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モデルナワクチンその1。予約奮闘記、集団接種の記憶。この副反応って?

〜記録。もしくは参考にならない程度の体験談。真夏の大冒険はあの子たちだけじゃなかった。〜

 仙台市にて。65歳以下で持病もなく医療にかかわる人でもないワタシにもワクチンを打てるときがやってきた。なんとなくファイザーがいいなと思っていたけれど(根拠なし)この時予約できたのはモデルナの大規模接種会場一択(今はどうだろ?)。
 仕事じゃないのでちゃんと調べもせずに予約の準備。そうだそうだ送られてきた接種券をお手元に用意せねば。予約受け付け日の開始時刻に電話。つながらん。「でしょうね」とシャワー後で汗だくな中リダイヤル。やっとつながった。たどたどしくも丁寧な案内だ。が!さんざんかけていた番号はお問い合わせダイヤル。丁寧に予約窓口の番号を教えてもらう。うん、それ、二番目に書いてあった。という言葉は飲み込んで礼を言ってかけ直し。
 ん?そか。web申し込みの方がいいじゃん。んもう、仕事モードならこんな間違いしないのに(本当か?)。が、ネットも混み混み。水分とりながらリロードの嵐。リロード。リロード。再読み込み。お!やっとつながった。あわててタイピングしつつカレンダーから予約日を指定…だめだ。別日を指定…だめか。つぎつぎ埋まっていく。人気キャンプ場か。最近コンサートチケットもこんな風に取らないな〜、と逃避しかけたら、やっと予約完了。
 これ、ネット苦手な人は電話一択だし、たいへんだこりゃ。

 根はまじめなんです。
 予約日の前にネットでモデルナワクチンや副反応について調べる。主に公のサイトしか信用しないけど、つい薬関連の動画とか見ちゃって、アセトアミノフェンがいいの?なんつって踊らされて、ドラッグストアでお目当ての鎮痛剤売り切れててノーシン買ったりして(うちにイブあるじゃん!!いつも飲んでるじゃん!)スポーツドリンクや寝込んだ場合に備えて袋麺とかレトルトカレー買ったりして。防災?

 前日と当日の出発までに締め切り近めの仕事を片付け、買い物や夕食の準備をし(いつもそうやればいいのに。いいのに)、予約時間ギリギリ狙って仙台駅へ。うそ。ほんとうは早く行ってキャンプ道具売り場物色したかったのに着る服迷ってギリギリに。ぜーはー。大規模接種会場のヨドバシカメラのビル前には案内の方が角角に。たどりつくまでも丁寧な案内だ。ぜーはー。ただでさえここ数日歩いてなくて運動不足なのに、足早に会場入りしたら心拍数あがってる。
 会場はエアコンキンキンで助かる。ずっと座ってるスタッフは冷えてるかも。でも外から入ってきた我々にはありがたい。そうか身分証がいるのか。見る者を100%笑わせるワタシの免許証を前にビクともしないスタッフの優しさよ。中ではとてもシステマティックにものごとが運び(予診表に記入する方はマイボールペンを持っていった方がスムース)問診へ。緊張してたけどエアコンきいてるせいか落ち着いてきた。
 「アルコールでかぶれたことはありませんか」ありません。
 注射針の先を凝視してしまうのはいつものクセ。
 チク。うーん。おお。ふー。
 とくに心配事がないワタシは15分の待機。同じ会場内に待機場所。イスが並べられて案内された場所に座る。あ、水のペットボトルが。取りに行って戻り、静かに座る。ごくり、きらり、せんだい。親方様。やることないのでペットボトルの文字をじっとみる。ずっと動悸が緊張してるっぽいので深呼吸。ワクチンのせいではなく歩いたせいだろう。
 しかし、若い方がたくさんスタッフとして働いている。イライラしたり、不安そうな人がいないのは彼らの対応、スムースな案内とヒーリング系の音楽のおかげか。

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 今回の「国民的ワクチン出来事」で知ったのだけれど、ワクチンなんて誰もが通る道ではなかったということ。赤ちゃん時代のソレではなく、学校で受けていたインフルエンザワクチンのことです。
 最近は接種してなさそうだなと思っていたが、それどころじゃなかった。
 ちょっと検索しただけだから間違いがあるかもしれません。だいたいインフルの集団接種が77年くらいにはじまり、87年には親の許可を得た希望者のみに。94年以降は医療機関に出向いて打つようになったそうな。そりゃ、世代間の意識の差があるかも。ていうか、貴重な11年間の昭和ワクチン組じゃん、ワタシたち。
 低学年を過ごした大阪では鉄砲式の注射だったな。記憶の中ではピストルで打たれるのを列になって緊張しながら待つ小学生の図。鉄砲注射って呼んで打ってからじわ〜っと痛いの。札幌に来てからは注射器だったっけ。年齢バレるな。世代が判明してもどうぞご内密に。
 大人になってから打つようになったインフルエンザワクチン注射はとにかく針を刺してから痛みがグッときますね。それと比べると、モデルナワクチンはたいした痛くなかったです。筋肉注射なんで血管に刺すよりは痛いけれど、経験値のある大人なら余裕でしょう。

 持参したスポーツドリンクをちびちび飲みながら、アプリで心拍数をコソッと調べたりして(100もあった)。看護師さんが歩き回ってくれているので一瞬相談しようかと思ったけれど、注射前からのドキドキだし気にするな。マスクで息苦しく歩いたせいだ。
 指定された時間が過ぎ、特に問題なく立ち上がり、案内されて第二回の予約を確認しておつかれさまでしたありがとうございましたと退室。仙台駅に戻ると七夕飾りがひらひらと。きれいだなあ。パシャパシャと撮影するのに腕をあげると少し違和感。でもまあ、それほどでもないな(腕の痛みを考慮して念の為リュックにしておいた)。新型コロナ下で仙台市民になったものだから、まだ祭りを経験していない。見たいなー、参加したいなー。

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 帰宅後、だんだん腕が痛くなるが思ったより平気。煮込んでおいた完熟トマトのハヤシライスとコブサラダもどきを食べ、アルコールは飲まずにビタミン飲料などを積極的にゴクゴク。明日はどうなるかわからんと、元気なうちに仕事もすすめた。
 翌日。見事に腕が上がらない。いでででで。汗をかいていたので熱を測るけど6度6分。ちょい高いがそのうち平熱に下がる。接種した側の首と肩が張って痛い。首コリのせいかほんのり頭痛。そのせいかほんのり気持ち悪い。といいつつ、朝食はしっかり食べられた。普段飲まないポカリスエットを飲み飲み、女子スケートボードパークのハイライトを見て感動ふたたび(ライブ放送で見て感涙した中年)。
 なんとなーく調子悪いけど、これって更年期新人入門者としてはけっこうアルアルな症状でして。ルビーナ(サプリメント)のサイトによると、ワタシたちの年代ってプレ更年期からの「大混乱期」なんですと。なので、よくわからない不調はわりといつものこと。しかーも、腕が上がらないのは四十肩五十肩を30代にして経験した身としては「あれよりはマシ」「ぜんぜんマシ」。とはいえ、頭痛は嫌なので我慢せずにノーシンを飲んで、ときどき熱を測っております。心拍も78くらいに落ち着いている(昨日のドキドキ、やはりこの暑さがもう少しおさまったらウォーキングが必要だな)。

 腕の痛みはいつまで続くかわからないけど数日で平常に戻ると信じつつ、さて次回は2回目。こわい。同世代の友人がけっこう寝込んでる。さっき「あんたの今の症状、それ副反応よ」と教えてくれたアラウンド米寿の母も「実は2回目の後に微熱出たし、とにかくダルくて。倦怠感がすごいから!」と教えてくれた。さすが実年齢には見えない母、副反応も若々しい。
 2回目は4週間後にやってくる。しゅくしゅくと今回のように準備をして受けるのだ。

 ああ、毎日が大冒険ですね。

 と、ここまでワーっと長文打ってたら腕がダルくなったので休みます。ワクチン打てる方、打てない方、打たない方、みなさまどうぞご安全に。楽しい秋を迎えましょう。

つづく。

追記。

 翌日は何度か体温上がった気がしたけどせいぜい6度5分以下で「ホットフラッシュか高温期じゃん!(大混乱期)」てなかんじ。
 腕の痛みは変わらず、夕方に熱を持ち出したので接種部位あたりを鏡に写すと…腫れてる!!試しに聞き腕と比べると…か、かわらん。むしろ聞き腕の二の腕の方が腫れて見える!という悲報。いつの間にこんな二の腕になったんだろう(むろん、筋肉ではなくプルプルが太い)。夜、そして翌翌日目覚めた今朝、接種したところに軽いかゆみが出ています。いつも接種した方を下に横向きで眠るので寝付きは悪かったな。眠い。
 あおむけだと腕は上がるのに、起きていると上がりづらい。肩甲骨の仕組みを感じる経験しています。


追追記。

 接種から三日目の朝。まだ違和感と動かすと軽い痛みや痒みは感じるけど、腕は上げられなくはなく、ゆっくりストレッチなどできるように。キーを打っているとちょっとだるさがあるなあ。とはいえ、腕に小さいケガがあって、それをかばうイメージかな。
 ワタシの場合。1回目、副反応はあったけど、鎮痛剤で対処できるし、腕の痛みも想定内くらいのものでした。良かった。
 なんとか2回目も軽く済んでもらいたいと思いますなあ。

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