登山初心者がいきなり富士山に登ってきた話
登山には興味ないけど人生で一度は富士山に登ってみたい!って方が少なからずいるのではないでしょうか。私もその一人だったので、先月登頂してきました。
結論から述べると人生観が変わるってことは特になかったのですが、お金払って行っただけの価値はあったかなと思います。
スペック
年齢:20代後半
性別:男
運動経験:学生時代に野球、バスケなど
就職してからは市営のジムで軽く身体動かす機会がたまにあったくらい
(コロナになってからは閉館してるから直近1年はほぼなし)
よくこんな状態で行ったなと今更ながら思います・・
準備編
・6月初旬
富士山に登る決意をする。コロナ禍なので人が少ないから逆に狙い目なのではと思ったのが決め手。
時期は7月の平日で梅雨明けすぐが狙い目かな~とざっくり時期を決める。
・6月中旬
さすがに登山経験ゼロで行くのはまずいと思い、お試しで高尾山登頂。このときに一緒に登った友人に「富士山登ろうぜ」と誘ったら、「高尾山できついから無理」と言われ、ソロ登山が確定した。
・6月下旬~7月上旬
どう考えても初心者ソロで富士山登頂ができるわけがないので、ツアーにすることに。
頂上までのルートがいくつか選択できるのだが、google先生曰く初心者におすすめは吉田ルートか富士宮ルートとのこと。吉田ルートのほうを進めてる人が多く見受けられたので、人込みを避け富士宮ルートにした。
(このご時世じゃなかったら難易度考えて、絶対吉田ルートにした)
■ここまでで決めたのは以下
日程: 7/19(金)~7/20(土) 仕事の都合で2日空いてるのはここしか取れず
1日目:登山(9合目まで)
2日目:ご来光&下山
金額:ツアー参加費、リュック等のレンタル、保険などを合わせて32000くらい
その他:手袋、行動食などのレンタルに含まれないものの買い足し(5000くらい)
▼持ち物は以下のサイト参考にしました。
登山編
6:40 東京駅集合
ここからお昼くらいまでは富士山の5合目までバスに揺られてました。。
12:00ごろ 富士山5合目に到着
登山メンバーと軽く自己紹介したあと軽くストレッチをしていざ登頂!
初日は9合目までひたすら登る感じでした。
道中で逆さ富士(天気いいときじゃないと見えないらしい)見れたのが印象的だったかな。
18:30ごろ 9合目の宿に到着
休憩で1時間くらいだったので、およそ5時間くらいかけて登りました。
そんなに早いペースではなかったらしい。体力よりも若干高山病になりかけててそっちが辛かったです。
21:00 ご飯を食べて就寝
高山病で頭が痛くてあまり食べれなかった。。山登り初心者は体力よりも頭痛のほうがキツいかもしれない。
26時ごろ 起床して9合目から頂上を目指す
正直ここが一番つらかった。頭痛と戦いつつ日が昇ってくるのを焦りながら登った。ここまで来たら引き下がれないから精神力勝負。
こんな感じで夜が明けてくのはなかなか見れないから、貴重な経験になったかな。
28時ごろ 頂上へ
この間高山病で死にかけてたけど、日本一の高さから見るご来光にテンション上がって回復した。(サムネのやつ)
ご来光見た後はお鉢巡りで富士山の頂上をぐるっと一周。
剣ヶ峰が本当の富士山の頂上(3776m)なので、せっかく来たんだからそこまで踏破してきました。
30時ごろ 下山
もうここからはひたすら下山。体力的にはそこそこ辛かったから心を無にして下りまくる。時間にすると4時間くらい降りてた。
下山し始めたくらいの写真。この時間帯になると恐ろしいくらい晴れてた。さっきまで空が白んでたのを楽しんでたのにって感じ
帰宅
お疲れさまでした!!
その後
まず帰ってからは2日くらい筋肉痛になったのでずっと家で療養。運動不足を実感しました。。
富士山を登ったことについて最初は特別感があったけど、帰りのバスで隣だった人に登山歴を聞いたら17回登ってるって言われ、そんな特別なことでもないなと思った。意外だったのは母が学生時代に登ってたらしくて、驚くとともに特別感は一気に薄れた。 それでも良かったなと思う点は、登る前の自分みたいに「人生で一度は~」って言ってる人に「登れよ!」って言えるようになったってところかな。「7~9月までの期間限定」感と「難易度」を考えたら、程よい難しさで挑戦する価値のある難易度ではなかろうか。
最後にまとめると、富士山を登るのは結構大変。でも、登ってみたい人は人が少ないとき選べば値段以上の体験が得られるよ!!といったところです。
そして、高尾山登ったやつとは連絡が取れなくなった。笑 登山がよっぽど堪えたみたいなので、そろそろ連絡ください。
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