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▶︎ココナッツオイルの真実と『身土不二』という思想の罠
定期的にココナッツオイルは[身体に悪い。日本人に合わない。]という主張を見かけます。
有名どころでは、うつみんとよしりんがココナッツオイル否定派です。
よく取り上げられる懸念点を解説します。
①南国の食べ物だから日本人に合わない。身土不二に反する。
※身土不二とは、住んでる地域、地産地消が体にもっとも良いとする考え方。
この思想がまず大きく間違っています。この理論が本当にその通りなら、世界中の人々が、生まれ育った地域から違うところに住み食べ物が変われば大きな問題が生じます。
これは、東洋医学やマクロビを推奨する人が自分たちの理論の正統性を持たせるための概念であり、思想です。極端な解釈でしかありません。
私たち人間の体の基本的なシステムは人類共通です。
極端な話をすれば、文化的にかなり偏った食生活や一部特殊な食生活が、急に変化すると体が適応するまでに時間がかかる場合があります。
②摂取したら体調崩す問題
ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸をかなり多く含む資質となります。これは私たちが一般的に摂取する様々な油とは性質が違います。
中鎖脂肪酸は、一般的な油と比べて消化吸収がされやすい、エネルギーとして利用されやすいという特徴があります。しかし、まとめて多めに摂取すると消化器官が処理しきれず下痢を起こす場合があります。
また中鎖脂肪酸は、小腸で吸収される際、水分を一緒に引き込む性質があります。そのため町内の水分量が増加し、浸透圧が変化する事で下痢を起こす場合があります。
空腹時に、摂取した場合も代謝が早いため、脂質代謝、低血糖などになるケースがあります。
これらの知識がないまま、良かれと思いココナッツオイルに切り替えて摂取するとこのような体感が出る場合があるので、体調不良になったと感じる人が発生します。
③ココナッツオイルで性ホルモンが乱れる
これも、ココナッツオイルが流通したら困る悪徳植物油の利権によるロビー活動の一貫である論文がいくつか作成されています。
世の中の利権ビジネスが、存在している事を熟知しているはずのうつみんやよしりんが、植物油の歴史的背景やココナッツオイルを潰すための利権の存在をきちんと精査もせずに主張しています。
仮に、これらの主張の論文が真実だとしたら、ココナッツオイルを昔から大量に使い続けている東南アジアの人々は、大変なことになっているでしょう。
また、東南アジアの現地では『ツリーオブライフ(生命の木)』と呼ばれており、ヤシの木は余すところなく人々の生活に活用される素晴らしい植物です。
ここまで熱く語りましたが、私が1番おすすめしているオイルは、品質のよいマカダミアナッツオイルです。笑
ココナッツオイルは日常の料理に使う、体質改善や病気の改善には、圧倒的にマカダミアオイルが結果が出るからです。
これはまたの機会に語ります。
#ココナッツオイル
#ココナッツオイルの嘘