【ホロカ】ふつうのパソコンについての考察
高級カード「ふつうのパソコン」について、本当にどのデッキにも採用して強いのか考え直してみました。
あくまで考察なのでほかの意見があればぜひコメントなどしてください!
強い点と弱い点
強い点
・山札から直接Debutをステージに出せる
デッキからDebutを減らすことができるので、1stや2nd、サポートなどが引きやすくなり、次に繋がりやすくなります。
最後の最後に2nd引けてれば勝てる試合で、勝負を賭けたドローがDebutでその次が2ndだったみたいな経験はありませんか?ふつうのパソコンで1枚減らしていれば引いたカードがDebutではなく2ndだったかもしれません、、
・ステージに出すDebutを選ぶことができる
ステージに出ていないホロメンを選んで出すことができるので、特定のホロメンが出せないという事故を減らすことができます。
同じホロメンでもコラボエフェクトを持っていたりなど、能力を最大限に活かすために使い分けることができるのも強みです。
また、バックステージに1人だけいればいいようなホロメンは、ふつうのパソコンで選んで出せることからデッキに入れる枚数を減らしていても安定してステージに出すことができます。
枚数を減らすことのメリットはほかのカードを採用しやすくなり、攻め手を増やしたり、メインアタッカーのDebut枚数を増やすことで安定性を増すことに繋がります。
・デッキをシャッフルすることができる
アイドルマイクなどで下に送ってしまったサポートカードや、サブパソコンで下に送ってしまった2ndをシャッフルすることで引く確率をあげることができます。
ちなみにlimitedではないサポートカードでは唯一ふつうのパソコンだけがデッキをシャッフルできるカードになります。
弱い点
・Debutホロメンカードではないのでゲーム開始前のDebutを置くタイミングの時にはただのサポートカード
Debutが多ければセンターステージに出すホロメンをある程度選ぶことができます。
ふつうのパソコンを採用してるデッキはDebutの現物を減らしていることが多く、例えばコラボエフェクトを持ったDebutとふつうのパソコンしかなかった場合、センターステージにはコラボエフェクトを持ったホロメンしか出すことができません。
もしもそのふつうのパソコンが減らしていたDebutであれば、コラボエフェクトを持ったホロメンを活かすことができたかもしれません。
他には引き直しをしてDebutは持っていないけどふつうのパソコンがあるような場合はバトル前にDebutを出せていない状況になるため、手札を公開して相手の情報を与えながら初期手札が減ってしまいます。
・アイドルマイクなど、デッキの上から4枚みて指定タグを加えるカードの対象にならない
ふつうのパソコンはDebutではないためアイドルマイクの対象にはなりません。
このゲームは序盤のホロメン展開で勝負が決まる場面もあるため、加えられなかったせいで展開できずに負けてしまうゲーム展開は少なくないかもしれません。
他にもpromiseのようにDebutでもステージにいることが大事なデッキでは、アイドルマイクなどのサポートで対象にできるかどうかは影響がでるところではないでしょうか。
ネストボールとの違い
似たようなゲームとされているポ〇カには、ほぼ同じ効果のカードのネストボールがあります。
ネストボールは採用しないデッキを探す方が難しいレベルでほぼ全てのデッキに採用されています。
それだけ採用率が高いということは、それほど強力なカードであるということでしょうか。
似てるゲームで似たような効果を持つふつうのパソコンは全てのデッキに入れた方が強いと思ってる人もいるのではないでしょうか。
違いとしては、ポ〇カは全てのたねポケモンを場に出すことができます。
※たねポケモンとはホロカで言うところのDebutやSpotのような、直接ステージに出せるポケモンのことです。
ふつうのパソコンはDebutホロメンのみが対象になるのでspotホロメンは場に出すことができません。
大きな違いはデッキ構築のルールにあり、一部例外はあるものの基本的にホロカは同じカード番号で4枚まで。
ポ〇カの場合は同じ名前のカードを4枚までなので、例えば違うカード番号のAZKiでも、AZKiは4枚までしか入れることができません。
※ポ〇カはBloomすると名前が変わるため、Debut、1st、2ndが各4枚までと思ってください。
つまりネストボールなどを入れなかった場合どうやっても4枚までしか入れることができず、序盤に展開できる可能性が限りなく低くなってしまいます。したがって、ネストボールは強い弱い以前にそもそも採用しなければゲームにならないカードとも言えるのではないでしょうか。
その点ホロカはDebutを何枚でも採用できるため、必須ではないと言えます。
他にもポ〇カはサポートをサーチできるカードが存在します。そのためサポートであること自体が重要なのもホロカとは違うところになります。
どういったデッキで強いのか
次にメリットデメリットを整理してどのデッキなら強く使えるのか考えていきます。
まずホロカでは手札を増やす手段がかなり限られています。
ムメイやルイなど手札を増やせるホロメンも存在はしていますが、手札リソース要因だけでほかのデッキに出張して採用するのは難しいでしょう。
それ以外となるとサポートカードになりますが、現状のカードプールでは手札を増やせるサポートは3種類に分かれています。
・春先のどか:無条件で手札が増える
・アイドルマイク系:指定のタグを持つホロメンしか増えない
・マネちゃん:手札を減らす必要があるので使いやすくは無い
のどかは汎用性の高さからどのデッキにも採用するべきだと考えているため省略します。
この中でアイドルマイク系を採用しているデッキでのみふつうのパソコンを採用してるデッキで手札の増える枚数が減っています。しかし、Debutを十分に展開できているならばアイドルマイク系で増えるDebutは有効な札にならないため、手札の質が上がっているとは言い難いでしょう。
ふつうのパソコンが大きく影響するのはマネちゃんを採用してるデッキで、マネちゃんは手札をデッキに戻す関係でデッキのみを圧縮しても手札の枚数分圧縮が落ちます。
手札からDebutをステージに出す場合、カードを1枚使ってステージに出していますが、ふつうのパソコンを使えばふつうのパソコン分でカードを2枚使ってステージに出していることになります。
この1枚の差はマネちゃんを使用した時に発揮され、デッキの総枚数が減っている分引き直した時にDebutを引く確率が下がり、1stや2nd、サポートカードを引き込みやすくなります。
ふつうのパソコンはDebutホロメン1枚分なのか
今までの考察から、ふつうのパソコンはデッキからDebutを少なくしている=Debutを引きにくくしているため、ある程度Debutを展開出来ていないと恩恵を受けづらいのではないでしょうか。
仮にDebutが16枚分欲しいと考えた時に、Debutホロメン12枚とふつうのパソコン4枚で合わせて16枚分と計算する人が多いと思います。
具体的な数字の計算はしていないためあくまで体感になりますが、12枚では最初の展開の時にセンターに置くホロメンを選べるほどの余裕はなく、limitedを使用した後の継続展開も難しくなると感じています。
よって、Debutの展開枚数で考えた場合、ふつうのパソコンはDebut0.5枚程度だと感じるため、安定して展開を続けるのであればDebut14枚は必要だと思います。
つまり?
ブルーミングレディアンス環境におけるふつうのパソコンは、最大の強みはDebutを使い分けれるところにあり、Debutを複数種使うデッキなら入れた方が強く使えることが多いと思います。
Debutの展開枚数でいえば事故要素になっているため、Debutの種類が少ない、Debutの枚数を多く入れるのが難しい、アイドルマイク系を使うデッキであれば採用する優先度は下がると思います。
流行りのデッキから考察すると、promiseは3人のホロメンを使っているためふつうのパソコンを使っている人が多く、AZKiは1人しか使っていない上にアイドルマイク系を2種類採用していることからふつうのパソコンの採用が少ないのだと思います。
こんな文章を暇な時にぽちぽちしていたら1週間以上もかかってしまいました……
その間にふつうのパソコンについての記事をあげている人もいたので完全に出遅れました……
ただ、自分の思考の整理になったのでこれからも続けていけたらなと思います。