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【作文】昨今のSNSと二次創作界隈とコミケとかの同人活動ってとっても怖い【インターネット老人会】

こんにちは、ヌルです。
近頃では幼少期からゲーム機で遊んで育つ、というのが当たり前になってきて、昔よりは白い目で見られる、ということが少なくなってきたように思います。(個人の所感です)

2025年現在、小学生のお子さんなどは
「お父さん、●●くんと14時からオンラインでマイクラで遊ぶんだけど、今回はバニラで遊ぶからJavaバージョン変更して?」
という会話が日常生活でされている、と同僚のエンジニアさんからお話を伺い、デジタルネイティブ世代すごい…と衝撃を受けた次第です。

なんでも、使用しなくなったPCをお子さんに与え、レンタルサーバーを借りてマイクラのサーバをお子さん自身がほとんど構築したとか。
既にインフラエンジニアとして食べていけそうな技術レベルで恐ろしさすら覚えます。

余談ですがLinux系OSのJavaのバージョンを変えるコマンドは以下です。

## 現在のJavaバージョン確認
java -version

## インストールされているJavaのバージョンを表示
update-alternatives --display java

## Javaのバージョン変更
sudo update-alternatives --config java

## 変更後のJavaバージョン確認
java -version

私自身、小学生の頃から好きなゲームに関するファン活動(オタク活動)のためホームページ作りに励みHTMLやCSSなどの知識を独学で学んでおり、巡り巡ってその経験からシステムエンジニアになりましたが、今時の小学生はサーバーの運用保守とは…時代はどんどん進んでいきますね。

閑話休題

オタクしいてはオタク活動は悪しきように報道されるのは心が痛い次第ではありますが、上述のようにオタク活動や好きなものを楽しむために技術を学ぶことはとても良い事だと思います。

それはそれとして、昨今のSNSでの二次創作やコミケをはじめとする同人誌即売会などの同人活動ってとても怖いな、と思いましたので、個人の思いの丈を徒然と書き綴っていこうと思います。

否定の気持ちはないです
同じ穴の狢としてなんとなくもやもや~っとしていることを
吐き出させてください

ま…まぶしい!キラキラSNS!!

好きなジャンルについてpostされているお方を𝕏(旧Twitter)複数フォローしていた時期があったのですが、なんだか昔(「う〇こ」やら「tnk」やら「草」などが飛び交っていた頃)と様相が変わり見ていられなくなってしまいました。

おしゃれなカフェで優雅にお茶会・映えスポットでチェキ

長年オタクをしておりますが、特に二次元系オタクとはこっそり活動すべきという意識が自分の中にあったのですが、Instagramのようなキラキラした日常をオタクアカウントでされる方が多くなったなと思います。

それ自体はとてもいいことだと思います。
私自身がそんなキラキラとは無縁の人間であるのもあって、とても居心地悪く気軽に好きな話題について語れる雰囲気でもなかったためSNSから逃げ出してしまいました。すっかり感性がご老体です。

ギスギス殺伐としてる…二次創作界隈!!

長年二次創作をしており、昔からオタク同時のマウント合戦やらでギスギスはしておりましたが、最近輪をかけて治安が悪い様に個人的に感じます。
一次創作界隈は割と穏やかなように見受けられるのですが…

女性界隈特有の検索除け表記

棲み分けは大事、という意識はとても大切でこれ自体は配慮から生まれたものかと存じます。また、界隈内での検索性を上げる意味でもとても便利なものだったと思います。

しかしエンジニア目線からあえて言わせていただくと…

画像識別の精度が上がって、検索除けの文字列はほぼ無意味です…
検索除け文字列自体、誤字脱字や類義語として識別されるため無意味…

Googleレンズなどで自分のイラスト検索かけたら𝕏(Twitter)のPOSTがヒットするなんてことは数年前から当たり前になっています。
またイラストのキャラクターが誰なのか、画像識別技術の進歩ですぐわかります。
技術は常に進化しているので、隠すべきと心から思うのであれば検索除けが万全なサービスに移ったほうがみんな幸せだと思うのは私だけでしょうか…?

検索除けがしっかりしており、見たい人だけが見られる同人活動のSNS(pixivのようなもの)は既にありますし…。

■pictMalFem(NL特化)

pictGLand(百合特化)

pictBLand(BL特化)

女性向け界隈特有の学級会文化

男性向け(紳士向け)だとこういった文化がなく割と居心地がよいのですが、女性向けの界隈だと、界隈特有の明記されていない暗黙のルールを破ると村八分に遭ったり…とにかく面倒くさいです。

「なんで●●さんと仲良くしてるの?」
「●●さんと▲▲さんは相性悪いから並ぶようにリポストするのはダメ」
「別ジャンルの話題ださないでください。別ジャンルは別垢でするのが常識でしょ?」
「あなたの絵、●●さんのイラストのパクリじゃないですか?」

…などなど、割とソフトな言い回しに変換しましたが、これが数千文字のDMなどで送られてきたり、SkypeやらDiscodeやらに召集かけられ問題について長々お気持ち言い合いやら、自分の味方を増やして相手を追い込んだり…
本当に悪しき文化だと思います。

私は負け犬なので、脱兎の如くそんな女性向け界隈から逃げ出しました…

「無断転載禁止!学習禁止!」と個人主張するのはいいけれど…

ここ数年絵を描かれている方がSNSで挙げている画像内に「●●禁止!」の文字列入れているのを見かけます。
意識の高い方ですとウォーターマークも入れられております。

確かに無断転載禁止は古くはWEBサイト時代から記載されておりましたが、それは二次創作において自分の管理できないところに転載されてなんらかの問題が発生した場合に対処ができないから、という意味合いが強かったように思います。

現在インターネット上に公開すると無差別でクローラーが情報を収集しているので、画像内に文字列入れても無意味です

クローラー対策のされているサイト内であればクローラーの巡回はなく、自動でスクレイピングされるの心配もありませんが、それでも大変残念なことに手動で保存する人は存在します。

本当に対策するのであれば信頼できる仲間内だけでクローズドな環境で楽しむか、許可している人のみに公開、URLを知っている人のみに公開、Discodeのグループ内でのみ公開、などにする方が建設的だと思います。

そもそも版権キャラを無断利用しているのに無断転載禁止など大きな声で主張してよいものなのでしょうか?

版権キャラに自身の主張を代弁させて「学習禁止」などスピーカー代わりにしてよいのでしょうか?

版権キャラを公式に無断で利用している二次創作者が…?

確かにSNSでのファンアートや二次創作による一種の口コミの宣伝効果は大きく、それ故に二次創作は公式からお目こぼし頂いている状態です。
それを忘れてはいけないと思います。

口汚くなってしまいますが、こっそり二次創作をしている同じ穴の狢から言わせていただくと

二次創作は原作レ〇プです
どれほど原作に愛があろうと、原作を改変していることに変わりありません

これは忘れちゃいけないなと思います。

あれ…?コミケって好きなもの同士の交流会じゃなかったっけ…?

昨年3月、実は個人としては初めてサークル参加したのですがあまりにも殺伐としていて耐えられなかったオタクです。
※同人イベントには10代の頃からトーンや背景の手伝いやら、代理に入稿したり、売り子をしていたり、アンソロに参加していたので一応経験者です。

通りすがりの一般参加者やレイヤーからの心無い言葉

昔からこれらはありますが、集団で固まって「くすくす」と笑われたり、指さして「●●だって!ありえなくない!?」とグループで大きな声でお話されたり…心の弱いオタクは早々に心が折れました…
特にレイヤーさん、キャラクターの姿を借りて…暴言・そのほか…悲しいですね…(お気持ち表明)

となりの同ジャンルスペースから聞こえてくる悲しい会話

コミケといえば、インターネットがあまり普及していなかった時代に同じ趣味の方と交流するためのイベントだったと記憶しておりますが、お隣さんから聞こえてくる「もうこのジャンル飽きててさ~!結構前に申し込みしたから、開場する前に今の推しジャンルの本漁って荷物置き場にしようと思って~!新しく出すのも面倒だったから今日は過去の残り物だけ!」というあまりにも心無い言葉に悲しくなったのを覚えてます。(お気持ち表明②)

他にもレイヤーさんの荷物置き場や会場前に本をいただいたりするのに利用するためにサークル参加される方も多くいらっしゃり、好きな同士が交流するための場としてのコミケって死んでしまったんだな、と感じた次第です。

同人ゴロは昔から問題になっておりますが、サークル参加者、一般参加者にも問題がある様に個人的に感じます。

そもそもSNS全盛期のコミケの意義は?

確かにネット上でやりとりしている方と実際に会って、イベント終わりの帰りに飲みにいったりなどの交流はとても代えがたい体験かと思います。

ただ地方から高い交通費をかけて会場まで向かうなどあまりにも地理的な格差があり、このSNS全盛の時代であればネットに公開すれば(ネットワーク環境がない場所を除き)どこでも見られますし、オフ飲みは難しいですがオンライン飲みでもよいですし、そもそもコミケで本を出す以外の方法がなかった時代と違ってネット上にいくらでも公開も交流もできます。

頒布というギリギリな建前をほぼ黒なグレーゾーンでリスクを冒すくらいなら、無償で公開すれば金銭トラブルが発生しないため良いのにな思っております。

本という形に残す、という体験もとてもよいもので、私も本として形になる嬉しさはよくわかるのですが…それなら個人で1部だけ作るでもよいわけですし…

えっ二次創作同人誌の電子版!?版権キャラのグッズ販売!?

たびたび問題になっているこれらですが、此方も従来の「頒布」という建前(印刷代や交通費や参加費などで利益がでない)を崩しているものだなぁと思います。

今に始まった事ではないのですが、版権キャラの二次創作のグッズでアクリルキーホルダーなどを販売されている方も多くいらっしゃり…
これらは公式グッズへの営業妨害であったり、思わぬ事態(知らない方が公式が出していると思われて、どこで販売しているのか問い合わせを公式に行うなど)となるので本当に危ないな、と感じます。

個人的にはアメニティでつけられておられる方はギリギリセーフかな?とは思うのですが、此方もやはり個人で楽しむために作って個人で使う方がよいな、と。

番外編:版権キャラのMMDモデル配布元≒権利者!?版権元が権利者では!?

最近になってMMDを見ることが好きになったのですが、版権キャラの3Dモデル作成は個人利用の範疇なら許されるものだろう、と思っております。

かくいう私も最近挑戦し始めています。

しかし版権キャラクターのMMD用の3Dモデルを公開・配布し、
配布元として版権キャラクターの3Dモデルの権利を主張することは、
果たして良いのでしょうか?

公式に無断で版権キャラクターの3Dモデル作成しているのに?

グッズ販売と違って金銭絡まないけれど、版権キャラの私物化では?

勿論配布は技術のない私の様な人間にはとってもありがたいです。
とても嬉しいことです。
利用規約などを定めるのもしっかりしているな、と思います。

しかし、そもそも論といたしまして、製作者として権利を主張したい気持ちはよくわかりますが、版権キャラクターのモデルの権利を主張するのは、厳しいのでは?と考えてしまう次第です。

こちらも内輪でモデルを共有して遊ぶのがよいと思います。

戒め:忘れずにいたい、二次創作はIPの無断使用

繰り返しになりますが、二次創作は版権キャラクターしいてはIPの無断使用です。
これを忘れて活動するのは危険である、二次創作自体できなくなってしまう、という意識は忘れずにいたいです。

結論:こっそり活動しよう

note内で散々主張しておりますが、二次創作は公式からお目こぼし頂いている立場です。
昨今検索性や利便性が上がった各種短文投稿型のSNSではすぐに検索にヒットします。
公式に無断で版権キャラクターを使用するのであれば、個人だとか仲間内だけで分かち合えるクローズドな環境で活動した方がよいな、と思います。

勿論人の多い𝕏(旧Twitter)で仲のいい人、同じ趣向の人を探すのはとても有用です。
しかし二次創作は非常にデリケートなジャンルであるため、クローズドな環境で信頼のおける仲の良い相手と楽しさを共有する方がよいのではないか、と思う次第でございます。

備忘:今回のtop画像

今回は趣向を変えてImageFXを利用しました。

プロンプトは以下
※ご自由にお使いください。

abstract 3D shape half sun half moon, foliage and flowers incorporated, light emitting, black background
imageFXのギャラリー画面

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