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日記 【京都から日帰りハイキング:旗振山・須磨アルプス(馬の背)】

こんばんは。本日関西は曇り空で肌寒かったが、気にせず予定していた今回2回目のハイキングに出かけて行った。場所は又兵庫県は神戸だ。

今回気が付いたのだが、神戸の山は香港島の山々と似ている。どちらも湾に面した都市があって、そのすぐ後ろに山が連なっている。神戸の場合は六甲全山縦走路という名前で端から端、そしてその裏までハイキングトレイルが走っていて、香港の場合は香港トレイルと言って同じ様に連なった山を縦断するハイキングルートがあるのだ。

今回は、その六甲全山縦走路の一番左端から始める事にした。又京都河原町駅から電車を乗り継いで、神戸の塩谷駅で降りる。大体1時間40分掛かった。結構時間が掛かるが、駅から歩いて10分くらいで登山が始まるので都心から奥多摩の山に行くより近い。

駅を降りて、住宅街の中の狭い道を登って行く。

今回も登りの最初の15分が辛かった。登山道だったが暫くするとコンクリートの道に交わる。山上遊園の敷地だ。

ここを少し行ったところに最初の目的地の旗振山があった。253メートルと低いが見晴らしはとても良い。

旗振山から今度はこの階段を上がって鉄拐山の山頂に向かう。

鉄拐山からの見晴らしも最高だ。

その後はこんなわくわくする尾根道を通ったりする。いいねいいね。

次に向かったのは高倉山で、高倉山には山頂におらが茶屋というビルがある。屋上は見晴らし台になっていて、1階には以下の水洗のお手洗いがあるので利用した。こちらを通り過ぎると、下山の為の長い長い階段が待っている。

この階段が本当に長くて、登りじゃなくて良かったと心から思った。ここを下がりきると団地エリアに到着するが、六甲全山縦走路の矢印に沿って団地内を抜けて高倉台登山口まで5分くらい歩く。次の目標は栂尾山だけれど、ここで又長い階段を今度は登る事になる。数えなかったが、約400段あるらしい。

この山の上には木で出来たツリーハウスみたいな小さな屋根付き休憩スペースとその屋根に見晴らし台がある。眺望が最高で、天気が悪いので見えにくいが淡路島に行く明石海峡の橋まで見える。神戸湾も良く見渡せる。私はここでランチにした。

次は横尾山を目指すが、こちらも頂上からも良い景色が見える。ハイキングをしていると、小さな山の山頂からは景色が見えない事もしばしばあるが、このコースの小さな山達ではそんな事は無い。

横尾山の後は、今回の一番の楽しみだった、須磨アルプス(馬の背)に辿り着く。これまで通って来た、土の上に木の根が張って自然に階段の役割をしている登山道とは違って、木の生えていない岩場と削れて砂っぽくなった土だ。土の色はもっと薄いけれど、グランドキャニオンに出て来そうな感じの質感の土。実は香港にも似たようなハイキングスポットがパイナップル山という場所にあって、ミニグランドキャニオンと呼ばれている。

狭い岩場の道を通ったり、階段を下ったりと楽しい。

道が別れていて判りにくいけれど、ちゃんと道標がある。ここを抜けると、名勝馬の背という標識が立っている。岩の多い山の見た目も美しいし、ここに来れて良かった。

ただし、上の写真の馬の背の部分はかなり狭いので高所恐怖症の人は歩くのが辛いかもしれない。

この後は東山の頂上まで行って、六甲全山縦走路の道標に沿って左側の道で下山したのだが、下山した後住宅街を20分は歩いたので残念だ。東山の頂上で右側の登山道を通って東須磨駅に向かった方がトータルの時間は短いけれど満足度は高いと思う。六甲全山縦走路は住宅街を抜けて高取山に登った後は順路に進まず下山した。住宅街を通って歩いて西代駅に向かった。

今回、東山迄のルートは低山にも関わらず道もバラエティに飛んでいるし、歩いていると急にパッと景色が開ける場所が普段のハイキングより凄く多くて、とても楽しかった。まるでちょっとした障害物競争をしているみたいな気分で楽しくハイキングをした。東山の後の道は残念だったが、六甲全山縦走路という神戸市縦断コースを発見したので、次回京都に泊まる時に又続きを歩こうと思っている。

今回のヤマップの記録はこちら。





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