第4期Σリーグ 第1節B卓1回戦 自戦記
はじめに
先日開幕した第4期Σリーグ。ゆうれいいかさんがリーダーを務めるチーム「十本十色」所属となりました、花道と申します。
自身のデビュー戦となった開幕戦の振り返りをしていきたいと思います。
東1局
役×2トイツでマンズのホンイツが見える好配牌。南をポンしてホンイツへ向かいます。
トイトイまで見える1シャンテンになるも、上下の仕掛けが入った局面。
下家はホンイツかトイトイか…?いずれにせよ役牌が危険に見えていました。
上家は2度受けとはいえ、2枚目の8pを両面チー発進していたことが判明。打点に関しては赤ドラが見えておらず、安くて5800、大体12000が出てくるイメージでした。待ちに関しては、チー出しが3sですが対面から切られた45sに声がかかっておらず、現状テンパイしているとすれば別色の愚形待ちor東が待ちになっていることが多そう??ノーテンなことも多いと思ってました。
東1局1本場
下家のリーチを受けて自身2000点の愚形テンパイ。
35sが打ちやすくピンズチーでもテンパイ復活が容易ということで迂回も有力ですが、、、
・4sが打たれることもそこそこありそう(リーチにはほぼ安牌。タンヤオぽい自分にも7sが通っている)
・通っていない牌も多い(マンズ上3本、ピンズ258p以外の4本が濃厚無筋。さらにマンズ下2本の両面、マンズ上やペン3p等の愚形もある)
ということで7p切りを選択しました。
結果は上家から4sが切られて2000の出アガリとなりました。
東2局
3巡目にして1シャンテン。
現状リーチのみなので、ドラくっつきを残しながら1シャンテンをキープする4p切りとしました。実戦中は2p西ツモはもちろん58mでも即リーチのつもりでしたが、ツモ58m(特に5m)は、ドラくっつき、ホンイツ、イッツーなどの高打点を目指して2p切りも有力かも…??
ツモ4mでイッツー、ホンイツが見えるようになりドラの7pを切ると対面にポンされ、上家から2枚目の西が打たれます。
ポン打7mでテンパイをとるか…ポン打2pでホンイツに渡るか…
悩ましい局面ですが対面のドラポンにより、打点問わず和了の価値が高くなったこと、14mが薄い、上家の5巡目6mと下家の6巡目4mで若干カン5mに感触アリ、ということでテンパイ取りを優先して、ポン打7mを選択しました。
その後対面が68sを手出し、東(安牌)をツモ切り。6→8の切り順などを見ても、テンパイ…?もしくは受け入れの広い1シャンテン…?と思っていたところにツモ3p。両面はもちろん、シャンポン,カンチャン等の愚形にも放銃しうる牌。自身のアガリ率は低いですが、テンパイ復活は見込めるということで、1m切りでテンパイを崩します。
その後、対面が6pをツモ切り、最終手番で7mを手出し。自身は9mと4sを入れ替え1シャンテンをキープして迎えたハイテイ手番。
先ほど止めた3pを切ればテンパイとれますが、、
・対面の最終手出しの7mが場に対してかなり安全な牌である(打8sでノーテン時は有効牌以外も打7mとなりそう)
・3pが両面で放銃しない
・ノータイム6pツモ切り→逡巡4sツモ切りだった気がする…?
ということで、打3pを選択。無事通過して連荘に成功(対面は最終手番でテンパイ。入り目によってはハネマン放銃となっていました…)
※ハイテイ前の9mツモ切りとした所は4sを切った方が良かった気がします
打9m:2〜6s12枚(対面に34sがありそう?)
打4s:1,4〜9m13枚(14mチーできそうかつ放銃時打点減少の可能性有り?)
東2局1本場
么九牌3種がトイツの配牌。ホンイツ・ホンロー•トイトイを理想形として2mから。
かなり遠いですが、満貫以上が見込めるので9pから仕掛けていきます。
ソーズはいずれもほぼ不要ですが、手役(打点up)に一切絡まない3sから。
ダブ東が重なり一手進みますが、まだ3シャンテン。対面の切り出し的に少し字牌も切りずらい…現物の1pを切ってベタオリします。
現物はなく一応手詰まり(前巡から)。複数枚ある字牌や中筋4pではなく、1枚しかないですが先切り両面にしか当たらない3sを選択。
その後は手詰まることなく対面が1000・2000のツモアガリ。
東3局
三色、イッツー、ドラ、打点上昇の種はありますが、孤立牌を切るといずれかを見切ることに。リーのみ効率は無視して、北ツモ時のみ若干のロスになりますが、全てを残せる3m切り。
対面の当たり牌でもあるラス牌の2mをツモ。
3m切りに応えるツモの流れからして勝利を確信しているので、現物待ちですがリーチを選択。2巡後に1pで満貫のツモアガリ!
東4局
上下の2副露×2に挟まれた局面。
下家はマンズのホンイツぽい、上家は速そうだけど打点と待ちは不明。上下の手牌についてはそんな感じで考えていました。
とりあえず8pがポンされているので1シャンテンとらずの9p切り。この時点では2pポン47m58sチーでアガリに向かうつもりでしたが、その後対面の仕掛けも入り、下家からもマンズが余りベタオリすることに。上家が300・500をツモってトップ目のまま南入。
南1局
234,678の三色が見えていたところにツモ8m。
MAXタンピン三色まで見据えて西を切りましたが、35m1枚切れ、タンヤオ不確定、上家速そう、ということで7s切りが良かったように思います。
対面と上家がカンチャンターツを内側から払ったことが判明。西を切りましたが、前巡同様7sを切った方が良かったですね。
その後、下家からリーチが入り上家→下家5200横移動で親番を迎えます。
南2局
ラス目の上家が1枚目の中からポン。切り出し的に、手役(トイトイ、ホンイツ)狙いよりも、赤ドラを複数枚所持した高打点が見込める手牌のことが多そう、と考えていました。
自身の手はドラ赤あり、役牌もトイツという良い手牌。チートイ1シャンテンをキープしながらメンツ手ルートも残る2s切りとします。この時点では白と4mは鳴くつもりでした。
次巡ツモ6p。
赤トイツ内蔵ということで門前なら5mを切っても打点的には十分と考えて、メンツ手もトイツ手も残る(トイツ手寄り)3m切りとしました。こうなったら鳴く牌はないですね。14s白ツモは5m切りでメンツ手に、重なり期待できる牌をツモってきたらトイツ手にするつもりでした。裏目の4mツモは難しい、、、4s切りでしょうか?
ツモ西。
上述の通りここで6pを切ってトイツ手に決め打ちます。
赤ドラを複数持ってそうとはいえ上家がノーテンぽい段階ではツモ5mはもちろん、ツモ4pでも西単騎リーチを打つつもりでした。
ツモ7pでテンパイ。
下家のリーチが入ったこともあり西切りダマを選択。実戦ではすぐに上家のツモアガリとなりましたが、その後の押し引きについては片現物程度の危険牌であれば押すつもりでした。
南3局
3人テンパイが濃厚な局面。
北を切って1シャンテンをキープしましたが、2p切りが良かった気がします。下家→対面8000横移動で微差2着目でオーラスへ。
南4局
トップ目の対面とは1200点差。逆転条件は、1000直撃or1300出アガリor300・500ツモ。自身のアガリ以外にも、流局時のノーテン罰符や対面の放銃、上下ツモ時の親被りでも逆転可能。アガリ止めがないルールなので、自身の配牌も含めて「トップ取れそう…!」と思っていましたが、下家→対面5800横移動で対面の連荘となりました。
南4局1本場
対面との点差は7000点差。逆転条件は、3200直撃or満貫出アガリor1300・2600ツモ(1200・2300ツモ⁇)
ノーテン罰符で順位変動しないため、流局時に対面は伏せることが濃厚なのでほぼ1局勝負。ですが、配牌的に逆転は厳しそう…
順調なツモで満貫1シャンテンまでいくもテンパイしたのは最終手番。
Σリーグルールはツモ番の無いリーチを打つことができますが、リーチを打つと他家から69sが打たれる可能性はほぼゼロ。上家からのホウテイロンにのみ期待してダマを選択。
なんとなく6p切ったのですが、対面の現物かつ、下家への鳴かれやすさ(鳴きが入ればツモ番が増える)を考えて3p切りの方が良かったですね。何事もなく流局して2着終了となりました。
感想
段位戦と異なるオカアリルールということで、トップが見えていた中での2着は悔しい気持ちもありますが、試合前かなり緊張していた割に大きなミスがなかったのは良かったです。次回登板時は、さらに良い麻雀を打てるよう頑張ります!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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