笑って会えるための別れ際
懐かしい人との再会は、驚きと嬉しさと、当時の感情もぶわわっと思い起こされるなぁと感じた話。
ファミレスで家族と食事中、懐かしい人に会いました。
休日は完全オフモードゆえ、すっぴんで近所に買い物に出ていたついでだったこともあいまって、驚くわ焦るわでしばらくオロオロ。
もともと、あんまり人の顔が目に入ってこないといいますか、歩いているときはほぼすれ違っている人など意識していないので、知人とすれ違ってもピンときません。
「あーっ」と指を指されて、「あー……? あーー!」とじわじわピントがあったような感じでした。
挨拶くらいのやりとりで、すぐに「じゃあまた……」とお別れになったのですが、
その後も当時話していたことや、一緒に出かけたことなどが思い起こされ、しばしぼんやり懐かしさを噛み締めていました。
思い出して笑ってしまうこと、
「あー」と思わず八の字眉になるようなこと、
いろいろなことを、そういえば当時は、当たり前ですが切実に、肌で感じていたんだなと。
時間が経って距離もあいて、見えてくること。
久しぶりに会って、挨拶ができたこと、笑顔が見られたこと。
ついたて向こうに相手を確認できるくらいの距離を保つことができる関係って貴重なのだな……としみじみしました。
すっぴんでハンバーグを注文していたことは忘れていただきたいものです……。今度はもう少しオシャレなことをしている場面で再会したい……。
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