中国日記 【初めて就労ビザで入国して2度目の朝】
おはようございます。サムネは昨日頂いた火鍋の晩御飯。ここチンタオは日中でもマイナス5-10度、強風のお陰で昨日は昼間でも体感マイナス16度だった。
中国での初めてのご飯は、友人のお店で焼いたパンの朝ご飯。美味しかった。友人のベーカリーの品質が悪かったらどうしようと思っていたが、今のところ味見したものお世辞でなくかなり美味しかった。ちゃんと品質の良い材料とバターを使っているし、添加物は出来るだけ使わない。食品安全に対して私と似た感覚なのを見て安心した。
お昼は友人のお父様が雇っている食事担当の方が社員全員に準備したご飯を仕事場の食堂で頂いた。なので、初めての夕食であり外食が昨晩だった。
夕飯に何が食べたいか聞かれたので、寒いので火鍋でお願いと私が友人に頼んだのだ。嬉しい事に大きなイオンモールがチンタオにはあって、その中にお店はあった。モールにはユニクロや吉野家も入っていて、ホッとした。
私は中国では日本人は仮想敵に設定されているし、最近の福島の処理水を巡って夏に中国本土でパニックが起きたのも知っていたので、今回の中国入国に関してかなり身構えていた。どんな意地悪をされるんだろう。私が日本人と判ったら嫌がらせをされるのか?と真剣に考えていた。
ところが、蓋を開けてみたら、実態は拍子抜けだった。先ずは、上海のイミグレ検査だが、係の方に非常に礼儀正しく親切にして頂いた。全然高圧的で無かった。空港の案内係や公安の方も親切だった。
勿論、上海は中国本土の中で1番外国人も多く国際的な場所なので、それも関係しているかもしれない。それでも上海の対応で私の不安は随分と解消された。
そして、チンタオに到着後、友人と友人社員達とコーヒー屋の店員さんとしか接していないので未だ何とも言えないが、みんな優しかった。そして、空港には日本語表記もあったし、トヨタやホンダの車も走っているし、AEONもあるし、UNIQLOもアラビカコーヒーもある。日本の商品がボイコットをされていないのは良いサインだ。
未だ健康診断も政府との面談も終わっていないので月曜日以降じゃないと本当にチンタオで友人と働き始められるのか判らないのだが、日本人だから意地悪と多くの人に嫌がらせされると危惧していたのは取り越し苦労だったようだ。
最後に、未だ仕事もしておらず時間もたっぷりあるし、チンタオには何か有ったときにはアップルストアもあるので、ラップトップをトランクルームに置いて来た事を心底後悔している😭。本当に何事も百聞は一見にしかずだと学んだ。