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お湯をわかせば

お湯をわかす
ということばをくり返していると
沸かすものは水なのに……と思っていた
小学生のころを思い出します。

当時はこの屁理屈で
風呂掃除を回避しようとしていました。
当然のように失敗におわっています。

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ポットのお湯がさめているとき
どのくらい沸かしますか。

わが家はだいたいポットまるごと
やかんに入れなおして、沸かします。

その後、職場で電気ポットに出会い
「楽ちんだな〜」と思いましたが、
まあ一日が終わるころにはほとんど捨てちゃうんですよね。
飲まない人が多いので。

家のほうはというと、お湯の加減は心理戦です。
いまの時間、家族の人数、食事の進み方……
などなど加味して、「まあ5.6杯は飲むだろな」
と目分量でやかんにお湯を注ぎます。

食事は緑茶、食後はコーヒー&紅茶。
寒い日にはスープを取りだす家族もいるので、
冬はきもち多めに用意しているな、とも。

家だけにいると気がつきにくいのですが、
これがなかなか楽しい時間なのかもしれない、と
誰も飲まない職場のポットを逆さにしながら
ふと思ったのでした。

あと、ポットを満タンにしたあとで、
やかんにあまったお湯で「なにか飲む人〜」と呼びかけたとき母や弟から挙手があったりすると、即席食後のお茶タイムが開催されて、そんな時間も楽しかったりします。

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