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【出版のミライ⑳】RADIO「あり方研究室」から学ぶ

本日のエッセンシャル出版社のミライ会議は、エッセンシャル出版社が運営している大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」の収録から感じたことをシェアしました。

こんにちは!エッセンシャル出版社の小林です。

私が、”本づくり”をしていく上で、日々、どのようなことを考え、どのような目的で本をつくっているか、記事風に残していきたいと思います。

【プロフィール】

大学卒業後、年中~小学校6年生までの子を対象とした塾、花まる学習会に入社。将来メシが食える大人になること、魅力的な人になるということを教育理念の事業で、授業や野外体験の引率などを行う。授業など子どもたちに関わる傍ら、広報部、講演会事業、ブロック責任者などあらゆる業務にも携わる。現在はエッセンシャル出版社で、本づくり、広報など、出版業に関わる全てに携わる。

エッセンシャル出版社: https://www.essential-p.com/

本日は、ミライ会議の前に大久保寛司さんのRADIO「あり方研究室」の収録がありました。
寛司さんの対談の様子を見たり、話を聴く度に、
自分のあり方を問い、
エッセンシャル出版社としてのあり方を問い、
エッセンシャル出版社で出版している書籍のあり方を問うことになります。


書籍『あり方で生きる』にも掲載されている項目で、大久保寛司さんは、「響きのある人、余韻のある人」になりたいということを書かれています。どういうことかというと、何を言うか、発するかではなく、そこにいるだけでエネルギーを伝えられる人になりたいということです。

20 余韻のある人


ただそこにいる、その佇まいで人にエネルギーを伝えるというのは、究極の形なのではないでしょうか。

また、書籍には「人は発信体でもあり、受信体でもある」という言葉があります。この言葉をもとにすると、そのエネルギーを発している人がいたとして、自分という受信体の感度が低いと、いろいろなものを感じ取れないのだと思っています。

17 人は発信体であり、受信体でもある

あらためて、より本質的な価値を受け取っていくためには、常に自分の受信体としての感度をあげておくことも、必要なことなのだと感じています。

そこで、先日、フォトセラピーやアート講座をしている方にお聞きした、「意識すると見えてくる」というやり方(「〇を探す」とか「△を探す」と思って街を散歩すると目に入ってくるようになる)を活かして、私も毎日「ワクワクする!」「いいな!」「キレイだな」と思ったものを写真に撮ることを始めました。

大久保寛司さんの「あり方研究室」では、いつも、大久保寛司さんの「聴く力」に感服せざるを得ません。
対談相手や誰に対しても、寛司さんの態度・あり方は常に一緒です。
それは、「ジャッジしない」という姿勢です。

人と話すとき、話の内容によっては、
共感できないこと、賛同できないことも、いろいろあるのではないかと思います。

でも、そういう場合、「あなたがそう思ったこと、そうしたことについては受容する」という姿勢、ジャッジせずフラットな姿勢というものがあると思います。

「話を聴くときは、共感することが大切」ともよく言われますが、やはり、時には共感ができないこともあると思います。
(自分には体験がなく、わからないという点など)そういう場合は、やはり大久保寛司さんのようなジャッジしない、フラットで何でも受容するという姿勢が、とても学びになります。

前回、「あり方研究室」で対談をしてくださった、さわとんさんの回での、その寛司さんの様子は顕著に表れていました。

寛司さん:鬱のときってどんな感じなんですかね?私みたいなのは鬱になりにくいようなので。
ーーー
澤登さん:ビルの上から降りちゃったんです。
寛司さん:降りちゃった?え、ちょっと待ってください。(中略)降りる瞬間っていうのは「無」ですかね?これで楽になれるとか考えるんですかね?

例えば、こんな調子で寛司さんの対談は進んでいきます。もちろん、誰もがこのような言い方をすればいいということではないのもポイントです。
大久保寛司さんが、あり方を伴った言葉のエネルギーで話すからこそ、ある意味、ショッキングな内容であつても、自然に話が進んでいくということなのだと思います。

このような感じなので、大久保寛司さんと話している人から、「今までこんな話を人にしたことないんですけど…喋ってしまいました」という方が続出するのです。

いろいろな物事について、ついつい、ジャッジしながら見てしまったり、聴いてしまったりすることはあります。そうすると、偏った価値観を「これが私の価値観だから」と頑固に持ち続けてしまうことになるのかもしれません。

大久保寛司さんの話に触れていると、「信念を持つ」ということとは別軸で、「ジャッジせず、フラットに受け入れてみる」という軸も持つことで、見える世界はより広がっていくのではないかと気づくことができます。

あり方で生きる39ジャッジしない


これからの時代、「あり方」は、本当にますます大切になっていくと考えています。そのためには、本の内容だけでなく、出版社の「あり方」も大切にしていきたいと思います。

今後も、エッセンシャル出版社としては、「あり方」を学び、それをただ知識としてだけではなく、自分たちも実践し、行動を変容していけるような、体験する本(※紙だけにとどまらない)を制作・発信していこうと思います。


35 言葉の本質はエネルギー


よろしければ、一度、「あり方研究室」をラジオ(音声配信)、または字幕付き動画で見ていただけたらと思います。


✴︎「あり方研究室」は、音声でも配信しています。


大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長

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日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。
特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。

大久保寛司著「あり方で生きる」


■書籍「あり方で生きる」には、章ごとに、大久保寛司さんの音声ナビゲーションが付いています。

「はじめに」「おわりに」の部分は、下記から無料で聴けますので、
よろしければ、こちらから、お聴きいただければと思います。

■「あり方で生きる」音声ナビゲーション


■これまでの「あり方研究室」はこちらから、どうぞ!↓



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