すき家
世界と私の距離感が掴めなくて苦しくなる。私を取り巻くありとあらゆる社会問題、人間関係、そして自分自身のこと。
大学の教授は、私に「世界を一人で背負うな」と言った。すごく救われた言葉だったと同時に、未熟な私は、まだその言葉に対して呼応しきれていない。
自分ごと化して考えることが昔から多い。もともと興味があって善くしたいと思うことがたくさんあるけれど、義務感からやっていることもある。どちらなのか、もう見分けが付かない。
全部、全部、自分に繋がっていると感じるからだろうか。
気がついたら、ずっと深く考えるクセができていた。土を掘るように。そして、井戸の中でひとりぼっちでいるような気持ちになる。褒められると嬉しい時もあるが、これはけっこうつらい。限りなく考えて、考えて、何年も同じことを考え続けているから。割とふとした時に解決したり、未だにしなかったりする。
たまに叫び出したくなる。
そして、子どものように泣く。
けど、隣にきみがいれば何とかなりそうだなと思える。
不思議だな