アンビのサマステは短編集なのかもしれない
アンビサマステのセトリがひとつの短編集なのかもしれないという考察に行き着いたので私の考察の備忘録を書きます!解釈違いもあると思うので、どうかお手柔らかにお願いします。
そもそも短編集とはどういうことか
今回のサマステのセトリを考えてみた時に、君彼〜純情恋花火までライブでありながら曲と寸劇を織り交ぜて1つの舞台のようなものを作り出しているなと思っていた。かといってライブ1本まるまるセトリの文脈が繋がっているのか?と考えてみてもそれは繋がらないような気がして…それなら、アンビというテーマを共通にした色んな物語が集まった短編集みたいなセトリなのではないかという結論に至った。
あと、幕開けのシルエットと幕閉じのシルエットがピッタリ重なっていることも意味があるのかな〜と思っていた。
アクスタみたいな感じで8人横一列のシルエットで出てきて、同じポーズをとった8人が横一列のシルエットを見せてライブを終える。物語が始まり、終わる。 このライブがひとつの物語であるように感じさせている演出なのでは?と思っていた。
じゃあどんな短編集なのか
アンビシャスのメンバー一人一人が物語の主役になった短編集だと思う
太字になっている曲が主役曲で()の中の人が主役だと解釈した。
主役曲ではない曲について
・リチフォはグル初のオリ曲であるため誰かの主役曲ではなくてグループ曲で、主人公もアンビ全員かなと思っている。この一冊の本のテーマを示すような、そんな役割かな。本の裏表紙に書かれている要約みたいな感じかも。そこを読めば話の大まかな内容が掴めて本を読みたくなるような感じ、リチフォも聞くだけでアンビ色が分かるし、その先のライブがワクワクする。
・ええじゃないか〜Mottoはファンサ曲やしサマステテーマ曲なのでここに文脈はそこまで無い気がする
・ユニットはあまりにもバラバラすぎたし、キングオブ男は岡ちゃんがプロデュースしたということで作者が変わるので大筋の話とは関係ないと考えた。ディアラバもmoonも全員が主役すぎるし、こちらも大筋からは外れていると思った。
・罪夏〜カンサマもファンサ曲かつカンサマは関西ジュニア共通のテーマ曲の立ち位置なのでアンビのストーリーではないと判断。
・心臓破りは毎回のライブの十八番コーナーなので誰かの主役曲という感じでは無い、でも短編集の1つとして”心臓破り”って話が入るように思う
・ここに はリチフォと真反対でこの本を締める立ち位置かなと。短編集の最後の物語ってそのテーマを総括するような印象深い話が多い気がして。ここにでアンビの短編集がまとまるそんな感じがした。
主役曲について
アンジャ 真弓
真弓くんの物語はアンビシャス 一発目の物語はテーマそのものにガッツリ触れた分かりやすい内容みたいな感じ。
真弓くんの「例えて言えばロングトレイン 風切り裂いて走るように」のAメロでアンビのサマステと物語が前に進む感じがした。久々のアンジャ本編セトリ入りなのもあるし、アンビがグループとして初めて披露したいわばアンビ0章の曲(リチフォは1章)だと思っているから、センターの真弓くんが主役でしょう!と思ったわけです。
まいったネ〜Swing My Way 岡
まいったネのシルエットダンスで岡ちゃんの印象が大きかったことと、このシーンがブロードウェイミュージカルみたいだな〜と思ったことが大きい。衣装も曲もブロードウェイミュージカルみたいで、EXがディズニーのビックバンドビートの会場に早変わりしたみたいなそんな錯覚を受けた。岡ちゃんの趣味が映画を見ること(特に洋画?)なのもあって、岡ちゃんとブロードウェイの物語なのかなみたいな。最初の大人っぽいまいったネの繋ぎも岡ちゃんのしっとりとしたでもキレのあるダンスが1番目立って見えて、漠然と主人公だなと思った。
アンジャで進み出したアンビが2つ目の物語でブロードウェイでダンス修行してるそんな物語も妄想出来るかもね。なんてね。
名脇役 一太
1番最後の「なんでもないよ」をセンターで歌う一太の曲でしょう。好きな人の好きな人が自分じゃない切なさとか悲しさとか、それでも好きな人には優しく接するセリフ「なんでもないよ」とか。アンビって何故かめちゃくちゃ失恋が似合うから、ここで失恋の話が入るんだろうな。
2Faced〜セラヴィ 浦
単純にうらりの歌割りが半端なくいい所だから主役だろーと決めつけたところはある。ちなみに2Facedは「fakeじゃないemotion 踊り踊る duality」セラヴィは「季節と共に」のところです。
2Facedで好きな君に初めて見せる僕の一面、初めて見る君の一面、熱い恋、そしてセラヴィはそんな変わっていく僕を2面性を見ても責めないで怖がらないでって歌ってるのかな、、なんて。でも、アンビの披露サイズにはなかったけどセラヴィの「そうやって傷が増えた代わりに君を知れたように」ってフレーズは好きな君と出会って熱い大人の恋愛を重ねて傷ついて、それで大人になりきってしまって「人生ってこんなもんさ」って半ば諦めにもにて安定を得た僕らの話にも取れる気がしています。ちょっとここは変な解釈しているかも。
君の彼氏になりたい 蓮王
セリフパートが蓮王なのもあるし、アンビで恋愛‼️少女漫画‼️胸きゅん‼️に1番繋がるのって蓮王だから、君の彼氏になりたいってストレートな題名のこの曲の主役は蓮王かなと。私のイメージでしかないけど飄々としていてチャラいパーマの蓮王と「12時すぎて、君が帰らないなんて俺の彼女に、なるつもりなの?ねえ、この後、もし勇気が出たら冗談で言おうかな。大好き。」のフレーズのイメージがピッタリすぎて、でもチャラいのに勇気は出せないもどかしさがアンビシャスの”失恋ソングが似合う”感じとも一致していて。これはチャラい蓮王がパブリックイメージとは似つかない恋愛をする話かな。
君の彼氏になりたいラスト(LINEシーン)〜純情恋花火 リオン
君の彼氏になりたいのラストでリオンは好きな女の子にLINEを送る。そこで夏祭りデートに行くことが決まり「やったー!」と喜ぶリオン。ソーダが弾ける音と共にソダポに入る。きっと好きな子と行った夏祭りで一緒にラムネを開けたんだろうな。「届けこの思いきみに!」と願いながら祭りを楽しむリオンは純情恋花火で「境内の裏で君に伝える」んだよな〜伝えたかった思い「好きです。好きなんです」を。セトリがそのままシナリオになっていて本当にびっくりした。リオンのひと夏の恋愛物語だったね。
OH!サマーキング〜セクサマ 太郎
「キレてるよ!キレてるよ!大胸筋がキレてるよ!」突然始まる太郎のボディビル大会の話(?)太郎のボディビル大会に行って盛り上げるアンビとオタク、ボディビル大会で1位を取る太郎 そしてタロータローメリクリスマス(?)クリスマス時期のボディビル大会で優勝した話という解釈でいいですか?
空言オーケストラ 一輝
これこそ本編ラストグループの話だろ!って思われるかもしれないけど、意外といつきの話だと思うんですよね。「どんな音で裏切ろうか始めようか」突然アンビシャスに加入が決まって、新たな体制になって、期待も時には批判だってあっただろうけど、それをアンビシャスで鳴らす音で想像以上のクオリティを見せて(いい意味で)裏切ってきたいつき。新たな物語を始めたいつき。そして曲の盛り上がるところで真弓くんといつきが熱くハグした瞬間。アンビといつきの加入からこれからの未来への話なのかなと思った。だからこれはいつきが主役かな。
1話目のアンジャと最終話の空言がアンビシャス自身の物語になって、そのほかの話がアンビシャスの架空の話みたいな感じなのかな〜と思った