複業(副業)のお作法

ここ最近、複業(副業)の相談を受けることが増えてきた。

今の会社でも、マーケやデザインなどの専門分野で複業の方にお世話になっており、数年前に比べればかなり市民権を得ているように感じる。

一方で、社員の複業に頭を悩ませる経営者の話も聞くようになった。よく聞くのは、全体の統制が取りづらくなったとか、仕事中に社外の仕事をするようになったとか、マネジメントが難しくなったという話だ。

自分は両方の立場を経験しているので、両方の気持ちがわかる。ぶっちゃけ経営者は「自社にフルコミットして欲しい」と思っており、社員は「そんなに言うならもっと給料を上げてくれ」と思っている。どちらも間違ってはいない。そしてどちらも「わがまま」だ。どちらの言い分が正しいかは、完全に人による。

ただ、これまで見てきた中で「これは誰も得しないな」と思う複業の定型パターンみたいなものがあったように思う。今回は、これについて深堀りしてみたい。

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