ヘルシンキ。
映画「カモメ食堂」を観るとおなかがすく。それくらいおいしそうだ。自然光がやわらかいし、あたたかいコーヒーを飲みたくなる。
アキ・カウリスマキ作品では舞台がレストランであっても、笑っちゃうくらいおいしくなさそうに見える。おいしくなさそうにサーブされるし。コーヒーは(出てきたか忘れたけど)煮詰まっていてきっとぬるい。水平に動くカメラワークが何ともいえない主人公を描き、何ともいえない苦笑いを誘う。
ふたつともフィンランドで撮られた映画。邦画や米国作品を比べ合ったりしないけれど、なんかこの二つは比べてしまう。
http://www.welluneednt.com/entry/2015/02/12/173000
「村上さんのところ」の答えを読みながらこんなことを考えていました。
バレンタインデーにふと思ったことでした。