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いまどきの若者


今日、かかりつけの医者に薬をもらいに行った。月に1度のお勤めです。まぁちょっと血圧、高めなもんで(笑)

帰りの電車の乗り継ぎで、JR長津田駅で降りて、東急田園都市線のホームで電車を待っていた。

私の前に、NHKのテレビドラマ「古見さんはコミ症です」の主人公の男の子のような、ごく普通っぽい若者が立っていた。
ごく普通にスマホをいじっていた。

ホームに電車がゆっくりと入ってきた。
自分が乗るつもりの、急行電車だった。

前の彼の横から、白髪を後ろできゅっと縛った、少し背中が丸くなった小柄なご年配の女性が声をかけた。

どうやら、この電車は何何駅で止まりますか?  と聞いているようだ。
小声のため、駅名までは聞こえない。

彼は「ちょっとわからないですね」と答えているようだった。電車が止まり、ドアが開く。足を踏み入れて彼はすぐに上を見て反対側のドアの上にあるボードに目をやった。

多分、この電車の止まる駅を確認したのだろう。すぐさま振り返ってホームに降りていき、先程のご年配の女性に声をかけようとしていた。

すれ違いで私は中に入り、中から窓越しに彼の動きを目で追っていると、ご年配の女性はホームにいた、また別の40代ぐらいの女性に尋ねているようだった。

それを見た男の子は、声をかけるのを躊躇していた。しかし、その中年の女性が首を振るのを見て、すぐさまその男の子は、ご年配の女性に何かを説明し始めた。

ご年配の女性がとても笑顔になり、深々と頭を下げていた。安心した様子が見て取れた。それを確認した後、若者は電車の中に乗りこみ椅子に座った。

たったそれだけの出来事なんですけど、なんだかとっても嬉しくなった。

いまどきの若者に「スキ」を押したい。

ここから独り言。
実は、今日ほど書くネタに困った日は無い。
本の紹介シリーズを始めたものの、紹介したい本は山ほどあるのですが、どれも話しが長くて、文章も長くて読むのがうんざりしそうなものばかり。
途中で投げ出して、あーもう今日はだめだぁ〜、と半ば諦めていました。

そこで【書く習慣】を開いた。

115ページ。「日常ツイート」も、ちょっとひと工夫することで各ハードルが下がり、習慣化に役立てることができます。と書いてあった。
ここを読みピンっときた。

と言う過程があって、出来上がったのが、上の文章でした。
今日も【書く習慣】にお世話になりました。
ありがとうございました。

#書く習慣

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