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Tさんと安達さんと丈くんについて。


今回はちょっとなにわ男子から若干ずれて(丈くんは割と関係ありますが)、オリックス関係の記事を書かせてください。

ほんとに殴り書きの感情で書いた長文なので、興味がある方だけお読みください。



9/11の丈くんの日刊を読んだり、日頃オリックス応援してる方であればご存知かと思いますが
オリックスのT-岡田選手、そして安達選手が今シーズンをもって引退することになりました。


私は初めての記事にも書いたようにそもそもオリックスきっかけで丈くんを知りました。
父と兄が結構熱狂的なオリックスファンということもあり、生まれた頃からオリックス応援している家庭で育っていました。


小さい頃の私とリプシー
(オリックスブルーウェーブ時代のマスコットキャラ)


といっても、現地での参戦はたまーーーに程度で、茶の間オタクが多かったので丈くんに比べたらゆるゆるオタクなんですが…………
私なりにマイペースにずっとオリックスを応援していました。


オリックスは、
・2021年〜2023年に3連覇し、強いチームのポジションになった
・丈担の方がオリックスを観るようになった
・女性人気の選手が出てきたり、女性ファンも増えた
…等々色んな要因があり最近はファン人口が増え、人気がだいぶ上がってきたと思います。


ですが、2020までは正直なところ本当に低迷期・暗黒期でした。
基本Bクラスでお世辞にも強いと言えず、ファンもやはり阪神に比べると少なく、「なんでオリックス?」と言われることも度々。ええやんけほっといてやって感じなんですけどね(正直)


2014年に本当に1位と僅差で2位になって以降はずっとBクラス。FAで有力な選手が流出もしていきました。
私はもうオリックスファンであることがもはや当たり前だったので、弱いからと言って応援を辞めることはなかったですが「なかなか強くなれないな〜勝てないな〜」とは思っていました。


そんな時代の中でメンバーやファンを引っ張ってくれ、光だった存在の一部がTさん、そして安達さんだと私は思っています。

お2人はプロ野球の世界に入ってからオリックス一筋でずっと続けてくださいました。


Tさんのここぞと言う時の空気を変えるホームラン、そして応援歌は本当にファンの声量がすごいです。あれはもう球団一の声量じゃないかと思います。

そして安達さんの華麗で器用な守備が私は大好きす。持病に屈することなく現役も続けてくださって嬉しかったです。なにわ男子のことも本当にすごく応援してくださって嬉しかったです。

おふたりは私が学生の頃から前線で戦ってくださり、長年見た選手だからこそ思い入れが多かったです。
このお二人を見て私も大人に育ったようなものでした。

父はTさんが好きで55番のユニフォームでよくほっともっとや京セラに観戦に行っていました。
私は安達さんのユニフォームを持っていて、先週のなにわ男子のライブも安達さんのユニフォームで参戦しました。

2024/09/04 マリンメッセ福岡での
なにわ男子のライブに参戦しました。
この時はまさか、引退すると思っていませんでした…



少し話が逸れますが、2014年10月2日(10.2決戦)は当時のオリックスファン、選手にとって本当にずっと忘れられない日です。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/10.2決戦


あの年はオリックスが強くて、最後の最後までソフトバンクと優勝争いをしていました。
ですがこの最終決戦で、ソフトバンクにサヨナラ負けをして、目の前でソフトバンク優勝が決まりました。

あの時は私も泣きましたし、普段おおらかで明るい性格の父が激しく落ち込んでいたのも本当に印象的でした。

当時の選手達の悔し涙、特に(今は他球団にいますが)伊藤選手のあの号泣は忘れられません。
あの年度以外は本当にオリックスはBクラス常連で、「私が生きてる間にちゃんと優勝することあるかな??いつか強くなるんかな??」と思うレベルでした。

そう思ってたからこそ印象的だったのが
2019年に引退された岸田護選手の引退セレモニーでした。


これからオリックスは強くなります。長い長いトンネルを抜けようとしています。成長し続ける若手がチームを盛り上げ、実力十分な中堅がチームをまとめ上げ、まだ残るベテランが背中でチームを引っ張ってくれると思います。絶対に強くなります。これからのオリックスはおもしろいです。

引用:「これからのオリックスはおもしろい」
オリックス・バファローズ岸田護の引退セレモニー全文


当時絶賛暗黒期だったオリックスですが、そんなオリックスが絶対強くなると言い切ったことが印象的でした。
そして、岸田さんにセレモニーで花束を渡したのがベテランのTさん。

そんなベテランの方々含め、本当にオリックスは成長していき2年後の2021年についにパ・リーグ優勝しました。
岸田さんの言葉通りでした。

私はイチロー世代では無いので、私や丈くんの世代だと物心ついて初めての優勝でした。


そんな長くて苦しい時代も共にして、一緒に乗り越えてきたお二人の引退決断。

全く頭によぎってなかった訳ではありませんでした。
いずれかは来ることであり、どうなるかは本人の判断だから分からないとは思っていました。
でもやっぱり、突然聞いた時は本当に衝撃でした。

まずTさんが発表され、数日後に安達さんも発表。
Tさんだけでも本当に衝撃でしたが、安達さんまで引退と朝起きてニュースを見た時は出勤前なのに泣きました。


もう2014年のあの悔し涙を知ってる前線にいる人はもうひと握りの人しかいなくなってしまい、本当にひとつの時代が終わるんだなと思いました。

もちろん今のオリックスも応援しています。色んな選手が揃っています。強くなったのも嬉しいです。

でもやっぱりあの時代への思い入れも強く、ましてや特に応援してた選手2人が一気に引退はすごく寂しかったです。

色んなことを沢山考えた上での決断なのは重々わかっていますし、感謝の気持ちと労いの気持ちを持たないといけないと思ってましたが涙がとまりませんでした。

途中で丈くんのことも心配になりました(オタクが気にするようなことでもないのかもしれませんな……)
丈くんは色んなオリックスの選手と仲良しですが、特に安達さんとTさんへの思い入れも大きかったのではないかと思っています。

↑私が大好きな動画です。


丈くんは私よりもうはるかに時間もお金もオリックスに使ってる熱狂的ファンだし、お二人のこと大好きだから本当にメンタル大丈夫かな……と心配な一方、「でも丈くんは私みたいにくよくよはしてないか……私がくよくよめんどくさいオタクなだけか……」とも思ったり、メンタルがジェットコースターでした。

安達さんの引退が発表した日、衝撃が大きすぎて昼休みにこの何処にやればいいか分からない気持ちをじょーらじへメッセージ送りました。
(しかも長文)(長すぎて採用されなさそう)

「ちょっと感情に任せてメール送っちゃったな…」と反省しながら仕事終わりに丈くんの日刊を開いたら、私の長文メールを遥かに上回る長文でものすごいたくさんの事が書かれていました。

めちゃくちゃびっくりしました。
丈くんの素直な気持ち、なにわ男子の藤原丈一郎ではなくてただの藤原丈一郎という人間の等身大の気持ちを見れた気がします。

私が同意するのはおこがましいですが、本当に私が言いたかったこの複雑なぐちゃぐちゃな感情と同じことを、綺麗に文にしてくれて、本当に頷きも涙も止まらなかったです。

こんなにぐちゃぐちゃな感情を持ってるオタクは私だけじゃないんだと思えましたし、日刊でも「泣きたい時は泣けばいい」と書いてくれていて勝手に救われました。

でも電車の中で日刊を読んだのをちょっと後悔しました(電車でこっそり泣きました)

私は丈くんの日刊が好きで、丈くんの紡ぐ言葉が本当に好きです。
Tさんへのたくさんの尊敬の気持ちが記されていて、そして自分が推す側のオタクでもあるからこそ、推してくれるファンへの感謝の気持ちも忘れない姿がすごく印象的でした。
次の日刊では安達さんのことも書いてくれるので、楽しみなようなまた涙無しでは見れなさそうでちょっと怖いような複雑な気持ちです。

ブログは有料ですがなにふぁむだけでなく、オリックスファンの方にも読んで欲しいな……と思いました。


引退試合は私も丈くんと同じで、見に行けるか分からない状態です(おそらく厳しいです)
せめて丈くんは、どうにか見に行けたらいいんですが…………


引退試合行けても行けなくても、おふたりの事は応援しています。セレモニー配信見ます。

ありがとうTさん、安達さん。
お二人がいる間にオリックスがパ・リーグ優勝してよかった。日本一になってよかった。

お二人が長年オリックスにいてくれて、貢献してくれてファンは嬉しくて楽しかったです。
本当にありがとうございました!!!

そしてこの記事を編集してる最中に、記事書き終わるこのタイミングでまさかの比嘉さん、小田さんの発表までされていて……
なかなかにメンタルがボコボコですね……
お2人も書ききれないほどオリックスに貢献してくださった大切な選手です。本当にありがとうございました。

今シーズン残り少しですが、引退される選手方の事を陰ながら応援してます。

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