veltpunchが好きだという話

 ふと VELTPUNCHの「The Sweetest」が聴きたくなって、そこから辿るようにこれまでのアルバムを聴いていた。僕が混声ツインボーカルに憧れを抱くようになったきっかけのバンドだ。

 学生時代、初めて出会ったのは「cyndi...come back」だったと思う。偶然に聴いたその曲から「ルゥム」、「DIC954」など……一口で言えばMVが公開されている楽曲をひたすらに聴いていた。キャッチーさのあるメロディと絡み合うような二つの声、激しく、時に口ずさみたくなるような鮮やかなリフを奏でるギター、シャウトと共に力強いドラミング。嫌いになる要素がなかった。それから台頭し始めた凛として時雨から、東京カランコロンと続いていく。男女ボーカル大好き。組んだことはないんだけど。

 大学生になってからBlack Albumのclash clash clashにどっぷり浸かり、やがて「The Sweetest」に辿り着いた。今でもこの曲のリピートは止まらない。ポツリポツリと始まるギターから、激流のように流れ込む音。超尺の前奏で曲の全景を語り終えた上でやがて歌が流れ出す。ここまで聴いた人はすでにこの曲の構成を知っている。なぜならほぼほぼの要素を既にイントロでやっているのだから。受け入れる準備が整った中叩き込まれるキャッチーなメロディの応酬を受けたらもう、好きになるしかない。

 めちゃくちゃ語れるほど彼らを知っているわけではないのだけど、とにかく僕、好きなんですって言いたくなって書きました。これで連日note更新だ(っても2日連続だから大したことはない)。

よかったらぜひ。


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