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「書く習慣」1ヶ月チャレンジ14日目。

本日のテーマ「これまでに夢中になったモノやコト」

もちろん「書く習慣」!
って書きたいんですけど、
もう、何度も書いちゃって
「しつけぇ❗️」って言われそうなんで、
今回は別の話で。

「マインドマップノート術」の話。

昔、NPO法人の団体で、本の紹介をする役割を担っていました。
活動としては、主に本の紹介をメインとする講演会でした。
始めた当初は
ものすごく話が下手で、本の中身を丸暗記して棒読みするだけでした。
ところが、この本を知って勉強したところ、とてもスムーズかつダイナミックに本の話ができるようになってしまったのです。

マインドマップノート術をぎゅっとまとめて言ってしまうと、
「頭の中で考えていることを、脳内に近い形で(放射状)に描き出す。キーワードで書いていく。アイデアをすばやくシンプルに記述する。記憶の整理や発想をしやすくするもの。」
という感じで、従来の横書きノートに左上から順々に書き綴っていく方法と、全く違うものなのです。
脳の中にあるシナプスの細胞の広がりと、ノートの取り方が似た構造になる。よって、脳が活性化しやすくなる。ということらしいです。


まず「本の力」の準備の段階で、このノート術を使います。(本の力とは、本の紹介をメインとする講演会。一回の講演で10冊ぐらい紹介してました)

やり方は、
1冊ずつその本の感想や要点をマインドマップで書いていく。ノートの真ん中に書名を書く。まるで囲みその周りに4つぐらいの枝を伸ばす。
伸ばした先に適度な丸を描き、その中に、「本との出会い」と書く。次の枝の丸の中に、あらすじ又は要点を書く。その次の枝先の丸の中に「気づき」や「印象的なところ」を書く。次の枝先には、「まとめ」「得たもの」「実用化するもの」などを書き、一番最後の枝先の丸の中に、この本を一言で表現するキーワードを書く。

中央に記載した書名から、放射状に広がるキーワードの連鎖で、
一冊の本の内容が一目瞭然となる。

全部書き終わったら、今度は本の力全体の流れをマインドマップで作ります。
最初はどの本から入るとか、どの本とどの本をつなげてしゃべるか、あるいは3冊まとめて紹介しようかとか、思いつくまま書き込んでいく。

そこに、話にふくらみと物語性を持たせるため、自分のエピソードを差し込む。そして、どの本と繋げるかを考えて、枝で繋げる。色もグリーンのペンで書く。これも、出来るだけ短いキーワードでまるで囲み、つなげていく。
書き終わると、だいたいその講演会の全体図が把握できてくる。

この2つのパターンのマインドマップを作っておくと、頭がすっかり整理されて、とても気持ちが落ち着きます。
万が一、途中で頭が真っ白になってしゃべることを忘れてしまっても、このノートを見ればすぐに思い出せるし、話が脱線したとしても、元に戻しやすくなる。


しかし、なぜかその当日、このノートをあまり見ることはない。
毎回、喋り出すと、まるで全てを記憶しているAIロボットのように、すらすらと言葉が口から出ていくのである。
しかもそれが棒読みではなく、講演として聞き苦しくないリズムとメリハリを持っていたのでした。

しかも、話す時間も、まるでストップウォッチで計ったかのように、ほぼピタリと収まるのでした。

お客さんからの反応もよくて、毎回とても心地よく話せるようになりました。
だから、準備をしていてもとても楽しい。

しかも、作成中に色々な考えが浮かぶことが多々ありました。
読んだ時には思い付かない、マインドマップ作成中ならではのひらめきが、頭の中に出まくるのでした。
これがまた、たまらなく心地よい。

で、
ハマってハマって10年間も続けることができました。
最後は、テレビやラジオにも数回出演させていただくこととなりました。

思いついたことを、ただ紙に言葉を書いて行くだけ、ほとんど遊び心でやっていた。それが、
本人が全く予想もしていない展開となっていったのでした。

書くこと=書く習慣
で、とんでもないことが起こるかも?
ですね。

以上、夢中になった話を夢中で書いてしまいました。(笑)

(注・・・ここで私が行った方法は、正しくはマインドマップと呼べないかもしれません。マインドマップの本を読み、自分流にかなりアレンジしたやり方で作成しています。マインドマップを正しく学びたい方は、正規の本を読み、公認された講座等で学んでください。どうぞよろしくお願いします)

#書く習慣

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