この3冊セットで蘇った!「私の推し本のシリーズ10」
昨日、昔からの知人の鹿野ご夫妻が、自宅の一部を開放して「家でもなく、職場でもない大人ための第三の居場所」という、「しかのいえ」にお邪魔してきました。北区十条にあります。
昨日はそこで、しかのいえ文化祭が催されました。
たこ焼きあり、鉛筆画の展示あり、シンガーソングライターの生演奏ありで、と大盛り上がりでした。
私は、「つながる読書会」に参加しました。
結局、つながる読書会は、主催のFさんと私だけでしたので、私一人で3冊30分も話させてもらいました。
気がつけば、懐かしの「えちごやさえき」の「本の力」のパターンになっていました。
本の力と言うのは一見何も関連性のないように思える本を、3冊ぐらい関連付けてまとめて紹介する、と言うやり方になります。
基本的には、その3冊を読むと、ある1つのテーマが浮かび上がるみたいな感じでまとめていきます。
今回は一言で言ってしまいますと
「ぼーっと生きていた佐伯が、この3冊を読んだことにより、また新たな生きがいを発見して、復活しました」
と言うことになります。
昨日しゃべったことを思い出しながら、ここに再現してみようと思います。
いつもより長くなります。(3000字超)
最後までお付き合い願えたら、幸いです。
【さあ、才能に目覚めてみよう!】
この本は、自分の強みを発見すると言う本です。
ここ数年、大型書店の平積みから消えたことがありません。継続して売れている本です。
これを、とある古本屋の店頭の均一棚で見つけました。
それがなんと、100円!
ラッキーって感じ、即買ってしまいました。
本の最後のページに袋とじが挟まれています。この中にある暗証番号が印字されています。これは、インターネットを使い、自分の強み発見のAI診断が受けられる専用のサイトがあり、そのサイトに入るための暗証番号番号なのでした。
しかしながら家に帰ってその暗証番号でそのサイトに入ろうとしても、入れません。
このシステムは一度暗証番号を使ってしまうと二度と入れないのでした。
浅はかでした。
だから、100円になっていたのでした。
自分で古本屋をやっていながら、そこまで読み切ることができませんでした。
本には、全部で強みパターンが34項目に分けられています。
一つ一つ、そのタイプの特徴や今後の行動のアドバイス、働き方などが詳しく書いてありました。
つまり、この本はストレングス・ファインダーというAI診断を受けたのち、その結果から、自分の強みパターンがわかるので、その項目だけ読めばいいと言うことなんですね。
だから、診断の結果がわからない人には、無用の長物でしかない。
なんか目の前に透明の壁があって、そこに答えが書いてある本があるのに、手に触れることができないようなもどかしさに駆られ、
(小梅風に)チキショーって感じで、
本を放り出してしまいました。
ところが翌日、夜、寝る前に焼酎のソーダ割りを、ちびちび飲みながらまたこの本を開きました。
もう諦めてはいましたが、もしかしたらと思い、各項目の出だし部分を拾い読みしました。
すると!
その中の「コミュニケーション」のところを読み出したら、ズバリ私のことが書いて、あーるじゃあーりませんか!
そこには、私の「本の力」と言う本の紹介をするイベントこそ、私の強みのパターンを体現したものだったことが、的確な言葉で綴られていました。
さらにもう一つ、メルマガで本の紹介もしていました。この行為も、わたしの強みだったのでした。
ここで私は、考えました。
「本の力」をやろうと。
しかし今はできないコロナだ。
だったら文章で表現すればいい。
そこで、
noteを始めた。ここで自分の小学校時代からの物語を描き、いかに読書と出会い読書に目覚め読書によりドンダケ楽しい人生になったかを書こうではないか。
てなことを考えたのですが、
自分に小説の才能があるわけでもなく
第9話で行き詰まりました。
大学に入学した初夏、で止まっています。ここから、青春ドラマが始まるところだったのです。しかし描けば描くほど自分の中のドロドロとしたものが描き出され、我ながら読んでみて気持ち悪くなってしまったのです。ここまで書かなくてはいけないのか、などと考え始め、書けなくなってしまいました。
約1ヶ月半ストップしました。
でも自分は何かを表現したくてたまらない。
そんな時に
【書く習慣】いしかわゆき・著。
という本と出会いました。
この本で1番良かったのは、「自分語りをしていい」とか「もっと自由に書いていい」とか、「『うわぁ〜』と思ったら『うわぁ〜』と書こう」とか、とにかく書くことに対するハードルをめちゃめちゃ下げてもらったことです。
私は、自分の物語を書くのに、小説形式にこだわって書きすぎて、行き詰まりました。
ですので、この本の書くことへのハードルの下げ方はものすごく助かりました。
ついでに、この本の巻末にあった「書く習慣1ヵ月チャレンジ」と言うワークがあり、それをやってみました。
すると、日を追うごとに、脳が活性化されていくのがわかりました。
日々の中でいろいろなものをキャッチするようになり、また過去のいろいろなことが、頭の中に思い浮かんでくるようになりました。
なんて表現したら良いのだろう?
自分の中にある遺伝子の蓋がほとんどOFFになっていた。
それが、毎日なにかを書くことによって脳が動き出した。
その脳の動きがOFFになっていた遺伝子をONに切り替え出した。
読んできたいろんな本の、断片が溢れ出し、過去の体験も蘇り、そして、今生きている毎日の出来事と繋がって、何か書いて見たくなる。
そんな毎日になっていきました。
一か月はあっという間でした。
書くことにほとんど困らなくなった。
頭の中に書くための回路が出来上がったようで、書き出せば何か出てくると言う状態になっていました。
その後は、得意の本の紹介を毎日のようにするようになりました。そのうちに、「マイ・ゴール」と言う本を紹介することがありました。
(この本も、自分の大好きなことを見つけるための本です)
そして、自分の中で、やはり本当に自分のやりたい事を発見して、活き活きと生きる人生を歩みたいと、再確認しました。
そんなことを思い立った時に、
この【Dark Horse】
と言う本に出会いました。
この【Dark Horse】の良いところは、今までの既存の成功法則ではない、ダークホース的な考え方の成功法則が書いてあることでした。
おおざっぱに言うと、今までの成功法則は目標を設定してそれに向かって一生懸命頑張ると言うパターンが多かったと思います。そして、才能がある人が勝利すると言うものが多く、それ以外の人は負け組みたいな感じになっていたと思います。
しかしダークホースと言うのは、他の人とは違うその人だけのやり方と、小さなモチベーションによって、充足感のある日々を過ごしながら、結果的に成功してしまうと言うものです。
その充足感に至るためには、日々の中で小さなモチベーションを、しっかりと自分で発見していくことが大切だ、と書かれてあります。
小さなモチベーションの、積み重ねと繰り返しによって、徐々に本当に自分がやりたいことを探し、挑戦していく、成長していく、と言うやり方がダークホース的な生き方です。
この2つの大きな違いは、今までの成功法則は1部の人しか成功できないシステムでした。
しかしこのダークホース的な考え方は、誰でもが成功できる生き方になると言うことです。
ゴールではなく、そこに至る間に自分がどれだけ充足感を感じているかを常に問いながら生きていく。そこに生きがいが感じられればオーケーなのです。
以上これにより、私は自分のこれからのやりたいことが、かなりはっきりしてきました。
実は、そんなに大した事ではありません。
今まで夢中でやってきた「本の力」と「メルマガ」でやっていた本の紹介、この両方を再出発させるだけのことです。
以上、紙上「本の力」でした。
長々とお付き合いくださりありがとうございました。
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