アナログのタスクボードを使い始めたら上手くいったという話

0. 簡易版-三行まとめ

  1. 予定表とタスクボードをPC(デジタル)からアナログに移したら捗ったよ

  2. 百聞は一見に如かず。下の写真を見よ

  3. 無印のブックスタンドなど、スチール素材だと色々便利です


1. デジタルからアナログへ

仕事でのマルチタスクに趣味に家族との時間に忙しいみなさまにおかれましては、予定とタスクの管理の方法は色々とあると思います。先日読んだ本に以下のような記述がありました。

「デジタルノートを使う場合は有限化を意識する必要がありますが、アナログノートの場合、そもそもできることが限られているのではじめから有限化がなされていると言えます。複雑にしようがないのです」

『すべてはノートからはじまる』

ここ数年、Gooogleのスプレッドシートを使ってタスク管理をしてたんですが、少し不満に思う場面が多くなってました。「そういえば前職ではアナログに付箋を使ったり、でっかいカレンダーを貼ってチームの予定管理してたなあ」等と思い出し、上の記述をきっかけにアナログ式をを復活させてみることに。これがとても良い感じだったので、PCで管理していたものをどんどんボードへと移動していき、今では上に貼った写真のようになったというわけです。

プライベートな情報が省いてるのでちょっと抽象的ですが、実際はもう少し細かく、作業にかかる時間とか分量を入れてます。上半分に一週間の予定。下側には単発で湧いてきたタスク。例えば、これを買うとかこれに返信する、など完結型で、終わったら消して良いものを貼る。重要度とかに応じて色を分けてカテゴライズもしてます。左下はその他の情報、という感じですがまだ調整中。

2. どうしてこれがPCよりもうまくいくのか

と、書いてみたは良いものの、完全には説明できないんですが、❶デジタルの場合、次の作業を確認するとき「PCをつける」「ショートカットなりを探してクリックする」という、実質10秒程度のワンステップの作業が、場合によっては面倒、というのが一つ。例えば仕事終わってグダっと疲れてるとき。たとえ好きでやってる読書でも、開始のトリガーを引くのに軽いためらいがある。でもアナログボードだと、ちょっと首を向けただけで、ためらいを抱く前に見えてしまう。能動性がとても少なくて済む――よく言われる、「ジョブズとかザッカーバーグは服選ぶのに判断コスト使いたくないから同じ服大量に持ってる」というアレに通じる気が……ちょっとだけする。

またこれと別に、❷こうした 週予定と単発タスクを同時に管理する良い感じのアプリがない ❸単に付箋を作ったり捨てたり、終わった予定にシール貼ったりするとき手を動かすのが楽しい、という理由もあります。

3. 作り方(一例)

一例なので他によいもの・方法があればアレンジしてください。使ってるのは無印良品のブックスタンド(中)。二つをビニールテープで貼り合わせ、ちょっと斜めに(力技で)傾斜をつける。

底には100均で購入したすべりどめになるゴムのシール。僕の場合は机の棚の段をうまく使って、2セットを縦にならべました。プラとかではなくスチール素材のものがお勧めな理由は ❶スチールだと付箋の粘着力が小さくてもしっかり着くので100均の付箋でもOK ❷マグネットが使えるので付箋以外も貼れる (❸無印のデザインが好き)

週予定などはAffinity Designerという廉価版イラレみたいなソフトで作ってますが、パワポとか頑張ればWordとかでも作れるでしょう。たぶん。でも予定表作るのにストレス溜めるとその内やらなくなるので、使いやすいソフト推奨。「予定表 デザイン」などでググり、お気に入りのデザインをパク……参考にすると、見るたびにちょっと気持ちが上がってよいと思います。

それではみなさま、良い進捗を。


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