最近のこと

しばらくInstagramのサブ垢に日々考えていることをつらつら書き並べていたんですが、Instagramに投稿するってなると写真が要るんですよね。
セミリタイア(ネオ隠居)をしている私、普段写真を撮らないので更新が出来ないという本末転倒な感じになってきたのでnoteに移行しました…

この数十年の短い人生の中で、人生をかけてのめり込みたいことに出会える人ってどれくらいいるんでしょう。とても幸運な事だと思います。
私にとってフィットネスがそれだと思っていたんですけど、フィットネスってあくまで在りたい自分を体現するための手段だったのでそれ自体が人生の目的ではないようです。逆に、自分のBeingを体現するよりよい方法があったらフィットネスからも離れていくのかもしれない。
じゃあ私のBeingって何だろう??

カウンセリングに通院する中で、「今この時をどう過ごしていたいのか」を考えるように言われました。私って一時の不安で自分の生活やこれまでの決定に懐疑心を抱いたり、焦りから結構デカめの決断をしたりして後から後悔することがあります。笑   でももっと冷静に、なんで今このライフスタイルを作ることになったんだっけ?なんでこれにお金/時間を使うことにしてるんだっけ?って感じで、過去にした自分の決定の理由を忘れないように振り返って、ああこれでよかったんだ!と落ち着くことが大事みたいです。
フィットネスを取り入れ始めた理由は摂食障害の克服のためだったけど、筋トレそれ自体が結構楽しいじゃん、てか姿勢改善って面白い。身体って面白い。ってどんどん目的が変わってきたのと同時に、摂食障害の寛解どころか悪化してるんですよね。マジさぁ……って感じなんですけど……在りたい自分像の中から消えたと思っていた「痩せ願望」は全然消えてない。しなやかな筋肉のついたカッチョイイ身体を目指すことを代替としてその願望を隠していただけだった。俗にボディメイクと呼ばれる身体のアウトラインを作るようなトレーニングをやめて、姿勢改善の面白さにのめり込んだら痩せ願望は簡単に姿を現しました。貴方、いたんですか……

……いたんですか。  いたよ、ずっとね。状態です


でも四六時中頭を食に支配されたり、痩せたいと思ったりすることを私は不健全な思考だと思って否定していたのですが、カウンセラー曰く否定する必要はないそうです。マジージ?? そればかりでなく、私が必死こいて改善しようとしてきた自分のネガティヴな思考たち(心配性、落ち込みやすい、イラつきやすい、クヨクヨしやすい、お金使えない症候群……etc)も治そうと=否定しない方がいいそうです。そもそも自己否定や自罰感情が自己肯定感を下げるループを作るから、そういう自分を否定せず、負の感情を味わい、その感情と共生し、なれること=自己受容することが先だと言われました。それって理屈では分かっていたことなんだけど、最終的なゴールとして「ネガティヴを排除する」になっていたことに気がつきました。冷静に考えて、完全に無くなりはしないよね。だから私は無謀な挑戦に挑み、失敗と自責を重ねて自己否定ループに陥っていたようです。こわわ。。。

めちゃ脱線しましたが、わたしはこの豆腐メンタルな自分や己に厳しすぎる監視員のような自分らと仲良く共存し、最終的にどこを目指したいのだろう?どんな自分も否定することなく生きていけるルートってあるのかな?
摂食障害とはもう付き合いも長いし寛解しようとすると悪化するという特異性質から、寛解することは諦めました。無理!だって食という10代はじめから築いてきた人生一大哲学を刷新するなんてコスパ悪すぎ!思えば周囲が体型への評価をしてくるときって誰よりも私が迷ってた。いいだろもう、私は結局痩せたいんだからほっといてくれよ。食べる方が心地いい時もあれば、食べない方が心地いい時もあるんだよ。

フィットネスに関してはちょっと摂食と絡んでくるところがあって、運動強迫が強すぎてなかなかジムに行く頻度を減らせない。週4か5になったけどそれって多いですよね(ひろゆき)
楽しいとか、やりたい試したい種目があるとき(ポジティブな動機)はいいんですけど太る恐怖とか食べすぎた罪悪感とか惰性とか(ネガティヴな動機)で行くのは控えたい。一時期疲労の回復が追いつかず生活に支障が出るという「健康美とは……?」になっていました。習慣と惰性って違うよね。
私の崇拝するトレーナーの影響もありピラティスにも興味が出てきました。背骨動かすのって大事、骨盤って大事!!掴み程度しか知識ないので少し勉強してみたい。で、がむしゃらにウェイトトレーニングしながら感覚を磨くより、質をあげる近道が出来たらいいよね。

だんだん分かってきたんですが、自分の身体や思考を体系的に学んで理解して、目には見えない自分の中身を垣間見たときに私はとても興奮するようです。自分がどうなってるのか知ることって楽しい。先人たちのおかげで研究が進み、解剖学も心理学も脳科学もある程度知識として学ぶことが出来ます。成長しなきゃ!とか変わらなきゃ!みたいな焦りや不安から勉強するのではなくて、カウンセリングで気になったテーマの本や記事を読んで自分への理解を深めていきたいと思っています。人生はもっと娯楽があってもいい。


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