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リアルな就活Q&A #6『将来やりたいことが未だに具体的に見つかっていません。どう努力すればいいかもわかりません。』

まず、大学3年生で将来やりたいことが具体的に見つかっている人というのはほぼいないと思ってください。
私は逆に、就職活動が始まって(または始まる前)数カ月で将来やりたいことが見つかる方がビックリです。昔からずっとやりたいことがあってそれに向かって大学や専門学校へ進学しているような方を除けば、明確になっていない方のほうが多いのではないかと思います。
この部分を今から数カ月で無理やり探し出すことは結構難題ですので、企業に求める自分の就活軸に視点を変えてみるのも良いかもしれません。「これだけは絶対に譲れない部分」ですね。
(参照 #1『就活軸はどうやって考えるの?』

「いやいや、どうしても将来やりたいことを見つけたいんだ!」

という場合にやるべきこととして、まずは自己分析となります。
過去どのような人生を送ってきたか、現在どんな人生かを徹底的に洗い出します。自分だけではなく家族や友人などにも頼って追求します。自分がどんな人間なのかを理解できれば、そこから未来を創造することができるようになります。その未来を創るために何をするべきなのか、どこでどんなことをしたらいいのかを考えます。
(参照 #3『自己分析??なんだそりゃ!』

同時進行で進めるべきなのが企業研究です。
自分の未来を創る企業を探します。
現在取り組んでいるインターンや説明会への参加は企業研究の最たるものですので、どんな企業だったのか必ずメモ等を取って残しておいてください。
何も、インターンや説明会に参加しなくても企業研究はできます。HPやSNSなどを見て、いくらでも調べられます。ただ、そこに書いてある情報が正しいのかどうかは、やはり一歩踏み込んで説明会等に参加し確認するほかありません。文字なんてどうにだって書けますからね。

そして、自己分析で導き出した結果と企業研究の結果を見比べると、なんとなく合いそうな企業がピックアップできると思います。

ちなみにこんなことを書いている私自身、将来やりたいことなんて分からないまま就活を進めていました。ただ、その分視野を広げて色んな企業を固定観念なく見ることができたように感じます。

先にやりたいことや興味のある業界をある程度絞ってから就活を進めると、「就活自体」はスムースに進んでいくと思います。しかし見方を変えると、視野が狭くなり実は視界の外にもっと自分に合う企業があったのに見過ごしてしまう可能性を高めてしまう事にもなりかねません。
将来やりたいことは就活を進める中で自然と見つかることもあります。

就活の最終目標は企業に入ることではなく、入った企業でどうなるかだと思います。その企業で自分は何をしたいのか、何ができるのかという視点が将来やりたいことになるかもしれません。

無限に広がる可能性を自ら狭めすぎないような就職活動をしていただきたいと思います。

全ての就活生が良い企業に出会えますように☆彡

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