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#2 acceをマンツーマンサロンにしようと思っている理由
こんにちは。
acceのエトウリクシです。
acceで求人を始めていますのでこのブログもその一環として僕の考えてる事なんかを書いていこうかなと思って始めてみました。
求人詳細はホームページに書いてますので是非ご覧頂けばと思います。
今回はacceがマンツーマン美容室にした理由を書いていきます。
大きくは3つ
1.一人の美容師さんに最初から最後までやって貰いたいお客様が多い
2.一人一人が美容師として自立できた方が良い
3.細かい個人のこだわりが仕上がりに宿る
というところが大きいかなと思ってマンツーマンという仕組みをacceでは採用しました。
1.一人の美容師さんに最初から最後までやって貰いたいお客様が多い
僕は元々都心である程度規模がありいわゆる第一線で名前の売れているヘアサロンで独立するまで働いていました。
その間はアシスタントの期間はスタイリストのサポートをし、スタイリストになればアシスタントを使いながら一緒に成長するという良くある美容室のシステムです。
それが悪いとは思わないのですが、僕の能力が足りないというか、僕の場合は同じ時間に沢山お客様が居るという状況に対応できるキャパが少なかったんです。
acceをオープンする時は人を雇用できる状態では無かったのでプライベートサロンとして1人でオープンして自然とマンツーマンの状態になったのですが僕はこっちの方が合っている事がやってみて分かって来ました。
シャンプーから仕上げまで1人で出来るというのが僕にとっては凄くやりやすかったんです。
すると不思議とお客様からも「全部やってくれるから安心。」とか「マンツーマンだから落ち着けて良かった。」というお声を頂けるようになったのです。
これまではマンツーマンでは無かったのでお客様のそんな思いに気が付けて無かったのですが、マンツーマンで最初から最後までやって貰いたいという方は一定数いらっしゃるという事が分かりました。
シェアサロンやらフリーランスの美容師が増えている背景を考えればマンツーマンのニーズの高まりはあるように感じます。
2.一人一人が美容師として自立できた方が良い
経営としては売上が上がっていく人気美容師が居てその人にアシスタントを付けてどんどん売り上げを上げてもらうのが理想的。
そうやって売り上げを伸ばして行くスタイルの美容室がこれまでは多かったと思います。
でもそうなってくると一定の売り上げを超えた先はアシスタントありきの売り上げになってしまう。
そうするとスタイリストの売り上げを伸ばす為に働く事が中心になってしまう。
もちろんそれはアシスタントの仕事のひとつなのでそれを否定するつもりはありません。
しかしあくまで良いスタイリストになる事がアシスタントの一番の仕事でスタイリストのサポートはその一貫だと思うのです。
なので僕としてはマンツーマンでしっかり自分の腕を伸ばした個人がそれ相応の価値をしっかり上げて売り上げを伸ばしていく。
その方がお互いに依存せず1人の自立したスタイリストとして成長していけるかなと。
自立したスタイリストになっていければ、ライフスタイルの変化が起きたりしても、自分とお店の判断で仕事と生活のバランスも取りやすくなります。
acceは長く働きやすい会社を目指していますし、例え何かがあってacceを離れなければならなくなってもしっかり自立した美容師ならばをどこでも活躍できる。
そういう美容師を育てたいのでマンツーマンのシステムにする事にしました。
3.細かい個人のこだわりが仕上がりに宿る
美容師の仕事は何だかんだ言ってもその人のこだわりにお客様が着いて来てくれる物だと思います。
ちょっとしたデザインの個性だったり、会話の空気感だったり、サービスの質だったり、全てのちょっとしたこだわりが「髪も良い感じだし心地良い時間だった。」に繋がるんじゃないかなと思っています。
シンプルにそれが1番伝わるシステムがマンツーマンじゃないかなと思います。
自分が一番良いと思う仕事がお客様にストレートに伝わるのでそれが良かったか悪かったかも結果として分かりやすいですしね。
もちろんマンツーマンだからこそ責任も全て自分だけに来る訳です。
それは大変でもありますが、自分の技術やデザインや接客すべて責任があるからこそ自分で考えて改善する機会が多くなります。
成長という意味でもマンツーマンのシステムは大きく意味があるんじゃないかなと思います。
最後に
今回はマンツーマンの仕組みにする理由みたいなのを書いてみました。
何となくacceの方向性として考えている事が伝わってたら幸いです。
今回はメリットがほとんどでしたが、デメリットももちろんあると思います。
そこをどう上手く解決していけるかは会社の方針だったりするので僕の仕事ですので頑張りますw