おいおい

おいおいおい

日々等しく進むのでなく40代前半と60代前半に大きく進む。それ最初に言ってよ。先に知っておきたかったな。起きてがく然、歩いてがく然、直面まっただなか。これが老化?これがわたし?この状況より受け入れることのほうがきつい。でも向き合うしかない。年齢は規則正しく右肩上がり。容姿や体力は急激にがくっと落ちる。
 
できることはどんどん減っていく。もう二晩徹夜はできない。食べ放題で無茶できない。大酒も飲めない。少し前までできていたはずのことがあやしくなる。まずい。機械に頼ってどうにかこうにか。

おそらく自分が若い頃にもそうやって警鐘を鳴らして下さった方はいたと思う。けれどまったく想像つかないものだから「ああそうなんですかたいへんですね」完全に他人事だった。体感ってすごい説得力。言葉よりなにより実際来ちゃうと実感する。いえ警鐘鳴らしてるんじゃなくて備忘録。

いつでも会えると思ってた人がこの世からいなくなり、いつでも行けると思ってた場所はいつのまにか無くなる。または有っても行く体力を失う。富士山は登れても十字峡は無理。尾瀬あたりの木道もおそらく近日中に厳しくなるかも。いつでもあるのに行けない。おそらくこれから立ち向かうだろう。おいおい老い