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季節の変わりめを感じる耳

9月といえばSeptemberですね!

文字にするとなにが言いたいのかまったくもって伝わらない文章になりましたが、歌です。歌のSeptember。

BGMで季節を感じるようになってきました今日この頃……
小さいころは、季節感のある曲は1年でそのときにしか町で流れないから、かわいそうだな〜なんて思っていました。
子どもながらににくたらしいですね。
かわいそうというか、損じゃない?といいますか。

でも今になって、曲で季節を感じるって、すごいことなのでは?と思うようにもなりました。

その曲を聞くと、誰もが同じ季節を思いだす……
自分のなかに持っている思い出を引きずり出されるようでもあり、しんみり浸ることになったり、甘酸っぱさを噛みしめてみたり、今年はどんな季節になるんだろうとわくわくしてみたり。

9月は、残暑が残るとはいえ、「秋」ですね。

春がじわじわ熱を帯びて夏になり、秋は肌寒さから冬に姿をかえて、日のあたたかさと自然の芽吹きで春を感じるのに、夏だけがきっぱりと決別して毎年去っていくような気がしてしまいます。

毎日の洋服や冷房の調整にあたふたして、あっという間に「なんだか今日は冷えるね……?」なんて気候に振りまわされている感じであります。

季節に置いて行かれているようでもあり、ついていけていない自分にもの寂しい気もします。
ただ、暑さがぶり返して蝉の声に驚いているときにSeptemberを耳にすると、「あ、そうだもう本当に9月だった」とカレンダーがうそをついているわけではないのだとあらためて思い出したりもするのです。

カレンダーの数字の視覚と、気温の体感でくらくらしていた自分が、曲を聞くことで聴覚からも季節がかわったんだぞーと後押しされている感じ。

そういう意味では、毎年この時期に耳にする「September」が、今年度の後半戦開始のゴングに聞こえたりもするのです。

コンビニやスーパー、雑貨店で早くも展開しているハロウィンのお菓子はちょっとまだ隠れててほしいところです……。

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