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「書く習慣」1ヶ月チャレンジ22日目。

本日のテーマ「人付き合いで1番大切だと思うこと」

なんだろう? 
といきなり頭をひねってしまった。

いままでそんなことを真正面から考えたことがなかったからです。

少しして思い浮かんだ言葉は、
「気を使う」と「人の話をしっかり聞く」でした。

なぜ「気を使う」なのか?
多分、
小さい頃から、気が小さくて臆病だったからだと思います。

だから、人に嫌われたくない、人を怒らせたくない、という気持ちが強かったように思います。

三つ子の魂百までと言いましょうか、
その性格は大人になっても変わらなかったようです。

例えば、
30代の時、会社の同僚からある時ポツリと
「お前は、まるで人間アジャスターだな」と言われたことがありました。

また、靴のオーナー制度と言う委託販売制度の靴屋を運営していた時、その本部のバイヤースタッフから、「お前の店に来るとなんだかわからないけど、帰るときすごく気持ちよくなっている自分がいるんだよなぁ。だから、来週また良い商品入れてやろうかなぁって思っちゃうんだよなぁ。ほんとお前は不思議な奴だよなぁ」
と言われたりもしました。

私としては、特に意識してやっていたわけではなかったと思います。
でも、小さい頃の習性が、そのまま出てしまっていたのだと思います。

そして「人の話をしっかり聞く」について。

その後、40代の古本屋時代に
「人の話をしっかり聞く」
ことを覚えました。
それまでは、しゃべる方が好きで、一方的にしゃべってしまうことが多かったです。

でも、齋藤孝さんの【聞く力】を読んでから、意識的に練習した時期がありました。

同時期に読書普及の活動もしていました。

その団体の中に、
「その言動を見聞きしていると、つい、アドバイスをしてしまいたくなるとてもユニークな方」がいました。(40代・男性)

しかし彼は、
誰が忠告しても、「でも」とか「しかし」で応酬して,人の意見を全く聞き入れませんでした。

ある時、岡山からの新幹線で彼と同席したことがありました。
その方の話を、いっさい口を挟まずに黙って40分間聴き続けました。
かなり、言いたい放題な内容でした。

彼が話し終えた雰囲気が見えたところで、
私が遠慮がちに「少しだけ話をさせて下さい」と申し上げ、短かく意見を述べさせてもらいました。

すると彼は静かに「はい、考えてみます」と言いました。

一瞬、自分の耳を疑いました。
おそらく、いままで彼の話を黙って聴き続けてくれた方がいなかったのでしょう。

このほかにも、たびたび嬉しい出来事が起こり続けました。
「聞く力」のおかげで、
いままでの数倍,人との会話が楽しくなり、人脈もグッと広がりました。

「気を使う」ことと「人の話をしっかり聞く」、
これからも大切にしていきたいと思います。

今回も、ありがとうございました。

以上です。


#書く習慣

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