精神科通院日記 #2407
ODしてICUへ入院した後初の定期通院。実は主訴と退院してからどんな様子でどんな思いなのかをひたすらイラレでメモをしていた。計3枚。2枚に関してはフルで書いてある。
母が運転して病院行くのかと思ったら休みの父まで来ることになった。約40分かけて病院へ到着。他県の医大の紹介状(救急)を渡して受付を済ます。ロビーに座った。2人ぐらい待ってようやく僕の番が回ってきた
余談であるが病院の電波がバカ悪い。アンテナが1本しか立ってない。SNSで時間を潰すことができないのがまぁまぁ痛い。
最初は担当医が紹介状を読みながら色々聞いてきた。
「薬の量を間違えたの?」
正確に言うと市販薬でODをするつもりだったがなかなか薬が効かず眠剤を4tも入れてしまったのいうのが正解だ。量を間違えたというのも間違ってはいない。それを説明した。
ODをしたきっかけについて聞かれたので例のメモ書きを見せた。担当医は3枚の紙を読んでいく。楽しめないことについてへと話題が変わった。哲学っぽく書かれてるねと言われてちょっと笑ってしまった。
僕はなぜか楽しめない。ゲームやっていても時間つぶしでしてるわけで楽しくはない。普通。写真を撮りに行くこともあるが欲で成り立っている。楽しいという感情はない。
担当医から今年のGWのようにどこかへ行く予定を立てたらどうかと言われた。GWじゃなくて4月に確かに東京へ行った。その時楽しいと思えたのかな?ハッキリ覚えていない。過去の感情を思い出すことができないのもまた致命的だ。(ごく普通のことなのか?)
そして次またどこかへ行く予定を立ててもお金が必要である。しかも楽しめるのかもわからない。ただ景色を見てこんな景色なんだと感じるだけになったらどうしよう。(それもそれで経験だと思う)
本当に楽しいとはなんなんだろう。僕は面白いと思ってもそれは楽しいとは思えない時だってある。そして必ずしも楽しい面白いはイコール関係になるとは限らない。欲も楽しいと繋がりはあるが楽しいとは限らない。
ふと思った。ドラマの続きを楽しみにしてるじゃないか。これって楽しみじゃん。