Typist.
朝ドラのとと姉ちゃんを見ています。
その中で「タイピスト」という女性の職業が出てきました。
これ、聞き覚えある。
うちの母の結婚前のお仕事です。
以前、母にタイピングを教えようとしたら大苦戦。
タイピストだったんでしょ?と聞くと「和文タイプだもん」とのこと。
タイプライターと聞くとこんなんを想像します。
アメリカの文豪の顔が思い浮かぶかも
しれませんが、海ドラ馬鹿としてはNCISのマクギーのエピソードが
思い出されますね。あれ?シガレットスモーキングマンが執筆したのも
タイプライターだっけ(X-Files)。
母によると和文は活版印刷のように文字を拾うのだとか。
うーん、いまいち想像できない…と忘れていたところ、
朝ドラのおかげで実物を見られました。ほほう。
確かにこれは英文タイプと全然違うわ。
8時15分、母に「見たよ」メールしてみると、
戦後は改良されたので母の時代はもっと
使いやすいものだったけれど「でもあれと似ていたよ」、と。
あれは頭使うねと送ったら
「そうだよ、だから一般のOL.より、給料が高かったです。」(句読点原文ママ)
ですって。英文も使えたら今楽だったのにね。
「和文の書類や文献が多い時代だったから英文ならったけど、
使わず仕舞い、もう忘れた。残念です。」
まあ英文タイプはできなくても、iPadで検索できるんだから
問題ないよね。今でも活字好きで本が手放せない母、
タイピスト向きだったんでしょうな。しかし、親子して
選ぶ職業が肩コリ系だなんて。
ちなみに私の最初のタイピングはワープロでした。ブラザーの。