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「自分の言葉」で人を動かす

伝えたいことがあるのになかなかその的確な言葉が出てこない、と言うようなもどかしい気持ちになった事はありませんか?

今日は【「自分の言葉」で人を動かす】について書こうと思います。

自分が言いたいことが伝わる言葉は、どこかに答えが載っていそうなノアハウ本の中には書かれていない。
最も人に伝わる言葉は、
「自分の中にある」ということがわかります。

私事で恐縮です。
実はまた最近、本の感想文が書けなくなっていました。自分自身の手書きノートにメモ的な言葉は書いているのに、ネット上にアップする時、あれこれ考え出し、萎縮しだしてアップすることできないのでした。
しかし、この本を読み「あーなんだぁ、自分の言葉で書けば良いのだ」と言うことがよくわかり、すごく気持ちが楽になりました。そう思ったとたん、なにか書きたくて仕方がなくなりました。

この本で特に印象的なところ。
1、自分が人に「教えたいこと」が伝わる。
例えば、小学生に「感想文を書いてみよう」というと、「えーやだーっ」となる。しかし、「読んだ本で人に教えたくなったところを書いてみよー」というと、ドンドン出てくる。

2、自分の言葉を引き出すコツ。
このコツは、「教えたいこと」という視点で考えてみる。この時点で考えると頭の中は全体を語らずに、一部に絞って考えるという思考回路になる。
例えば、映画を見て、「おもしろかった」「感動した」「怖かった」「よかった」「迫力があった」という感情が湧いてくる。
その震源地を明確に把握したのち、その前後関係や、概要を考えていく。
話の主役を「教えたいこと」にして、脇役をどんどん追加していく。
つまり、全体よりも部分もを深掘りし、そこに自分の言葉で表現する。がコツ。

3、教えたいことが自分の武器になる。
例え話で、
著者が愛用しているグラスがあります。これのPOPを書くとします。
普通のガラスのコップです。ただ、通常のグラスに比べてすごく薄くて軽い。
職人が一つずつ作っている。
これをPOPにすると、
「薄さ、
職人の手作り、
ガラスの素材」
など、客観的や、作り手が生産過程でアピールしたいことを書こうとしてしまう。
でも、それをPOPにしても「ふーん」レベルの反応に終わってしまう。
ここで著者は視点を変えて言葉を引き出します。それは
「自分が驚いて友達に教えたくなったことを、そのまま書きます」という。
ここで、自分がこのグラスでビールを飲んだ時の実感をそのまま書いています。
(この内容は素晴らしすぎて、ここに書いてしまっては著者に申し訳ない気がしますので、やめておきます。ご希望の方は、ぜひ、本をご購入の上読んでみてください)
(>人<;)

でも、私、ここ読んだら、このグラスがめっちゃ欲しくなりました。(笑)

自分の言葉で伝える力を磨きたい方、
おすすめです!

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