「お大事に」に納得いく返答ができない大人
子ども相手の仕事なので
つば、よだれ、鼻水、引っかき傷は
あるあるあるある、ではありますが
少し大きい揉めごとがあり
こっそり病院に行くことにしました
ほんとうは労災申請をちゃんと
するべきなのでしょうが
以前「理事長からイヤミ言われちゃった…」
と所長に言われ、へそを曲げています
泣いて感情を発散させたり
ことばで気持ちを伝えたり
などの「発信」が難しい子にとって
自分をわかってもらうためとはいえ
ひと暴れをさせてしまった
職員としてのふがいなさと
あとは正直、衝撃にびっくりしてしまい
自分でもうまく振り返られずにいました
とはいえ問診票を書くにも苦心して
「子どものケンカの仲裁」と
嘘ではないしいいか…の文面で提出
レントゲンを撮るために呼ばれた部屋で
問診票を見た技師の方に
「大変だったのね」と頷かれました
そのあと職業とその時の様子
いま痛みがある場所を伝えて
レントゲンを撮ってもらい
待合室で待っててね〜と
あっさり終わりましたが
詳細を聞かれるよりも
まず「大変だったのね」と
言われたときに
「あ、そうか、わたし大変だったんだ!」
と思うと同時に泣きそうになり
部屋の壁となんなら機材にまで貼られた
お子さま向けとおぼしきディズニーカレンダーを
ぎりぎりと眺めて過ごしていました
というだけのオチのない話ですが
職場だとどうしても「次どうする!?」や
「いやそもそもなんでこんなことに!?」
といった話になりがちで
もちろんその話が1番大事なのですが
次に怪我をした職員がいたら
自分はどんなことばをかけられるかなと
考えていた帰り道でした
(´・ω・`)
それにしても朝7時半の段階でWEB予約で30人待ちってすごい おじいさまおばあさまもスマホをはじめとした端末を使いこなしてるんだなぁ…と変なところでネット環境の広がりに感動しつつ来院したら待合室で「娘にやってもらったからよくわかんないのよー!」の声をきいてこっそり納得してしまったのは内緒です。
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