Eternal Column Vol.9 俺は猫になりたい
にゃーにゃー、にゃにゃーにゃにゃん!
俺は猫になりたくて仕方がない。
前世は猫だったのではないだろうかと思うくらい猫が羨ましいと思うことがある。
人間が猫になれるわけがないのは承知のうえで、今回は猫になって何がしたいかを書いていきたいと思う。
猫になって大冒険がしたい
猫と言うのは気楽でいいものだ。
人間のように働かなくて済むし、お金と言う概念が無いから自由気ままに生きることができる。
冒険したいと思ったらその場で冒険することができる。
人間だと仕事やお金の兼ね合いで冒険と言うのが難しい。
良くて2泊3日の旅行が出来るかどうかと言ったところだろう。
冒険と言う名の長い旅をするのならば仕事を退職したり資金を調達したりやることが多くなってしまうのが問題だ。
人間と言うのはこの地球上の中では上流階級にいるのはいいが、自由に行動すると言う意味ではかなり不利と言えるだろう。
何より責任が重すぎると言うのが大きい、仕事を投げ出したり家庭の役割を投げ出したりすることは簡単なことではない。
俺は現時点で独身の上に無職なのでそういう意味では問題ないのだが、お金の問題が発生してしまう。
冒険している間の家賃だとか生活費だとか楽しい冒険のはずが金銭問題のせいで台無しになってしまうことが多いのではないだろうか。
何より、猫からすれば近隣の場所でも冒険することができる。
自分の力で電車や飛行機に乗ることは出来ないが、その分近隣の探索でも冒険が出来るのではないだろうか。
人間は近所ごときでは冒険するには足らない。
住んでいる都道府県内では冒険はおろか旅行にもならないだろう。
他県に行ってようやく旅行と言う名の冒険が出来るだろう。
しかし旅行し慣れた土地では冒険と言っていいのかは分からない。
新たな発見はあるだろうが、冒険すると言うのは難しと思われる。
しかし、猫の冒険も物凄く大変なのは承知だ。
俺は昔からよく猫が事故に遭遇しているところを目撃している。
車に轢かれたりしているところを何度か見てしまった為、それがトラウマとなってしまっている。
猫が好きなので尚更だ。
最後に見たのは10年ほど前になるが、その時のことは鮮明に覚えている。
その都度猫を助けていたが野良猫がこの世界を生きるには過酷だとも感じた。
自由さと生き辛さ、どちらかを犠牲にしないと生きていけないことを痛感した。
大冒険するにも犠牲が必要だ。
飼い猫として人間に甘えたい
大冒険した後は、人間に拾われて飼い猫として生活もしてみたい。
外で冒険するのもいいが猫として生まれたからには地球上で上流階級にいる人間と屋根の下で暮らしてみたいと言う願望もある。
人間が猫アレルギーではない事と住んでいる家がペットOKな物件である事が前提になってしまうが、それさえクリアしてしまえば楽しい飼い猫ライフが待っている。
何も言わなくても飼い主とその家族がお世話をしてくれるし遊びもしてくれるし天国みたいなひとときを過ごせるのが非常に羨ましい。
確かに人間も最初はお世話をしてもらえるが、20歳を超えたら(最近は成人が18歳になったから18超えたらなのか?)自立しなければならないと言う暗黙の了解がある。
そういう意味では猫は生涯世話をしてもらえる確率が非常に高いのでありがたい。
何歳になろうとも家にいても許してもらえる、そんな存在に俺はなりたかった。
しかし猫には当然人権が無いため、全ての事柄を人間に委ねることしかできない。
家族が猫アレルギーになってしまったらその家から出ていかなければならないのが1番の問題だ。
アレルギーと言うのは生きているうちに新たに発生してしまう可能性もある。
俺の親戚も猫を飼っていたが猫アレルギーになってしまい、泣く泣く知り合いの人に猫を引き取ってもらったと聞いた。
そういう意味では猫も生きるのが大変なのだろうか。
引き取り手がいない場合は保健所行きになってしまうため人間より悲しい末路になってしまう可能性も少なからずある。
猫のようにかわいい存在になりたい
猫として生きるのは人間とは違った大変さがあるのは分かったが、それでも俺は猫のような存在に生まれたかったと思う。
猫は見ているだけで癒されるし何もしなくてもお世話してあげたいと思わせてくれる。
対して俺は癒される存在でもなければお世話もごめんだと世間には思われている。
非常に残念だが実際そうなのだから仕方がない。
今世では人間として人生を全うしなければならないが、少なくとも猫のようなかわいいと思われる存在になりたい。
人間としても作曲家としても未熟かもしれないが、応援したい、とても癒される、と思われる存在になることを目指している。
勿論世界的な作曲家になって名前を轟かせる目標は今でも変わっていない。
しかし一方で現実世界の扱いは猫のように甘えてもいい存在になったらいいのになー、とは思っている。
永遠の14歳をモットーとしている上に猫みたいな存在…となるとかなり属性が大変なことになってしまう。
しかしどちらも捨てがたいので困りものだ。
いっそのこと、他のメンバーが猫2匹なので俺も猫になってしまおうかと思っている。
勿論人間1人と猫2匹と言うアンバランス加減は今後も保ちつつ、存在そのものは猫でありたい。
「あなたは生きているだけで価値があるの。」そういう風に俺は言われたい。
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