オリンピックチケットと経営に共通する先払いの大事さ
向山かおりです。
「オリンピック2020」が いよいよ2021年7月23日にスタートします。
いろんな意味で紆余曲折あって世界的に注目集まるオリンピックになりましたね。
これは向山かおり個人的には、30年後とかにも記憶されるような、歴史に残るものなんじゃないかなと思っています。
開催者側にも、選手の皆さんにも、観戦者側も、いろいろな立場や事情があるからこそ、考えられうる対策は全てとって、最大限のものをできたらいいなと思います。
オリンピックのことはどこからはじまったかなと、思い起こせばコロナなんて話にもなかった2019年4月頃 オリンピックチケットを頑張って予約したあの時からもう約700日以上経っていました。
700日も待ち続けたと思うとその長さにびっくりします。
そして現在は再抽選になっていて その結果待ちとなっていますが 当たるといいなと思ってます。
その700日間について振り返って見たらいろいろな気づきがあったので記事にしてみました。
オリンピックチケットを買うことはほぼ博打と思いながら予約した2019年
2019年4月スマホ2台持ちでチケットサイトにログインと画面スクロールを必死にしてました。
ほぼ博打という理由はこの3つ
予約しても当たるかわからない
なのに 当たったら必ず購入しなくちゃいけない
なのに譲渡できない
そして払い戻しは一切できない
完全に博打です笑
開会式と閉会式と10個くらい 合計100万くらい予約しまくりました。
もし万が一全部当たっちゃったらどうしようと思う気持ちと戦いながら
確定ボタンを押したのを覚えています。
今考えればチーム戦にしてみんなで予約取れば良かったのですが、当時はその頭がなくて 一人でチケットの購入リスクをとると決めてました。
何故ならば
どうしても 経営仲間と オリンピックが見たかったから 仲間にオリンピック観戦をプレゼントしたかったから
です。
私の夢リストにはいろんなものが書かれています。
ホノルルマラソンを走る
富士山の上で100人の友達をおにぎり食べる
仲間とめぐる世界遺産ハンターになる
オリンピックを平日の昼間に仲間と観戦にいく
etc・・・・
そのうちマラソンと世界遺産と富士山は達成しました。だからオリンピックも仲間と観戦するのです。
時々、お金をそんなにたくさん稼いで何に使うのですかという人があります。
仲間との大切な思い出作りネタ作りは、私の大事な夢の一つなのです。
ブランド品はお金で買えますが、
仲間と体験をシェアしてつくる思い出は、お金では決して買えません。
そう、やりたいことがあるから目標があるからそのためにはやるべきことをやります。
チケットを取ることはちょうど経営によく似ています。
チケットが販売始めた当初、こんな反対意見がありました。
・当たるかわからないのにお金かけれない
・当たったとしても日程をちゃんととって会社など休めるかわからない
・自分だけじゃなくて一緒に行く人が見つからないかもしれない
・そんなお金の無駄になることはできない
オリンピックチケットに確実さや保証を求めるとこのような意見が出てしまいます。
普通はこう捉えるのでしょう。
でも私は経営して行く中で
全ては「代償の先払い」だと教えていただいてきました。
経営するということは、ラーメン屋さん一つとっても、先行投資をします。
お客さんが来るめどなんて立っていないにもかかわらず
不動産代、設備投資、人件費、、、あらゆるものにお金をかけます。
そしてかけた分を回収して行くのです。
そこの確実性や保証はありません。
保証は自分で作って行くのです。
お金と時間を先払いする感覚はとても大事な経営者マインドです。
このような考え方を身につけているので、
オリンピックチケットが当たったら、
当たった日程に自分を合わせる。
どうしても無理な日程は避けるけれども、最悪全部を買取してもいいやという腹の括りをしてしまえば、あとは怖いものはありません。
そういう気持ちでチケットを取ると気持ちは軽くなりました。
予約後、チケットが当たるまではドキドキでした。
お知らせは自分のオリンピックチケット購入マイページから当選がわかるのですが、申し込んでから3ヶ月くらいの期間で結果がわかるのですがこちらも気持ち的にはかなり待たされました。
しかしこれも楽しみの一つになっていました。
腹をくくると楽しめます。
経営も同じく腹をくくると怖いものはなくなります。
ちなみに、話は変わりますが
オリンピックの当選確率は一般的にはどのくらいの確率なのでしょうか?
とっても気になりましたので調べたところ、、
実は公式に発表されている数値は発表されていません。
まあそりゃそうですよね。
なので
各メディアが独自でとった集計はありましたのでそれを引用してみます。
こちらはPRTIMESのものです。
東京2020大会オリンピック観戦チケットに申し込んだ79人のうち、当選したのは24人で当選確率は30.4%という結果であった。
そしてなんと面白い結果として、申し込み金額ごとによって当選率が違ったのではないかということなのです。
東京2020大会オリンピック観戦チケットの申込者79人のうち、申込金額を回答したのは62人で5万円以下が最も多い回答であった。
申し込み総額別に当選確率を見ると、5万円以下と10万円超〜15万円が最も高く42.86%、次いで5万円超〜10万円と15万円超〜20万円の33.33%、30万円超〜50万円が20.0%であった。
東京2020大会オリンピック観戦チケットの抽選は、申し込み金額が大きければ大きいほど当選しにくい傾向が見て取れる。
引用元 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000045258.html
オリンピックは国民みんなのイベントなので、平等にしようというのですかね
この結果を見てなんとなく嬉しくなってしまいました。
さて
それから1年後2020年全く予期をしていなかった非常事態宣言とコロナ期間の1年を経て、開催すら危ぶまれるようになりました。
見込んでいたオリンピック景気どころかという事態になって
国全体 世界全体で大変なことになっている。
そこで私自身はまた前提が変わりました。
それならチケット代は寄付として 返金しないで何かに使ってもらおうという考えになるようになりました。
そして
いよいよ2021年7月 最後の1ヶ月で、定員を50%に絞ることに決定しました。
そのため再抽選が行われます。発表は7月5日頃とのことです。
せっかく当選したチケットももしかしたら再抽選で外れてしまうかもしれなくなりましたが
それもまた楽しみの一つとして捉えています。
開催まで残り1ヶ月を切りました。
現地参加でもTV参加でも楽しみにしてます。
もちろん感染対策は万全にという前提で、
諸々無事に開催されますように、、、。