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三浦翔平さんの男気と覚悟~三浦春馬さんへの想い。

春馬と翔平さん。
切っても切れない仲だったのは、映画からもinstagramからもドラマからも伝わります。

だからこそ昨年の7月直後は、翔平さんに対してちょっとモヤモヤした気持ちを持っていました。"近くにいたのに、なぜ??"と、勝手ながら思ってしまったものです。

でも、時を経て翔平さんのことを見ていると、男気溢れる方だなと思うようになりました。翔平さんのファンでも何でもなかったのですが、春馬のことがあったので、この半年ぐらいはちょっと気になる存在でした。

今日はそんな、春馬に対する翔平さんから感じたことを、書いてみたいなと思います。

受け入れるには時間がかかる

2020年7月25日のインスタグラム。

あらためて見ると、翔平さん自身も哀しみから抜けられない日々を送っていたんだなと感じます。

 なんて、いい笑顔。撮影者との関係性が映し出されてますね♪

最後の顔を見てから、寝てるだけなんじゃないか。またすぐ会えるんじゃないか。あの笑顔をまた見せてくれるんじゃないか。
何度も現実逃避してるよ。

君の死を受け入れるのは、まだまだ時間がかかる。

君を想う全員が深い悲しみの中にいて、きっと誰かと話して、誰かと支え合いながら、また泣いて、胸が苦しくて、何かをしていなきゃ頭がおかしくなりそうだと思う。

でも、いつまでも泣いていたら、安心して眠れないよね?

俺達は一生懸命に生きて、
お前の意志を受け継いで、お前が見たかった景色を絶対見せるから。だから見守っててね。

君と過ごした大切な思い出を、これから先もずっと胸に。

春馬。大好きだよ。どうか安らかに。


翔平さんも、毎日泣かれていたのかなと。
一番近くにいて、しかも同じ仕事で毎日顔を合わせている中での突然の出来事ですものね。

カネ恋の撮影が1ヶ月後に再開。
ドキュメンタリーでオールアップの映像を見ましたが、ここからも翔平さんのお気持ちを感じることができました。

溢れ出しそうな涙を目にいっぱい溜めて、辛そうな表情で春馬のことを話す翔平さん。

また、ドラマ放映時も感じたのですが、その時の翔平さんのお姿。
お顔がかなり浮腫んでらっしゃって…。もしかしたら、お酒の飲みすぎだったり、なかなか眠れない日々での撮影だったりしたのかもしれませんね。


もう一つの方は全部やっとくから。

7月当時、まだ上映日が決まっていなかった映画『天外者』。
その後、配給会社が決まり、上映予定も決まり、舞台挨拶やTV、雑誌でのインタビューなど、ほとんどの媒体に出られていた翔平さん。

「もう一つの方」というのは、この『天外者』だったのですね。

天外者公開のおかげで、私たちが一番聞きたかった春馬の様子やエピソードをたくさん知ることができました。
これまで何故か?タブー視されていたような空気の中、宣伝のためもあったとは思いますが、監督や翔平さんをはじめ、共演者の皆さまからたくさんのお話をお聞きすることができ、本当にありがたいなと思いましたね。

春馬が直接、翔平さんに坂本竜馬役を依頼したというのも驚きましたが、受けた翔平さんご自身が、『あの竜馬ができたのは、春馬のおかげ』とおっしゃっていたことで、このふたりの強い絆みたいなものを感じることができました。確かに、今まで見たことのない翔平さんの豪快な演技。良い表情もされていて、才助と竜馬のあのシーンは心に響くものがありましたよね。

これで春馬は、いつか天国で翔平さんと再会したときには、頭が上がらなくなってしまったと思います(笑)
いつもいつも『ありがとう』と翔平さんに声をかけているような気がします。


受け継ぐ覚悟。

2021年12月28日、春馬のことがあってから休止していたGROPのCM。
翔平さんの新CMが解禁されました。

これに関しては、いろんな意見があると思います。
演出もセットも春馬が出たものと同じままのテイスト。寂しさや悲しさを感じられる方も多いことだと思いますし、批判もあるのも分かります。

でも、そのままのイメージを踏襲したものに出演された翔平さんの意志や覚悟が相当なものだったのではないかと私は感じるのです。
もちろん、批判されることも承知の上でしょうし、GROP側としても強い意志があって制作されたCMだと思います。

しかもGROPは岡山県の企業。CMも全国ネットではなく、地方局のみ。
ということは、契約料もそんなに高いものではないと考えられますので、このリスクを考えると明らかにビジネスとしてではなく、翔平さんが心で受けた仕事じゃないかなと思うのです。


そして、このインタビューで話されているように、歌って踊ることは翔平さんにとって初体験。評判が良かった春馬と比べられてしまうことも分かった上で、あえて自分が受け継いだのではないかなと。

そして、インスタライブで話されていた『ミュージカルに挑戦したい』という言葉通りの行動に、その1歩としての翔平さんの強い意志を感じました。

何も語らない(語れない?)芸能人の方が多い中、春馬のことを大切に想いながら伝えられることは話し、覚悟を持って行動する~そんな姿から、翔平さんの男気が私には伝わりました。

天外者の竜馬を翔平さんに依頼したように、
”このCMを受けてくれてありがとう”
と春馬は喜んでいるんじゃないかなと思うのですよ。


そして、2021年が明け、翔平さんも出ているこのドラマを観ました。

春馬と佐藤浩市さんの『陽はまた昇る』と同じ、警察学校のドラマ。
翔平さんはパートⅠに出られていて、このパートⅡにも少し出演されていました。

翔平さんは警察学校の卒業生で、不慮の事故で同期が殉職してしまいます。その時の嘆き悲しむ姿が、春馬を悼んで泣いているように見えてしまいました。私が勝手に重ねただけだと思うのですが、悲しみが伝わってくる演技で、観ているこちらも泣けました…。


新しい可能性にチャレンジ

2021年5月10日に発売されたサーフ雑誌『Blue.』
この号から、翔平さんの連載が始まりました。

私の勝手な想像ですが、こういう連載を始めたりするのって、春馬の影響もあるんじゃないかなと。こうして自分の好きなものを大切にしながら、文章を残すのは演じることとは別に価値のあることだと思うのです。

ここにあった言葉で印象的だったものがあります。

それまでの演技を一度海に捨てる。素の自分に戻る。

波に乗るという楽しみだけでなく、自分自身をニュートラルに戻すということも、海でされているのにとても納得しました。
私自身も海の傍で育ったせいか、海を見たり波の音ですごく癒されます(^^)

春馬も一緒に行ってたので、もしかしたらこんな感覚も持っていたのかな~と。忙しい日々の中、自分を取り戻す貴重な時間だったのでしょうね。

今は風になって、翔平さんと一緒にサーフィンを楽しんでいるかな?
私もこれを書いていて海に行きたくなりました。


春馬にとって大切な友人のひとりであった、三浦翔平さん。
最後の主演映画でも共演し、最後のドラマでも共演し、どちらもキチンと春馬の分まで役目を務めてくれた方。

そんな翔平さんに、今は心からお礼を申し上げたいし、これから応援していきたいなと思います。

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るま
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