Windowsのウィルス対策ソフト、買わなくて良いですよ

少し前ですが、
PCのセキュリティに関する
お仕事をしていました。

その時から思っていたのですが、
多くの個人ユーザが、
PC(Windows)を買い替えると、
同時にウィルス対策ソフトを購入します。

そんな時に、
どのウィルス対策ソフトが良いのか等と、
ネット記事等を調べますよね。

そうすると、
サードパーティ製アンチウィルスソフトの
販売数のランキング等が
Webに掲載されていますよね。
これがそもそも変なんです

Windowsには伝統的に、
ウィルス対策ソフトが製品に含まれています。
現在はWindows Defenderと呼ばれる
この製品はWindowsユーザは無償で利用可能です。

確かにWindows 10より前の旧OS時代は、
この製品がサードパーティ製に劣る時代がありました。
しかし、自分の知る限り、
Windows Defenderの性能は大きく向上しており、
現在、サードパーティ製品に遜色ありません。

少し古い記事でもWindowsにおける
Windows Defenderのシェアが50%超えたとの報告があります。

話を戻しますが、Web上にある
ウィルス対策ソフトの販売数ランキングには、
単体で販売されていないWindows Defenderが、
含まれない結果が
掲載されている事が多いです。

え、それおかしくない?

よみびとしらず

そうなんです。
それを見たら、導入シェアでは、
Windows Defenderに劣る
サードパーティ製品が
Windows Defenderより
人気があるように見えますよね。

あまり知識のない人であれば、
疑わずに、そのリストから選んで
サードパーティ製のウィルス対策ソフトを
購入するのではないでしょうか?

セキュリティに
お金を掛けようというのは、
無関心よりは遥かに良いことです。

しかし、無暗に
お金を掛ければいい訳ではありません。
少なくとも自分は、
ここ10年近くはサードパーティ製の
ウィルス対策ソフトを利用していません。
勿論、それでセキュリティ事故に
遭遇した経験もありません。

サイバーセキュリティでは、
色々なリスクがある為、
所謂、アンチウィルスと呼ばれる機能だけで、
対策ソフトの良し悪しは語り切れませんが、
Windowsを熟知する、
Microsoftの提供するWindows Defenderを
知らずに遠ざける事は
大きな機会損失かもしれませんよ。


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