見出し画像

中竹竜二×新山智也「スポーツに学ぶ人間力の育て方 スポーツ × 子育て=人間力育て」(前編)

ラグビーをはじめとするスポーツ界ではコーチのコーチとして、またビジネスの分野ではリーダー育成でも定評のある中竹竜二さん。今年、はじめて育児についての見解をまとめた、『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』を上梓しました。

その出版記念第1弾として、中竹竜二さんと、香川真司選手とのコラボによる人間力を磨くサッカー教室「Hanaspo」代表の新山智也さんの対談が行われました。テーマは、「スポーツに学ぶ人間力の育て方 スポーツ × 子育て=人間力育て」。今回は、その内容をお伝えします。

新山さん:こんにちは。『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』の著者である、中竹竜二さんに、スポーツや子育てのお話を伺っていきたいと思います。

私は、株式会社 Hanaspo を主宰しております。ここでは、競技のスキル向上に加え、人間教育を目的に、4~9歳までの子どもたちにサッカーを教えています。サッカーコートでのインタビューや、ヒーローインタビューなどの取り組みでは、「言葉の力」を磨いたりもしています。スポーツの指導者というと、一般的にはスポーツ出身の方が多いと思いますが、私たちは学習塾出身で、「教える」ということを専門としています。

今回、新刊を拝読し、「いままでやってきたことは正しかったのではないか」と背中を押してもらえたような気がしました。

中竹さん:少し自己紹介とともに、本の紹介をさせていただきたいと思います。ご興味を持たれた方は、ぜひ、お読みいただければと思います。


「Yet Mind」―まだの力

みなさんは、「マインドセット」という言葉を聞いたことはありますか?「考え方の癖」のことです。なかでも、人の成長に関するマインドセットは、大きく「フィックストマインドセット」「グロースマインドセット」の2つに分けられます。

・フィックストマインドセット…人は生まれ持った資質がすべてで、人は変わらない

・グロースマインドセット…人は必ず成長する

これは、客観的事実かどうかでなく、その人の「人の能力の捉え方」のことです。私はもともと、この言葉がはやり出す前から、圧倒的にグロースマインドセット派で、コーチングでもこちらを採用していました。

どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』でも、「グロースマインドセット」の話が多いです。この概念を広めたいというのが、僕の願いで、私の会社のチームボックスもこれをミッションのひとつとしているのですが、なにせ言葉が長いですよね、そこで、「Yet Mind」という言葉を作って、それを広めようとしています。「Yet」は「まだ」、「Mind」は「心持ち」ですね。

もともと、教育の世界には、「Power of yet(まだの力)」という概念があります。これは、例えば試合に負けたときに、「だめだな」ではなく、「まだだめだな」と考えるということです。いつかは成長する、勝てると信じているからこそ、言える言葉です。

例えば、受験での「合格」と「不合格」を「Yet Mind」の精神でいうと、「充分足りましたね」と「まだですね」になります。

私は、日本ラグビー協会で、「指導者の指導者」という立場にいますが、コーチの指導者試験で受からない人には、「不合格」と言うべきところを「まだだめですね。でもあなたは必ず合格しますから。」と、「未合格」という概念で伝えます。相手はこれを聞いただけで、変わるのです。これは家庭でも企業でも同じだと思います。

私の経歴を紹介しますと、生まれは福岡県で、中学、高校、大学とラグビーを続けてきました。早稲田大学のラグビー部では主将でしたが、一度もリーダーになったことがないまま主将になったのは、90年の歴史のなかで、僕だけでした。これは、いろいろなメディアやOB、下級生からも批判されました。しかし、そんなときも僕は、「まだこれから」「むしろ伸びしろ満載だ」と思っていました。

大学卒業後の留学を経て、サラリーマン生活を送っていると、突然、母校の早稲田大学から監督就任のオファーがきて、清宮克幸さんという名監督から日本一のチームを引き継ぐことになりました。一切の指導経験なし、現役時代に優勝したこともないまま、今度は監督になったわけです。これも散々批判されましたが、このときも、「Yet Mind」で乗り越えました。珍らしいキャリアだったため、「情熱大陸」という番組にも出ましたが、決勝戦で負けて泣いているシーンでクロージングされるという、寂しいものでした。これもいまとなっては懐かしく思い出します。

その後、日本ラグビー協会に所属し、日本代表の監督に就任することになりました。これも、「代表」になった経験がないのに、監督になったわけです。またその後、「日本代表の監督代行」という、もっと大きな仕事をいただくことになり、これも相当批判されましたが、僕は、やはり「Yet Mind」を持って、「ここからだよ」と思ってやっていました。

そしていまは、「コーチのコーチ」や「コーチのコーチのコーチ」という日本で初めての立場にありますが、これも「まだこれからだよ」の精神でやっています。ほかに、プロ野球やバスケットボール、バレーボール、陸上も見ていますが、これもやはり、経験値ゼロで始めました。「あなたにできるのですか」と問われたときは、「いまはできません。でも、伸びしろは満載です。」と答えました。

人はこうやって、「Yet Mind」を持つことで育つのだ、ということを、『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』でも紹介しています。

「仲間とともに学ぶこと」の意義


ところで、私のもともとの専門は、「リーダーシップ」や、日本ではなかなか浸透していなかった「フォロワーシップ」でした。人を「引っ張る」だけでなく、「支える」という概念です。また、「組織文化」も私の専門です。この点でいうと、花まる学習会さんの組織文化は、とてもいいと思っています。スポーツ界や企業において、そんなにいい人材が揃っていないのに勝ち続ける組織や、いい人材が揃っていながら勝てない組織もあります。このような「文化の醸成」も私のテーマです。

ここからは本に合わせて、マネジメントや組織文化の話を織り混ぜながら、「人はどのように成長していくか」という人材育成の話をしたいと思います。本の題名には「子育て」とありますが、「親の学び方」や「親育て」という側面も強いです。実際、私は、選手を育てるというより、「コーチを育てる」という立場でいることが多いです。

ところで、本のタイトルにもあるように、なぜ、「オフ・ザ・フィールド(=競技場の外)」に焦点を当てているかといいますと、スポーツ以外での人間性が、結果的にいかにスポーツに直結するか、ということなのです。逆に、スポーツで培った能力が、いかに人間力を高めることに結びつくか、ということの表れでもあります。

人は試合中、ボールばかり見がちですが、名将と言われる人は、ボールに触らない人の動きが、いかに重要かを知った上でチームを作っています。そして、そのチームは強いです。

そもそも人間はどんなに頑張っても、1日中練習はできないわけです。「オンザボール」だけでなく、「オフザボール」の時間が大半なのですね。この時間でのあり方が、全人格を作っていく大きな要素になります。つまり、日常生活が大事だ、ということですね。

新山さん:今回のテーマはまさに「スポーツに学ぶ人間力」です。「人間力」というのは、人によって解釈が違うと思いますが、私は「社会で生きていくための力」と定義しています。具体的には、困難が立ちはだかったときに、解決までの道筋を考えて、その壁をいかに超えていくか、また、他人を巻き込んで解決することができるか、という力です。中竹さんが思う「スポーツで学ぶ人間力」とは何でしょうか。

中竹さん:人間力という言葉は多岐に渡りますが、人はいい意味で自己中心的な存在で、そもそも自我が芽生えるときには自己中心的に芽生えていくのが、健全な成長のあり方です。スポーツでは、「利他精神」、つまり他者を敬ったり、他者を助けたり、他者と共存してくことの価値を学ぶことができます。これは、集団競技だけでなく、個人競技においても同じです。チームとともにあるときは、「みんなで共に頑張る」という意識が芽生えますし、チームでなかったとしても、いいライバルが現れると、頑張ることができるのです。つまり、自分をひっぱってくれる人の存在に気づくことで、「人間力」が高まっていくと思います。

新山さん:視聴者の方から、「仲間と連携する力は、幼少期を含めてどのような経験によって養われますか」という質問をいただいています。

中竹さん:ラグビーもサッカーも野球もそうですが、課題が大きくなればなるほど、一人で解決できるものではなくなっていきますよね。例えば、相手11人に対して、「ゴールを1人で守れ」というのは、ほぼ無理なわけです。一人で活躍したい思いはあっても、相手の守備がたくさんいたら、プレッシャーになかなか勝てるものではありません。ところが、仲間がいることによって、相手の意識が分散されて、うまくゴールが決められたりするわけです。これによって、仲間の存在の価値やその意義を必ず感じることができるのですよね。こういう経験が大切です。

一方、いま少しずつ変化してはいますが、いわゆる受験などは、「自分だけの力」が試されるわけです。これも非常に大切な経験ではありますが、実際に社会にでたときには、「自分だけの力」で何かをするというより、「人とともに力を発揮する力」が必要です。

一概には言えませんが、学校教育で成功した人が、社会に出てからキャリアで失敗するケースの一因として、「自分は頑張ってきたのだから」と、その成功体験に基づいて仕事をし、その結果、自分ほど頑張っていない人を否定したりするということがあります。一方、「自分はひとりでは頑張れなかった。でも皆のおかげで頑張れた」という経験をしてきた人は、社会に出てから圧倒的にパフォーマンスを上げていきます。そもそも会社の評価は、個人で成果を上げられるかでなく、チームで成果を上げることができるかによるのです。

つまり、受験と実社会では、試される能力と、その評価基準が全く違うのに、我々は、つい学歴で評価しがちなのです。でも、長いキャリアを考えたとき、また、困難に直面したときのことを考えると、自分の能力を上げることに全力を尽くすよりも、いかに「人とともに成果を上げる」ためのノウハウを養っているかが大切です。この力を養うのに、スポーツが絶対とは言いませんが、非常に便利な、― 言い方が難ではありますが ― いわゆる「道具」になりうることは間違いありません。

新山さん:私も、そのご意見に賛同します。私は小さいころからサッカーをしていて、小学校では強いチームにいたのですが、サッカーで優秀な兄と比較されたことによって、一度小学生で離れ、大学時代にフットサル部で復活したという経緯があります。この大学時代にとてもいい経験をしたのですが、通常はチームで一番うまい人の声が大きくなるところを、うちのチームで優秀なプレーヤーは、「人の話によく耳を傾ける人」でした。それで、チームがうまくいっていました。仲間との連携をはじめ、スポーツから学べることの多さを思い、「Hanaspo」という今の会社を立ち上げました。

中竹さん:そうですね、先ほどもお話しましたが、スポーツが全てではないにせよ、スポーツからは気軽に学ぶことができますよね。一人で完結する勉強に加えて、スポーツや、アート、山登りなど、仲間との学びの場があるといいと思います。

新山さん:そうですね。それともうひとつ、「課題に直面したときに、それを解決したいと思えるかどうか」という点でも、スポーツは有効だと思います。スポーツでは、「勝ちたい」などのモチベーションが強いからこそ、試行錯誤をすることができます。これもスポーツの良さだと思っています。

ここで、もう一つ視聴者の方から「スポーツには、野球やサッカーなどの集団で行うものと、空手や柔道などひとりで行うものとがありますが、この違いによって人間力の育て方は違いますか」という質問をいただいています。

中竹さん:競技性による違いは出てくると思います。ただ、組織文化の視点からいうと、集団スポーツも個人競技も同じだと言えます。

例えば、柔道や空手、陸上などの個人競技を、本当に一人で行っているかというと、そうではなく、所属する道場や部で、一緒に練習して共に戦う人たちがいるわけです。自分より多く練習している人や、自分より本気で先生に立ち向かっている人、また、自分より本気で勝敗に一喜一憂している人がいると、刺激になりますよね。

ただ、試合などでは、一人の力に頼ることになりますから、個人競技では、decision(決定する力)が、集団競技よりも圧倒的に磨かれます。また、技に関しても間接的な影響がない分、責任感の醸成がなされる傾向にあります。

decision(決定する力)と言語化の重要性

新山さん:先ほど、decision(決定する力)のお話がありましたが、やはりスポーツにとって大事なことでしょうか。

中竹さん:そうですね、経験や体験の視点からも大事だと思います。人の消費に対する関心が、「モノ」から「コト」、つまり経験や体験を買うことに変化して久しいですが、では経験や体験の価値とは何かというと、「先が読めない」ということです。スポーツの試合に何故、人が足を運ぶかというと、その場に行かないと、「勝ったら嬉しい」「負けたら悔しい」という体験ができないからなのですね。そして、その試合の結果は、選手たちのdecision、つまり決断の積み重ねによります。スポーツを観戦する醍醐味の一つは、予測不可能な選手たちのこのdecisionの積み重ねを見ることなのだと思います。

新山さん:私が子どもたちを教えているなかで、言われたことはしっかりするけれど、自分でなかなか決められない子、やりたいことが見つけられない子が多いと感じています。この経験からも、スポーツでdecisionする機会があるのは、教育にとっても良いことだと思っています。

中竹さん:そうですね、決断はなかなか怖い面もあるので、スポーツでは、そういった「決定」が、日常よりは気軽にできるという位置付けになるといいなと思います。

新山さん:『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』でキーワードとなっていた、「言語化」についてお聞きしたいのですが。

中竹さん:脳科学によると、脳は一日に万の単位で何かを閃いているといいます。私も、いま、お話していて楽しいと思いながら、一方で、聴いている人は、楽しいのかな、という相反する思いも沸いています。このようななかで、「いまの気持ちを教えてください」と言われた場合、矛盾する沢山の思いのなかから、1つの言葉を「decision」して言語化する必要がでてきます。昔から「役職が人を伸ばす」と言われてきましたが、それは役職が人を伸ばすのではなく、人前に立って言語化する機会が増えることで、決断に対する免疫がついた結果なのです。言語化は、「decision」のいい訓練になるのです。

新山さん:この言語化の重要性に気づかれたのは、スポーツを通してだったのでしょうか。

中竹さん:言語化の大切さについては、現役のときには気づいていました。先ほどもお話したように、私はプレイヤーとしては全くだめで、皆をひっぱることもできないまま、キャプテンになりました。では、引っ張らずに、どうやったらチームの皆に頑張ってもらえるかを考えた結果、自分の想いや皆へのリクエストを、なんとなくではなく、しっかり言語化することに決めました。また、頼りない自分を支えてほしい、という相談をしたことも、うまくいく要因の一つになったのですが、悩みも、いかに言語化して伝られるかが大切です。

ホモサピエンスは妄想する力があったからこそ、ここまで進化しましたし、また、妄想を言語化したことが、非常に大事なことだったと思います。このようなことからも、僕がコーチとして選手やスタッフに徹底的に指導するのは「言語化」です。

新山さん:確かに、スポーツで成長し続けるためには、言語化は重要なキーワードだと思います。ただ、言語化は、幼少期の子どもたちに教えるのが難しいという実感があります。

例えば、お母さんの「今日は何が楽しかった?」という問いかけに、「試合」とだけ答えたりするので、質問の仕方が難しいです。そもそも小さい子どもは耳から成長するものなので、言葉で表現するのは簡単なことではありません。そこで私たちは、子どもたちが言語化にアプローチするための取り組みとして「ヒーローインタビュー」というものを設けています。ここでは、「この3つの練習のうち、どれが楽しかった?」というような、より具体的な質問を投げかけるのですが、子どもたちの返答の質がよくなったりします。この言語化は、スポーツの世界以外でも必要な能力だと思うので、このような意味合いも含めて取り組んでいます。

中竹さん:素晴らしいですね。スポーツにおいて、言語化が進んではいますが、「言語化が何故、人の成長にとっていいのか」という本質的な問いも大事だと思います。私はその理由のひとつに、選ぶ力、「decision」があると思いますが、Hanaspoさんは何故、言語化にこだわっているのでしょうか。

新山さん:言語化は、リアルな生活で活かせるという観点からも重要視しています。サッカーで学んだことを、サッカー以外にも活かしてほしいと思っています。

中竹さん:ひとつ補足しますと、人間は本能的に意味づけしたくなる動物ですが、この意味づけは言語によって行われます。自分が納得する言語化ができれば、再現性が高まり、普段の生活にも活かすことができるようになるのですね。「再現」も言語化のポイントだと思います。

(後編につづきます)
・指導者は、「いかに教えるか」ではなく「いかに学ぶか」
・日々における「decision」の活かし方
・中竹さんが「ラグビーで人間力を鍛える教室」を主宰するなら? …etc


―中竹竜二( Nakatake Ryuji )

画像1

株式会社チームボックス代表取締役
日本ラグビーフットボール協会理事

1973年福岡県生まれ。早稲田大学卒業、レスター大学大学院修了。三菱総合研究所を経て、早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、自律支援型の指導法で大学選手権二連覇を果たす。2010年、日本ラグビーフットボール協会「コーチのコーチ」、指導者を指導する立場であるコーチングディレクターに就任。2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチを経て、2016年には日本代表ヘッドコーチ代行も兼務。2014年、企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボックス設立。2018年、コーチの学びの場を創出し促進するための団体、スポーツコーチングJapanを設立、代表理事を務める。ほかに、一般社団法人日本ウィルチェアーラグビー連盟 副理事長 など。
著書に『新版リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは』(CCCメディアハウス)など多数。
2020年、初の育児書『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』を執筆。

◆『オフ・ザ・フィールドの子育て』の紹介◆

本書では、「多様性」というキーワードに着目し、それを独自に育んできたラグビーに学ぶことで、子どもたちに多様性を身につけてもらえる、子育てをよりよくできるのではないかと考えました。

教えてくれるのは、「コーチのコーチ」をしてきた“教え方のプロ”である中竹竜二氏。

さらに、花まる学習会を主宰する高濱正伸先生から、著者の考えに対して、「子育て」や「学び」の観点から、適宜コメントを入れていただきました。また、巻末にはお二人の対談を掲載し、ラグビーに学ぶことの意義についてご紹介しています。

改めて「ワンチーム」という言葉の意味や、ラグビーが大事にしてきた「オフ・ザ・フィールド」という考え方を知ることで、わが子の個性をどのように活かしたらよいかを考えるきっかけとし、わが子が実際に輝ける場所を親子で一緒に見つけてほしいと思います。

“サンドウィッチマン推薦! ”
ラグビーがなかったら、いまの俺たちはいなかったと思う。
「中竹さん、ラグビーから学んだことは、今に活きています! 」

[目次より]
1章■「自分らしさ」を見つければ、可能性はずっと広がる!
人を育てるための第一歩
自分との向き合い方、振り返り方
「好き」と「得意」は分けて考える
弱さをさらけ出すことを恐れない/「自分らしさ」を見つける方法 ……ほか

2章■off the fieldで子どもを伸ばす親の6ヵ条
親が陥る間違った「期待」のかけ方とは?
成功している未来の自分に会いに行く
子どもを伸ばす親になるための6ヵ条
成長の度合いを測る方法 ……ほか

3章■自他ともに成長するための「フォロワーシップ」
全力でフォローする人がいるチームは強い!
全員がリーダーになる必要がある時代
ラグビーが多くの人に感動を与えた理由
型破りなキャプテンとともに学んだ1年 ……ほか

4章■特別対談vs.高濱正伸さん






いいなと思ったら応援しよう!

エッセンシャル出版社
想いを込めて作った書籍を応援してもらうことに繋がり、大変嬉しく思います。 また本が売れなくなっているというこの時代に、少しでも皆様にお伝えしたいという気持ちの糧になります。