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キッチンスポンジ、何使っていますか?

数年前には気にもしなかった脱プラ。
脱石油100%の化粧品や自然食に日々ふれる中で
今年、エシカル消費を知る機会が増え、
少しずつできることから始めています。

ビニール袋が有料化してから、エコバックが浸透した印象です。
脱プラのために私がエコバックの次に取り入れたのは、自然由来のスポンジです。

ご存知の方が多いと思いますが、一般的なスポンジはポリウレタン、ナイロンなどのプラスチックでできています。スポンジは毎日使うもの、消費量も多いですよね。使っていく中でも微量ながら5mm未満のマイクロプラスチックが流れ出ているそうです。人が便利に使っている物がのちに海洋生物の命を奪ったり、海洋汚染を引き起こす。このことを知ってから、スポンジを見直すことにしました。

まず、麻たわしを使ってみました。洗剤いらずですが、プラスチックのスポンジに慣れていた私にはギャップが大きすぎて断念。泡立たないのはもちろん、油汚れが取れにくい、厚みがないので持ちにくいなど。とても環境に優しいのですが、私には続きませんでした。

そのため、少しでも環境に優しいもので「洗った感」があるスポンジを探しました。そして友人から教えてもらったのが、セルロースとヘチマで作られているスポンジです。

セルロースの原材料は、木材パルプや補強繊維として加える綿などの天然繊維からできています。ヘチマは沖縄県で昔から食用として親しまれ、乾燥させてスポンジとしても活用されてきました。
セルロースだけだとこびりついた汚れが落としにくく、ヘチマだけだとぬめり汚れが落としにくい。
この2つが苦手なことを補い合って一体化していることがとても嬉しく、接着剤でなく縫い合わせて作られているなんて!さらに、カレーなどの汚れを洗っても意外と色が残らないところも気に入っています。

使い始めは硬さがありますが、水に浸すと柔らかくなり、よく泡立ちます。

力加減によってはセルロースの方が割れたり破れたりと消耗はしますが、
現在4ヶ月程経っても使えています。

捨てても土に還る。
私なりに少しずつ、地球に優しい選択を続けていきたいと思います。

新品


4ヶ月後


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