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不動産調査の着眼点「室内:リビング」編

今日は「不動産調査シリーズ」をお送りします。

今回は賃貸マンションの物件調査に行った時の「なる程、そうするのか」と、私が感心したことを紹介します。

不動産調査で何を見る「室内:リビング」編 

それでは、不動産調査で何を見る「室内:リビング」編 はじめていきましょう。

3つの「なる程」ポイント

次の写真をご覧ください。

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私が「なる程」と感心した点が3つあります。

その3つとは何だったでしょう?

私の感心した点は、次の3つでした。

この賃貸マンション、実はペット可物件だったのです。(現地行く前にちゃんと資料見とけという話ですが。)なので、この写真からは、ペットのための造作3つ見つかります。

「なる程」ポイント 1

腰の高さで作られている「腰壁」です。

最初見た時、全ての壁に腰壁があって随分とお金かけてるなと思いました。壁面に腰壁を使うと重厚感が出ますね。

手軽にやるには、木目調の壁紙を貼り分ける方法がありますが、この物件では、木材の板で作られていました。

この腰壁ならペットの爪でガリガリされても壁紙より断然耐久性があるでしょう。

傷ついたとしても、壁紙の全面張り替えや下地からの修理より、腰壁板の部分的な取り替えで済めば手間が減ります。

ペット可対策に腰壁は有効な手段です。

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そして、白い壁紙部分と腰壁のつながりを見ると、段差がありません。

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段差をなくすには、予め腰壁の厚みを計算した上で石膏ボード下地を作る必要があります。ここでひと手間かかっている訳です。

腰壁と壁紙のつなぎ目に段差があると、そこに埃が溜まります。この点、掃除が不要になるので段差はない方がいいのです。

「なる程」ポイント 2

腰壁の上、高い位置にある「コンセント」です。

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最初、見た時には、テレビのコンセントが腰壁の上にあると、電源コードや配線が隠せなくてテレビどうやって置くかな、と考えたのですが、

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ペットのためには、コンセントにおしっこをかけたりコードをかじったりして感電事故の可能性があるので、コンセントの位置は高い方がいいんですね。

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「なる程」ポイント 3

最後はこちら、「ペット専用の扉」です。

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正方形の明かり取りのガラスと同じ大きさにして、扉のデザインにもなっています。

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このように開きます。この扉を使えるのは、猫だけでしょうか。(私、現在、ハムスターは飼っていますが、犬や猫を飼ったことがなく実感が湧きませんで。)

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しかし、コンセントが高い位置にあると、掃除機やアイロンの電源とか、人間にとっては不便な感じがします。

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マンション共用部にも

ということで、今回は、ペット可マンションのリビングを紹介しました。

ここまで徹底したペット仕様のマンションを見たのは、初めてで、

マンションのエントランスや廊下などの共用部にも随所にペット可マンションならではの設備がありました。

これらは、別の機会に紹介したいと思います。

それではまた、次回の「不動産調査シリーズ」をお楽しみに。


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