素材に拘る
ジュエリー製作を始めた時に
初めて知ることも多くびっくりしたことが沢山ありました。
個人的にゴールドの色味とかから18金(K18)が好きだったので自分で作るとなったときに作りたいのはK18かなと なんとなく思っていました。
製作を始めると練習で作ってみるのはシルバー。
これをゴールドで作りたいとなるとなんと何十倍もの価格に...
気軽に試しでは作れない..
この時のショックは大きかったです。
そしてゴールドはシルバーより比重も大きい為、同じものでもゴールドは1.5倍近く重くなります。
ESTHERでは大きめのモチーフが多いので純金での製作は難しく、販売するとなるとちょっとしたものでも驚く金額になります。
なのでベースはシルバーで作成し、周りをゴールドでコーティングするメッキ加工を施しています。
一般的に売られてるものはメッキ加工が多いことにも当初はびっくり。
ベースの種類は色々あり、多いなと思うのは真鍮。
シルバーよりも軽く安いことも魅力なんだと思います。おそらく。
そう考えるとハイブランドのジュエリーは純金かというと実はそうではなく、シルバーでもありません。
考え方はブランドそれぞれなので何がいいというのはないと思います。
でもESTHERのちょっとした拘りは土台にシルバーを使うこと。
練習から作っていて慣れてるということもありますが、シルバーは削りカスとかサンプルなど使わない素材を集めてシルバーに戻すことができるんです。
これも製作を始めて知り、100%ではないですが還元できることが素晴らしいなと思い、私がシルバーに拘る1番の理由です。
そんな理由からベースにはスターティングシルバー、そしてK18イエローゴールドのメッキ加工がESTHERの素材の基本になっています。
とはいえ、特にリングはボコボコしたデザインが多く表面のメッキが剥がれやすくなってしまうのでK18だけで作りたいなという思いと価格との葛藤があります。
後々は選べるようにできるといいかなとも考えてますが今後の展開次第かなとも..
肌に馴染む柔らかいゴールドがESTHERのカラーだと思い、これからもゴールドの色には拘っていきたいと思ってます。
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