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約束

『HiHi Jetsの髙橋優斗』がいなくなってもう1ヶ月が経とうとしてるの実感湧かないね。私の中ではまだ優斗はHiHiのいじられ最年長で真ん中でチャハチャハ笑ってるんだからなんだかぽっかりと心に穴が空いたままです。絵文字だけで会えるかなも食いしん坊企画もHiしかも全部優斗がいない、まだそんな状況に慣れません。
慣れる日なんて来ないんだろうな。


少し時間を戻して『Act ONE』での瑞稀くんのセリフを引用

歳上だった周りはみんな先に進んでいって、気づけば俺たちが先頭に立っていた。みんなを引っ張っていかなくちゃいけないのは分かってるけど、そんな余裕は無いんだよ!俺たちも自分たちのことで精一杯なんだよ!

Act ONE『闇を突き抜けて』

2024年1発目にこの台詞を言わせるの鬼畜すぎると今考えると思いますね。どういう経緯でこのセリフに決まったのかは分かりませんが演出のお手伝いを猪狩くんがしていた時点でこれはHiHiの本音なんだろうな。HiHiがジュニアの先頭になって、(わっしょい云々で)後輩を引っ張っていく機会が増えて、でも彼らもデビューという目標に向けて自分たちを磨く必要があって、何を優先していくべきか分からなくなってしまった気持ちがそばで見てきたからこそ痛いほど分かって辛かったのを思い出します。優斗の件を踏まえて考えると尚更この時のHiHiには計り知れない不安があったんだと今更ながらに答え合わせができてしまうのが残酷です。


話を戻して、、
優斗の存在は猪狩くんにとっても、猪狩くんを通してHiHi Jetsを見ている私にとっても大きなものでした。主人公補正でもされているのかなというくらいにキラキラと輝いて、私たちを照らす光だった優斗は本当に思い描く理想のアイドル像そのものでした。ダンスが秀でているわけでも、歌が秀でているわけでもないのに何故か優斗が近くに来た時は目が離せませんでした。優斗って本当に人を笑顔にする力がある。

猪狩くんにとっての優斗もそういう存在だったんだろうな。本人が意識しているのかは分かりませんが絶対にここは魅せたいという場面には必ずと言っていいほど優斗を選出していたし、誰よりも優斗のことを信頼していたと思います。2024年に入ってから優斗を見る時の猪狩くんが真剣な顔をすることが増えたように感じていましたがそれはこの未来を示唆していたのかもしれないと思うと苦しいです。言葉が上手くまとまらなくて申し訳ないけど、猪狩くんは本当に優斗に対して特別感を抱いていたと思います。


優斗へ
優斗は2024年楽しかったですか?帝国劇場から始まり5人での全国アリーナツアーで素晴らしい景色を見られましたか?私は優斗にたくさんの素敵な思い出をもらったよ。本当におかしなことばっかして、こちらが何かを察する暇なんてなかったね。察することがないようにしてくれたのか、無意識なのかは分からないけど優斗は最後までアイドルでした。「アイドル人生最高に楽しかったです!」と一点の曇りもない笑顔で言ってくれた優斗こそ、私たちの人生を最高の景色で彩ってくれたよ。ありがとう。

それでも今もあの日、あの場所で優斗が何も思っていたのか分からないよ。話をまとめるのが得意ではなかった優斗が、最後の挨拶でポツポツと自分のことを語り始めてなぜか嫌な予感がしたのを今でも忘れられません。オーラスだから神妙な挨拶をするのかなと何となく思っていましたが、それでも今までふざけてきたことの方が多い優斗が昼夜続けて何となく考えさせられるような挨拶をした恐怖がありました。この嫌な予感は外れてほしかったね。

イヤモニを外して「最後にみんなの声聞かせてよ、」とポツリと言った優斗の顔を忘れることはないです。私たちの声、ちゃんと優斗に直接届いたかな。あの日の景色を忘れないでいてほしいな。誰かのツイートで見かけたんだけど人間の記憶って声から消えていってしまうらしい。絶対に私たちがまた大きな声聞かせてあげるから、それまでは優斗も頑張って私たちの声を覚えていてね。