フラメンコで落ち込んだときの立ち直り方は?? 「比べる相手を変える」
フラメンコを習い始めると
楽しいことの方が
圧倒的に
多い。
聴いたことのない音楽に身をゆだねて
踊る快感。
非日常。
フラメンコを始めなければ
身につける事のなかった
カラフルで
派手な衣装やレッスンウエア。
赤や黒、
情熱的な色は普段身につけない方でも
フラメンコメイクをして
フラメンコの衣装を身につけると
まるで別人のように変わる自分・・・
今までの価値観が揺らぐ体験をすることがあります。
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(私自身は元々
派手な色味が好きで
衣装に関しては違和感はなかったタイプでした。
その代わり
フラメンコで自分の趣味を爆発させているおかげ?で
普段のファッションは地味になったくらいです。)
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では
なぜ
落ち込んでしまうのでしょうか??
そこから考えていくとわかってくるのですが
大人になってから
何かに挑戦するのが久しぶりで
何かができない子どもみたいな自分の状況に
ビックリしちゃうという側面はあると思うんですよね~~
30代過ぎてから
新人のような経験をすることがない。
初体験が少なくなってきますよね。
だいたいが経験済なので
知っていることばかり、できることばかり、なのが普通。
それなのに
フラメンコを始めると新人状態で
私ってダンスの才能だけはないんだわ・・
なんて凹んでしまうことがあります。
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それに加えて
落ち込む原因は他にもあります。
と、いうか
1番の悩みの原因になる理由は
自分以外のフラメンコレッスンを受けている
仲間である場合が多いです。
どうしても
同じレッスンを受けている仲間の存在というのは
意識するものです。
自分ができていないことを余裕でこなしている
他のレッスン生の存在はなかなかのプレッシャーになります。
仲間といえども
フラメンコで始めて出会った仲間であるから
ライバルのような存在になってしまうこともあります。
いっそ
ライバル、もしくは憧れの存在だと割り切ってしまうと楽かもしれません。
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私もかつて修行中だったころ
色んなシーンで
上手な生徒さんに出会ってきました。
私の場合は元々単独行動派なので
仲良くなって
一緒にレッスンに行こうっていう仲間はできませんでした。
なので
おのずとライバルのような存在になるか
憧れのような存在になるか
というようなスタイルでフラメンコに取り組んでいました。
私の脳内では
私より上手な先輩のフラメンコレッスン生は
「お蝶婦人」
私は
「岡ひろみ」
(エースをねらえって漫画知ってますか?笑)
(テニス部だったし、好きな漫画だったので妄想はエースをねらえ)
そんなイメージでフラメンコしていました。
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私がフラメンコで落ち込むときは
自分の動画を観たときでした。
フラメンコオタクの私は
いつも頭にあるのは
憧れのスペインのフラメンコダンサーたち。
その憧れだけが
私のフラメンコで
正直
日本人ダンサーは自分を含めて眼中にないのです・・・
フラメンコが大好きで
フラメンコを踊っているし
フラメンコを教えている。
だけど
「日本人がフラメンコを踊っているのは滑稽だ・偽物だ」
そう思っているのが本音なので
落ち込んでいる状態がある意味当たり前なのです。
常に「絶望」している状態だと言えるのが私の本音なのです。
私は「モノマネ芸人」のようなものだな、
そんな風にクールに傍観している自分がいます。
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何が言いたいかというと
もしアナタがフラメンコで落ち込んでいるとしたら・・・
それだけ真面目にフラメンコに取り組んでいるのだから
自分をほめてあげて欲しい、ということ。
そして
フラメンコが好きであればあるほど
「絶望」と隣り合わせであること。
スペインのダンスを日本人が踊るのだから
掘り下げれば掘り下げるほど
難しい部分が多くなってくる、という事実は否定できない、ということ。
そして
もし自分よりできているように見えている仲間は
ライバルのように自分を奮い立たせてくれる
有り難い存在になる可能性が高いので
むしろラッキーと捉えること・・・
オンナ同士なので
時々意地悪な気持ちになることもあるだろうけれど
そんなことは
誰でもあることなので気にしないで
仕切り直して
明るくフラメンコを楽しんでいくこと。
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もしアナタが落ち込んでいるならば
成長する五秒前です。
成長する前は必ず凹んで落ち込むような
問題点に気がついた、
ということなので
バージョンアップする自分に時期出会えます。
おめでとうございます!!
良かったですね~~!!