようです。
 
❤︎遊んでいる子どもは、ただ遊んでいるのではない
 
遊びという行為自体に、
認知能力と非認知能力の両方にとって、
数えきれないほどの利点があります。
 
❤︎遊びは、子どもの"仕事"
 
遊びは子どもの"仕事"です。
遊びは認知のスキルを育て、
言語能力と問題解決能力、
計画づくりや予測、
結果の予期、
予想外の出来事への順応……
 
高度な実行機能を高めます。
 
❤︎"遊び"で、物事をポジティブに考え、脳を整える
 
遊びは脳の統合を促します。
子どもの人付き合いのスキル、
人間関係のスキル、
言葉を操るスキルまでが、
遊んでいる間に向上します。
 
遊び場の駆け引きをうまくやり、
ゲームやグループのルールを決めなくてはならないからです。
 
子どもたちはどうしたら遊びに入れるかを探り出し、
思いどおりにいかないときには、
ほかの子たちと交渉しなくてはなりません。
 
公平さや、
順番を守ること、
柔軟になること、
道徳的にふるまうことを学びまふ。
 
仲間外れにされている子にどう対応するか決めるときには、
共感に関わる難しい問題に向き合います。
 
遊びはこういう社会的な利点だけでなく、
心理面、感情面での効果も発揮して、
脳のバランスを整えます。
 
❤︎遊んでいる時に自己肯定感を
 
子どもは遊んでいるとき、
落胆に向き合ったり、
注意力を保ったり、
世界の意味を理解したりという、
"自己肯定感"につながるさまざまな資質を伸ばすための練習をしています。
 
感情を整えてキレない力と立ち直る力をつけ、
思いどおりにいかないときのいら立ちに耐える能力を伸ばしています。
 
❤︎子ども"忙し度"判断基準
 
❶ストレスがたまっている?
 
しょっちゅう疲れていたり、
不機嫌だったり、
追い詰められている、
不安を感じているようなそぶりを見せたり…
バランスが悪い徴候を示している?
 
❷忙しすぎて、遊んだり創造的になったりする自由な時間がなくなっている?
 
❸十分な睡眠を取れていない?
 
あまりたくさんの活動に関わっていると、
寝る時間に宿題などやるべきことしないでいけなくなる。
 
❹スケジュールはいっぱいすぎて、友だちや兄弟と気ままに過ごす時間がなくなっている?
 
❺忙しくて決まった時間に家族一緒に夕食がとれていない?
 
毎食必ず一緒に食べる必要はありませんが、
ほとんどない場合は心配です。
 
❻子どもにしょっちゅう「急いで!」と親が言っている?
 
❼親自身が忙しくてストレスがたまっているので、子どもとのやりとりの大半がイライラしたりキレたりしている?
 
❤︎「はい」があるなら、危険
 
これら7つの質問に「はい」があるなら、
子どものスケジュールが詰まりすぎかどうか、
真剣に考える必要があります。
 
「はい」がないなら、
お子さんは、
活動的ですこやかに成長し、楽しく過ごしています。
そして、
"自己肯定感"を高める方法を、見つけているということですね。
 
❤︎まとめ。"遊ぶ子"と"忙しい子"の自己肯定感の大きな差
 
子どものスケジュール詰め込み過ぎると、
忙しくて、
心が育ちません。
 
子どもは遊びながら、
ゆっくりと、
心を育てていきます。
そして、
自己肯定感も育てていきます。
 
子どもの”遊び”を大切にしてあげれば、
子ども自身が”忙しさ”を見つけてくるんだと思います。

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