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「下手を受け入れる」バイク免許取得記#3


MT普通二輪(免有)第一段階教習5限目
コケまくった前回の4限目と同じ先生でスタート。
そんな今回はエンストを連発。
一発目の発進でエンストすると、そこから何度エンストしたかわからないくらいにエンストを重ねました。ちなみに先生からは「エンストしてる場合じゃないですよ」と軽くたしなめられましたが、こっちもやりたくてやってるわけではないので戸惑うばかり。

あまりにエンストが多すぎて、急制動も規定のスピードよりも遅めの速度で練習することに。2回やって2回ともうまく止まれましたが、2回目は「急ブレーキ過ぎます」と言われてしまいました。急制動って急ブレーキじゃないのかと思いつつ、後日調べると、急制動と急ブレーキは別物のようですね。次回は急ブレーキせずに、「急制動」しようと思います。

前回、8の字の右カーブで転倒し続けたことがトラウマになっているようで、大外の周回コースを回るのに若干の怖さを感じたのも嫌な感じです。

改めて自宅で振り返ったときに、アクセル開度とクラッチのつなぎ具合が噛み合っていなかったと自己分析しました。まあ、自己分析したからといってなにかができるわけではないのですが。

MT普通二輪(免有)第一段階教習6限目
コケまくった4限目とエンスト連発の5限目を終えて、実はちょっと教習がこわくなりかけたのですが、Facebookに同時投稿していた「発進でテンパる」バイク免許取得記#1に付けられたMくんのコメントを読んで、バイク教習との向き合い方を変えることにしました。

ちなみにMくんの発言を勝手に引用すると以下の通り。

「17年くらい前に中型自動二輪の免許とりましたが、難しいというかバイクの運転で出来ることがどんどん増えてきて楽しかった思い出しかないですねー。
大人になると、なんでも難しく考えすぎなのかもしれないですね!」

ものすごく前向きな考え方だなと感心しつつ、では今の自分がその境地に立つにはどうすればいいのかを考えてみました。

まず今までの考え。それまでは「うまくやらないといけない」という思いが強かったのだろうと思います。先生が先に行っちゃう中「早く追いつかないといけない」という思いがアクセルとクラッチの連動を狂わせる。

でも先生もこちらが初心者で運転が下手なことはわかっているはず。

だからここで発想を転換させました。

まず、自分が下手であることを受け入れることにしました。そうすることで「うまくやらなくても良い」と開き直れることになります。下手だから免許を取りに来ているわけですから当然なんですが、この発想の転換は自分の中で大事でした。

下手を受け入れると、色々と楽になります。
下手なので、回転数を合わせるのも時間がかかるし、クラッチをつなげてから動き出すまでにも時間がかかる。でも、エンストせずに動き出すことができます。

とにかく、始動時に焦らずにゆっくり行くことにしました。適正な回転数に合わせ、バイクが動き出すまで半クラキープに徹しました。

その結果、一発目の始動でエンストせずに発進できました。これで楽になったのは間違いないです。その後周回コースを走る中で、苦手意識のある右カーブをクリアしつつ、スラロームを練習。パイロンの横でアクセルを開けるよう言われますが、そんなのできないので、とにかくこけずにクリアすることに集中しました。

さらにクランクとS字をやりましたが、こちらもほぼノーミスでクリア。

「アクセルと半クラでいきます」と言われますが、どう使い分けるのかを教えてもらえないので、自分で色々試しながら練習を繰り返しました。

その結果、この教習ではエンストせずに終わることに成功しました。ミスらしいミスがほとんどなかったので楽しい教習でした。教習後の総評も左足が少し開いてると言われるくらいで終了するほど。

下手を受け入れることで、「できることが増えることの楽しみ」というものを初めて感じられる教習になりました。いやー、思い出しても楽しかったな。このまますんなり終わらせたいところですがどうなりますかね。

ちなみに1段階はあと3コマ。次回は急制動と一本橋、坂道発進ですかね。
その次がオートマ車の運転で、1段階の最後は検定の1号コースを使った見極めという流れになるはずです。

ニーグリップができていないのと上半身の力みが激しいので、これを改善させることを意識したいと思います。あとはアクセルの開け方もですね。色々と動画で調べられて、便利な世の中になりました。

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etotakashi
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