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さびしい夜にはペンを持て。古賀史健・著。


この本が8月31日までにたくさんの中高生に読まれることを切に願います。

私事で申し訳ないのですが、
6月中旬に歩きすぎのために発症した膝の痛みが8月の上旬に再発した。
8月に入って右膝の痛みが激しくなり夜も眠れない辛い日々が続いた。何もかもやる気が失せていくような気力を奪い取る痛みだった。
本も読めなくなっていた。読む気が起きない。痛みが続いてイライラしているから集中できない。読んでも言葉が頭に入ってこないのだ。
それが昨日、膝の検査でMRIを撮ってもらった。市内の「メディカルスキャニング」と言う検査専門の医療施設でした。
それは府中駅から徒歩5分位のところにあるのですが、なんとなくMRIを撮ってもらったことに少し安心感と達成感がありました。
それとここまで頑張った自分にご褒美を与えたくなり、久しぶりに府中の啓文堂書店に入りました。
しかしながら、長時間の立ち読みは厳禁です。あまり長く立っていると歩けなくなり、タクシーに乗れなくなる。
だから、そのわずかな本屋ぶらりタイムを急いで楽しんだ。
そんな時にひときわ光を放つ表紙があった。
本に呼ばれる?
まさにそんな感じでした。
青い色ベースに描かれた海の中のイラスト。
中央には可愛らしい赤いタコのイラストがある。
タイトルは
『さびしい夜にはペンを持て』
いっぱつで惹かれてしまった。
著者を確認したら、古賀史健さんだった。あの『嫌われる勇気』の著者である。グラリと買気に傾いた。
表紙を開くとページの右側の袖部分に「人生最大の謎を解く冒険が始まる」
とある。
さらにページをめくると内表示に「ぼくはぼくのままのぼくを、好きになりたかった」と書いてあった。この言葉で僕はレジに向かった。
読めなかった日々が嘘のよう、
昨日今日で一気読み。

悩めるあなたに届いて欲しい。

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