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超ゆるく絵を描く

最近、超ゆるく絵を描いている。一枚の絵に10時間もかけるのに疲れたのだ。

前にとある練習法(過去記事を見てください)をして、うまく描けるようにはなった。なったのだが。
何時間も絵にかけないと満足できなくなってしまった。完璧でないと、自分の絵を認められなくなってしまった。

2024年3月 10時間かけて描いた絵

この頃は、「完璧な」絵を描くのが嫌になって、それでもやめられなかった。それしかハイクオリティーな、みんなからも評価がもらえて、僕の納得できる絵の描き方を、知らなかったから。

最近は違う。なんと2分で人体を描いている!
10時間→2分、である。300分の1である。

具体的に言えばジェスチャードローイングをしている。
↓砂糖ふくろう先生のツイートを参考にしている。本二冊分が無料公開されている……ありがてぇ……。

初日がこちら。まずは豆もやし。

初日。なにもわからぬ。

一分で安定して描けるようになったので円柱に移行。

最新。右下はボールペンのためし書き。フリーダムだ。

まぁこんな感じで、ゆるゆる~と描いている。もやしたちの総数は150を突破した。

気づいたことは、「めちゃくちゃおもしれぇ~! たのしい~!」ということである。
だって2分で絵ができるんだぜ!? は!? 最高か!?

街中を歩いているだけで、人々のLOAを感じ取ってしまう。カフェに行くだけで、座っている人の椅子の背で隠れている部分がなんとなくわかる。
世界にはいろんな人がいて、みんないろんなペースでいろんなことをしている。世界は回っている(悟り)。
俺もいろんなことをしてもいい。

あと圧倒的に円柱の圧縮が足りてないことに気づいた……。体育万年ビリの空間把握の力のなさをなめてはいけない。これは大きな進歩である。

さらに、図書館でこの本を借りた。

ここに「現代建築もいい! いろんなところから知識集めたり影響を受けよう!(意訳)」というのがあり、なんと初めて立体の展示と個人の個展に行った。
めちゃくちゃおもしれかった……。俺の作品にはないうねりがめちゃくちゃあって、参考にしたいと非常に思いました。

そして、絵に「自由」が生まれた。

オリキャラに植物をはやした。

思い立ってオリキャラに植物をはやした。

マンガを描いた。

ノイズキャンセリングのありがたみ。
小学生のころにしょーもねー4コマ描いてたので素質があるかもしれない。

絵日記を描いた。

絵日記も始めた。たのしい。続いていないけど続いている。俺が続いてるって言ったら続いているんだ。

抽象画を描いた。

「疲労と創作意欲」30min

いろんなことに手を出しているのだが、おもしろいんだなこれが。

あと、SNSから距離を取った。でも別になにも悪影響がない。楽だ。

別にすごい絵を描かなくてもいいんだなって気づけた。10時間かけなくていいんだって、みんなに評価されるような絵を描かなくていいんだって、気づけた。
そんなことしてても苦しくなるだけじゃんね。描きたい人は描きゃいいさ。俺はしないね。

このnoteも下書きも展開もなにも考えずにぶわーっと書いている。目次も作ってない。太字の強調も一切していない。脳みその中身をそのまま出力しただけの文章。一人称もぐちゃぐちゃ。きっと評価は芳しくないだろう。

でもいいのさ。ただ、創ることが楽しいんだ。

今は、それだけでいい。

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