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自分の「好き」に気づいてきた今日この頃

腕時計のベルトのループが切れてしまった。
(ループとは余ったベルトの先を押さえる輪っかです)
ベルト交換してまだ一年も経っていない。
なんだかもったいない気がした。
だから、直すことにした。
府中駅にある京王アートマンに行った。
なかった。同じビルの上階にダイソーが入っていた。ダメ元で探しに行った。
あった!
合皮と皮性があった。(ダイソーすごい)
瞬間接着剤を使うつもりだったので、合皮を選んだ。皮性だと接着剤で縮む可能性があるので。
早速、カットしてベルトに巻いて接着剤をつけて押さえて、しばし待って具合をみた。
くっついていた。
ベルトを通して腕にはめてみた。
大丈夫だ。
やったぜ、100円で直せたぜ。
と、
この喜びをSNSにアップしたくなり、書き始めたら、この部品の名称がわからない。
Googleで調べたら出てきた。
「ループ」というらしい。
ついでに、この部品を楽天市場やAmazonで売っていることがわかってしまった。
5個ぐらい入っていて500円ぐらいだった。
なんだか白けてしまった。
「なんだ売ってたのか、チェッ」みたいな感じ。
でも、それを上回る達成感があったことも事実だった。
ものを直す喜び?
とでも言うのだろうか。
そして、どうやらこの「ものを直す喜び」って自分の中にある小さなモチベーションの一つであることにまた気づかせてくれた。

実は、最近、自分の行動記録をつけています。
「できたことメモ」みたいにして。
何日か続けていてところで、これを振り返り読みしてみました。
その時フッと閃いたことがありました。
(もしかしたら自分は「直すこと」が好き?)と。
その現象がこの時も発現したのです。
もし、先に買うことが頭に浮かんでいたら、自分の中にある「直したい」という本性に気づかずにいたことでしょう。
もしかしたら、過去にも、
便利であることや、買ってすませていることで、自分の可能性の芽を摘んでしまっていたかもしれない。
この気づきは大きいかも。
そして、これからもこの辺のことは、よく観察しながら過ごしていきたいと思います。

昨年出会った本『Dark horse』から学んだこと
「小さなモチベーションを探せ」が今頃になって実感となって現れてきた感じです。

点が線になって、やがてそれが面になれば、もっと明確のことが見えて来るような気がします。
焦らずじっくりと探っていこうと思います。

人様から見たら、「たかが腕時計のベルトの輪っかが切れただけじゃん」かもしれない。
でも、そう思えないのだから仕方がない。
自分の感性に期待しよう(笑)

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