胸より髪、なのである
8/20の話の続きです。
抗がん剤の点滴は3週間おきで、終わるまで半年かかるそうなんたけど
最初の点滴からだいたい2週間くらいで、髪が抜け始めるそうな…
その前にウィッグを用意しておいた方がいいってことで、ちょうどその日、アドバイザーの方がいたので、帰る前に話ができました。
医療用ウィッグを買うとなると、やっぱりけっこうするらしく…自治体で助成費が出るか、聞いてみるか…なんて話してたら
「病院で貸し出しもしてるから、サイズと髪型が合えばそれでもいいんじゃない?」
と。
マジすか!それはありがたい😭
早速その場で試着させてもらいました。
今はまだ髪があるので、今の頭にピッタリサイズのものにすると、髪が抜けた後にゆるくなってしまうとのことで、あー、なるほどな〜と。
良さげなのがあったので、貸し出しの予約をしてきました😌
帰宅後…
あぁ、ついに髪が抜けるのか…
そう思ったら涙が出てきた。
胸はね、服着てれば見えないから、あんまり気にしてなかった。今後子供以外に裸見せることもないだろうし。
でも髪は…見えるじゃないか。
自慢じゃないが、私は髪のケアをけっこう頑張ってたと思う。
定期的に矯正かけて、サラサラを保っていたし、大切に伸ばしていたので、入院前に切るまでは、腰くらいまで伸びていた。
今は、『もうすぐ抜けちゃう髪にお金をかける』気になれなくて、入院前に切った時も、強制かけずにカットだけにしてしまった。
おかげで癖っ毛が湿気でボンバーしている😓
ウィッグを借りられることになったんだし、それ被っていれば、抜けていることは見た目わからないかもしれない。
でも、ウィッグ取ったら髪が無いんだ。
アドバイザーさんも経験者の方で
「全部抜けたあとは、開き直れたから、頭の形を観察したりしていた。写真撮る人もけっこういる。けど、抜けてる途中がやっぱり辛かった」
と話していた。
手で髪を梳かすだけで、ごそっと抜けるんだそうな…
長い髪がたくさん抜けると、掃除が大変だし見た目も量が多く見えて凹むし、ホラー映画感が漂うのよ…
という話を入院前に聞いていたこともあり、入院前に切ったのだけど
ウィッグの長さに合わせて、もう少し短くしようと思う。
いずれまた、抗がん剤治療が終わったら髪は生えてくる。
だけど今は、髪が無くなるのが怖いしショックなのだ。
情緒不安定なり。