プロとしての「自信」を作る5ステップ
自信を持って堂々としている人に
「私もあんな風になりたい」
と思う方は多いのではないでしょうか。
私も同じです。
私であればプロコーチとして、
あるいは、○○営業のプロだったり、
人事のプロという場合もあるかもしれません。
何らかの分野や職業のプロフェッショナルとして
ゼロから「自信」を作るまでの5つのステップをまとめました。
① 基礎知識の習得と練習
まずはベーシックな知識はおさえた上で、
これだけ練習したから大丈夫と自分が思えるまで練習する。
そのときに、「自分はまだ初心者」と思わず
「自分は○○のプロ、最高の○○」という、
高いセルフイメージを想像して。
② とにかく打席に立つ
何事も、それを経験することでしか自信は作れない。
車の運転も、怖いからって公道に出て運転しなければ、
感覚も身につかないし、いつまでもペーパードライバーのまま。
ヒットばかりを打てなくても、
とにかく「○○のプロ」という役割で
クライアントと接して、価値を提供する機会を自分で作る。
そして、その実績を積み上げて記録する。
(コーチングであれば人数、時間など)
③ フィードバックを得て、受け入れる
打席に立ったあとのフィードバックは必須。
いいところも悪いところも、自分が関わることでこうなった、
こう感じた、という他者の声を素直に受け入れて、
自分の価値を自覚する。
④ 小さい範囲で一番になる
②の「打席に立つ」と③の「フィードバック」を繰り返せば、
小さい範囲でナンバーワンと言える何かができているはず。
会社や組織、あるいは地域の中など
小さい範囲でよいので、
○○の分野だったら自分が一番だと
自他ともに認められる強みを持つ。
ちなみに、私も自分が所属していたコンサル会社の
組織に10人くらいいたマネージャーの中で、
「論理的に話す」では一番にはなれなくても、
「話しやすさ」では一番だなと思ったので、
そう名乗っています(笑)
⑤ さらなる知識の習得と自己啓発
本でもセミナーでも何でもいいので、
常に関連する新しい知識や学びをインプットして、
自分の引き出しや視点を増やす。
ただし、インプットとアウトプットの黄金比は3:7。
インプットしたことを、打席に立つときに使っていく。
さらに、必要だと思えば認定の資格などに
チャレンジしてもいいかもしれませんが、
それはあくまで全体の能力の一部を証明するもの。
譜面どおりに正しく演奏する技術があることと、
その技術を使って、誰かの心の琴線に触れる
素敵な演奏ができることは違います。
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以上が、私がやってきた「自信」を作るための5ステップです。
最後に、「自信」の反対である「不安」については
減らすことはできてもゼロにはなりません。
人間の本能として、100%確実なことはない以上、
不安が出てくるのは当たり前だから、不安はあっていい。
大丈夫。
不安20で自信80なのか、不安50で自信50なのかは
人によりますが、①~⑤で自信をつけてもなお、
/
不安を小脇にかかえたまま前に進むしかない
\
それを受け入れることも大切ですね。