ゆるぎ岩&ゆるぎ観音(杉松山観音堂)
安芸郡熊野町にお住まいの方であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
その名も「ゆるぎ岩」&「ゆるぎ観音」♪
私も安芸郡熊野町で生活を始めてから、何度か耳にしてはいたものの、なかなか足を運ぶ機会に恵まれませんでした。
ところが、最近になって、夫が「ゆるぎ岩に行ってみる~?」な~んて言ってくれちゃったものだから、とある日曜日にやっと(10年という歳月を経て)訪れることができました~♪
緑がいっぱいあって、とても綺麗な場所なので、ハイキングにはもってこい!
なななんと、名水も湧き出ているんです♪
機会があったら、是非足をはこんでみてください。
ゆるぎ岩&ゆるぎ観音(杉松山観音堂)の場所
ゆるぎ岩とゆるぎ観音の場所ですが、住所は詳細には分かりません。
ゆるぎ岩&ゆるぎ観音は、熊野町の北西にあり、「筆の里工房」近所の細い道から入っていくのですが……
詳細は、熊野町役場のサイトから確認することができます。
↓↓Googleマップ
ゆるぎ岩
ゆるぎ岩は、長さ1.5m×高さ2.1mの大きな岩が、絶妙なバランスを保って重なりあって立っている岩です♪
↓ゆるぎ岩は、こんな感じ
ゆるぎ岩のいい伝え
いい伝えでは、「善人が押すと動く」と言われています。
うちの息子(小3)がトライしたものの、びくともせず……。
いやいや、万が一押して岩が動いて落っこちてしまったほうが、なんか……大事になって、悪人なんじゃない?……と思った私も、やはりびくともせず……。
結局、我が家は、全員、善人とは認められませんでした。
ゆるぎ観音(杉松山観音堂)
ゆるぎ観音は、ゆるぎ岩から10mくらい上がったところにあります。
地元、熊野町の人は皆「ゆるぎ観音」と呼んでいますが、本来の名前は「杉松山観音堂」といいます。
ゆるぎ観音は、正徳5年(1715)の「安芸郡神社仏閣古城控」に記載があるので、300年以上前から信仰の対象となっていたということがわかっています。
ちなみに、現在の観音堂は昭和36年(1961)に再建されたもの。
(以前のご本尊は、昭和28年の台風により流出してしまったそうです。)
ゆるぎ観音はこんな感じ↓
ゆるぎ観音(杉松山観音堂)のいい伝え
むか~しむかし、
水木嘉右衛門(みずきかえもん)という人がいました。
彼は、長~い間、目の病に苦しんでいたのですが、慶応元年(1865)に「ゆるぎ観音」の傍で湧き出ている「霊泉」で3日3晩、目を洗い、祈願したところ……
全快した!!
……と言われています。
そして、その噂が広がって、慶応2年4月に、観音堂が建てられ村人から信仰を集めたそうです。
いい伝えに出てきた名水
水木嘉右衛門(みずきかえもん)が目を洗ったとされる「霊泉」。
実は、今も湧き出ており、「ゆるぎ観音名水」として親しまれているんです♪
旧「厚生省おいしい水の要件」に合致する
「まれにみる軟水の名水」として認定されているそうです。
お茶やコーヒー、料理などに最適!!
……と記載されているので、機会があったら是非使ってみてください。
ちなみに、ここのお水のファンの方も多いようで、私が訪れたときにも何人か大きなボトルにお水を汲んで帰っておられました。
私は、汲むものがなかったので、その日、お水を汲んで帰ることができず……
また機会を作って汲みに行きたいと思っています♪
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